フリーランスエンジニアになるにあたってどんなプログラミング言語を身につけるべきかきになって本記事へたどり着いた方も多いかと思います。
そこで今回は稼ぎたいフリーランスエンジニアが身につけるべきプログラミング言語の紹介をしていきます。
僕もフリーランスエンジニアを5年やってきましたが、実はVBA以外はほとんどできずにフリーランスエンジニアをやっていました。
プログラミングがほとんどできずにフリーランスエンジニアをやった結果、僕はフリーランスにも関わらず低単価・案件が少ないという状況に追いやられました…。
なので、同じようにフリーランスエンジニアで低単価で働くという人が発生しないようにと思っています。
本記事で紹介する内容は、フリーランス向け案件サービスの最大手のレバテックフリーランスの案件情報を元に見ていきます。
主に次の観点で解説をしていくので、フリーランスエンジニアで高単価かつくいっぱぐれないようにしたいという方は参考にして頂ければと思います。
- フリーランスエンジニアにプログラミングスキルが必須な話
- 言語別の単価ランキング
- 言語別の案件数ランキング
- 最低限おさえるべきプログラミング言語
また、後半の方ではフリーランスエンジニアとして生き抜くために重要な考え方についても紹介しています。
フリーランスとして収入を上げたい方、自信の持てるスキルを身につけたい方は最後までお付き合い頂ければと思います。
- 本記事を書く僕はSE歴9年(会社員4年/フリーランス5年)
- 現在はフリーランスWebマーケター、VBAだけでなく今はHTML/CSSと多少のPHPを操れる状態
プログラミング言語に自信ないフリーランスエンジニアは要注意!
まず最初にプログラミングスキルがない方は要注意という話をしていきます。
実際に僕はフリーランスエンジニアになった際、できたプログラミング言語はほぼなしという感じでしたが、その結果下記のような結果をもたらしました。
- 選べる仕事が少ない
- ほとんどが常駐の案件で働き方を選べない
- なかなか単価が上がらない
- 初対面の人と会った時に「なんの言語できるの?」という質問にタジタジ
働いてきた現場で僕以外にもプログラミングができない人がいたところもありましたが、同じような状況でかつ「この人何ができるんだろう?」と疑問に感じるような人もいました。
別にエンジニアでなくともできるような仕事をしている方もいて、多分ですが、低い僕の単価より更に低い単価で仕事をしている状況でした。
なので、マネジメントスキルに長けているとか突出した何かを持っていない方は、フリーランスになってからでも良いので、プログラミングの勉強をしっかりすることをおすすめします。
独学でも良いですし、下記で紹介しているプログラミングスクールを活用するでも良いです。
まだプログラミングに自信がないという方は、この後紹介する情報を元にしっかりとプログラミングをできるようにしましょう!
スクール選びに迷う方は、オンラインでどこでも受講できるテックアカデミーがおすすめ。
色々なコースがありますが、おすすめコースは下記で紹介しています。
フリーランスエンジニアの単価を言語別にランキング
それでは、プログラミング言語別にフリーランスエンジニアの単価をランキングで見てみましょう。
レバテックフリーランスの平均単価を元に代表的な言語を見ると次のようになっています。
Kotlin | 85万円 |
---|---|
Swift | 82万円 |
Go | 82万円 |
Ruby | 80万円 |
Python | 78万円 |
PHP | 73万円 |
JavaScript | 73万円 |
Java | 71万円 |
CSS | 71万円 |
HTML | 70万円 |
C# | 69万円 |
SQL | 65万円 |
VB.net | 63万円 |
VBA | 60万円 |
※情報元:レバテックフリーランスの2020/7/21時点の案件情報
上記の通りとなりますが、次に見る案件数をご覧いただければわかる通り、比較的ニッチな言語が1位~3位となっています。
ただニッチと言いつつも、いずれも需要のある言語です。
SwiftとKotlinはスマホ開発用、Goは最近人気がどんどん上がっている言語となります。
フリーランスエンジニアの案件数を言語別にランキング
続いて言語別にフリーランスエンジニアの案件数を見ていきましょう。
Java | 2020件 |
---|---|
JavaScript | 1429件 |
PHP | 1284件 |
SQL | 739件 |
C# | 569件 |
Ruby | 563件 |
HTML | 547件 |
CSS | 539件 |
Python | 521件 |
Swift | 306件 |
Go | 284件 |
VB.net | 206件 |
Kotlin | 200件 |
VBA | 148件 |
※情報元:レバテックフリーランスの2020/7/21時点の案件情報
1000件を越えるものに関していうと、JavaやPHPやフロントエンドだけでなくバックエンドでも使われる言語ということもあり、多くの案件があります。
JavaScriptに関しては、Webページを動的に表示するのによく使われます。
それでは、フリーランスエンジニアが最低限おさえるべきプログラミング言語は何でしょうか?
フリーランスエンジニアが最低限おさえるべきプログラミング言語
最低限おさえるべきプログラミング言語は、最も案件数の多い下記3ついずれかです。
- Ruby
- JavaScript
- PHP
いずれの言語もHTML/CSSと同時に使われるので合わせてスキルとして持っておくと良いでしょう。
僕もプログラミングをできた方がいいと気づいてからHTML/CSSから入り、PHPとJavaScriptを少しかじっています。
HTML/CSSに関して、基礎はテックアカデミーのYouTubeで無料で学習できるので、実際に手を動かしながら学習すると良いですね。
実際のところでいうとHTML/CSSでもちょっとした案件を受注することは可能ですが、単価としては低くなってしまいます。
それに加え、プログラミングでよく使われるIFやLOOP処理などがないため、プログラミングの本質をおさえたいのであれば、一歩踏み込んでJavaScriptやPHPまでやる必要があります。
ただここまでの部分だけを見るとどの言語をまずやるべきか悩んでしまう方もいるかと思います。
重要:ビジョンややりたいことに合わせて言語を選ぶのが重要
これからフリーランスエンジニアになるに向けて、プログラミング言語を身につけるということであれば、最優先するべきは「あなたのビジョン」です。
例えば、TwitterのようなWebアプリケーションを作りたいのにアプリ言語のKotlinを身につけても意味がありません。
全く意味ないというわけではないですが、遠回りしすぎです。
なので、あなたがどのような生き方・働き方がしたいかによって選ぶべき言語が変わります。
Web系であればリモート案件も増えてくる
たぶん、フリーランスエンジニアになりたいという人の多くが「自由な場所で自由な時間に働く」というのをイメージしているかと思います。
もし場所にとらわれずに仕事がしたいのであればWeb系一択となります。
なので、言語としては下記+HTML/CSSです。
- JavaScript
- PHP
- Ruby
JavaScriptとPHPも共存することが多いですが、どちらかができるようになれば一方の言語に関してもわりかしすぐ扱えるようになります。
なので、JavaScriptとPHPはワンセットと考えて良いと思いますが、個人的におすすめはPHPです。
というのも世の中のWebサイトの7割くらいはWordPressで作られていると言われており、WordPressはPHPをベースとした作りになっているからです。
HTML/CSSを独学で身につけた方なら自分でWordPressを使ってサイト開設をして色々いじっていくのが良いので、下記記事を参考にしてみてください。
WordPressブログの始め方!サーバーレンタルから収益化準備まで
ブログの始め方として書いていますが、基本的なWordPressでのメディアの作り方について書いている僕の別ブログへ飛びます。
ちなみにWordPressを自在に操れるようなスキルが身につくとWebマーケティングと非常に親和性が高いので、収入を上げやすくなります。(詳細は後述)
もし、独学でやるのが難しいという方であれば、完全オンラインで学べるテックアカデミーが良いですね。
- フロントエンドコース
※JavaScriptが学べる
- WordPressコース
※WordPress+PHPが学べる
※テックアカデミーなら1週間無料体験+無料でカウンセリングしてもらうことが可能です。
より市場価値を上げたいならRubyが良い
ただ悲報として、PHPはわりかし扱いやすいかつ初心者でもそれなりにすぐできるようになる人も多いため、市場価値としてはそれほど高くありません。
Webマーケティングと掛け合わせでやるなら良いですが、そうでないならプログラミング単体で見るとRubyの方が市場価値は上げやすいです。
なので、下記のような方はRubyのスキルを身につけると良いでしょう。
- 自由な時間と自由な場所で働きたい
- エンジニアとしての市場価値を上げていきたい
- プログラミング単体で稼げる人材になりたい
Rubyに関しても独学でスキルを身につける方もいますが、難易度は高めなのでプログラミングスクールを活用した方がより効率的に学ぶことができます。
スクールの中でもテックアカデミーのWebアプリケーションコース、もしくはポテパンキャンプがおすすめです。
テックアカデミーやポテパンキャンプの評判については下記を参考にしてみてください。
収入を上げたいフリーランスエンジニアがプログラミング言語以外に身につけるべき力
最後にフリーランスエンジニアとして収入を上げるためにプログラミングスキル以外で身につけておくべき力について3つ紹介します。
フリーランスエンジニアに必要なスキルでも解説しているので詳細は割愛しますが、特に次に紹介する3つのスキルがあると収入を上げやすいです。
1.マネジメントスキル
まず一つ目はマネジメントスキルです。
マネジメントスキルと言っても抽象的ですが、具体的にいうと次のような能力になります。
- タイムマネジメントスキル
- 自己管理能力
- チームマネジメント力
特にタイムマネジメントや自己管理能力はフリーランスにとって不可欠です。
割り当てられたタスクをいかにこなしていくかが問われるので、しっかりとマネジメントしながらスキルを伸ばしていくと良いでしょう。
2.顧客との折衝をする力
続いて2つ目のスキルとしては、顧客との折衝をする力です。
エージェントを使う際はエージェントと、チームで仕事する場合はチームメンバーとのコミュニケーション力も必要ですが、基本は顧客との折衝をする力と同じになります。
顧客がどのような要望を持っていて、どのような提案をすれば喜んでもらえるのか、手を動かす側としてどうすればコスパ良くサービスを提供できるかといった面を考えて行動する必要があります。
3.マーケティングスキル
最後にマーケティングスキルですが、詳細は次の記事にて解説をしています。
僕自身もエンジニアとしてのスキルを伸ばしながら、Webマーケティングについても日々学習しつつ仕事をしているので、エンジニア×マーケティング=最強という実感があります。
エンジニアとしてそれなりに自信もって仕事ができるようになったら、マーケティングスキルを伸ばして自分の製品やサービスを作るとより収入を上げることが可能です。
まとめ
今回はフリーランスエンジニアとして稼ぐために身につけるべきプログラミング言語について解説をしてきました。
おさらいすると案件数も多く働き方も選びやすく、今後も稼ぎやすい言語は次の3つです。
- PHP
- JavaScript
- Ruby
プログラミング言語をうまく使いこなせて実務経験として3年くらいあれば、月収70万円くらいは余裕で稼げるようになります。
フリーランスエンジニアになるのにプログラミングが全てではないですが、なるべくプログラミングスキルを身につけた方がいいというのがエンジニア歴9年の僕の結論です。
独学で学習するのも良いですが、オンラインのプログラミングスクールを活用すると効率的に学ぶことができるので、テックアカデミーやポテパンキャンプをしっかり活用しましょう。
無料体験や無料カウンセリングもあるので、実際に受講するかは無料で体験してから決めればOKです。
触れてみないことにはなにもわからないので、まずは無料で体験できるものから体験してみましょう!