中小入れると数えきれないほどの数があるプログラミングスクール。
料金体系も月額制のものもあれば、一回払い切りの固定のものも、無料のものもあります。
なので、料金だけ比較しようと思っても非常に骨の折れる苦行になってしまいます。
僕も本ブログでこれまで色々とプログラミングスクールの紹介をしてきましたが、料金が更新されることもあるし正直大変…と感じてました。
そこで今回、2020年9月最新版として有名どころ16社のプログラミングスクールの料金についてまとめました。
本記事はエンジニア歴9年、現在はフリーランスエンジニア兼Webマーケターをしているミツキ(@MitsukiEngineer)が解説をしていきます。
色々な料金体系がありますが、大きく5種類に分けました。
- 固定料金制
- 月額制
- 転職保証型
- 転職成功時CB制
- 完全無料型
それぞれ解説をしていきますが、一覧でパッと見たいという方向けにマインドマップにてまとめました。(クリックすると拡大します)
2020年9月時点の金額を元に本記事では解説をしていくので、各スクールの最新情報やキャンペーン情報は各社のホームページを見て頂ければと思います。
また、プログラミングスクールの選び方やオススメの7社は下記記事で詳しく解説しているため、料金以外について気になる点がある方は参考にしてみてください。
プログラミングスクールおすすめ7選!徹底比較した失敗しない選び方
・・・というのも料金を気にしている方には申し訳ないですが、プログラミングスクールを料金だけで選ぶのはNGです。
主に下記の観点で見た上で、妥当な金額かを判断することが大事と言えます。
- 受講する目的に合ったスクールであること
- 実際に受講した方の評判がいいこと
- 就職支援のサポートの厚さ
料金について確認した上で、各項目の確認すべきことをしっかりおさえた上でプログラミングスクールを活用するようにしましょう。
というわけで、プログラミングスクールを選ぶ上での一要素である料金について詳しく解説していきます。
今回対象としている16社は下記の基準で選んでいます。
- プログラミングスクールに関して検索するとよく出てくる有名なもの
- プログラミングが学べるもの(インフラエンジニアになるためのものではない)
- プログラミングスクールおすすめ7選!徹底比較した失敗しない選び方を執筆時に取ったアンケートで利用した方がいたもの
※プログラミングスクールを運営している方で、掲載を希望する場合はお問い合わせフォームよりご連絡ください。
プログラミングスクールの料金形態は大きく5種類
それでは、まずプログラミングスクールの料金体系について見ていきましょう。
冒頭で書いた通り、大きく5種類あるのでそれぞれ見ていきましょう。
1.固定料金制
一つ目は固定料金制のものです。
3か月や4か月でいくらというのが決まっているものですが、代表的なプログラミングスクールでいうと下記があります。
- テックアカデミー
- コードキャンプ
- 侍エンジニア塾
- ポテパンキャンプ
12週間、4か月、6カ月、、、など表現の仕方はさまざまですが、期間によって料金が決まっています。
次の月額制とは違って、最初に受講期間を決めて仮に期間を延長する場合は延長料金がかかります。
2.月額制
月額制に関しては、入学金を払ってプログラミングスクールに入学し、月謝を払って受講したい期間だけ受講するというスタイルです。
イメージとしては、初期費用があるサブスクリプションみたいな感じですね。
代表的なプログラミングスクールは下記2社です。
- テックキャンプ(プログラミング教養)
- テックブースト
辞めたい時に辞めることも可能なので、どれくらいの期間学習するか決められないという方には良いですね。
3.転職保証型
プログラミングスクールを受講して転職にコミットしたいという方向けにあるのが転職保証型です。
料金体系としては、1つ目の固定料金制と同じですが、指定の条件下で転職ができなかった場合に受講料金を全額返金してもらうことができます。
代表的なプログラミングスクールは、下記3社です。
- テックアカデミー
- テックキャンプ
- DMM WEBCAMP
テックキャンプとDMM WEBCAMPは他のスクールに比べると少し金額が高めですが、その分転職サポート体制がしっかりと整っています。
4.転職成功時CB制
転職にコミットしたい方のもう一つの料金体系として、転職が成功した時にキャッシュバックというものがあります。
代表的なスクールとしては下記ですが、基本の料金体系は固定料金制と同じで、同社のサービスで転職に成功すると受講料が全額キャッシュバックしてもらえます。
- 侍エンジニア塾
もちろんプログラミングスクールに利益になるからの料金体系ですが、良質なサービスを無料で利用できるってヤバいですよね。コスパ最強です。
5.完全無料型
最後は完全無料のものです。
一つ前の「転職に成功したら」という条件はなく、初期費用も受講料も一切かからず受講することができます。
無料になる仕組みやオススメのプログラミングスクールは下記で紹介していますが、代表的なのはプログラマカレッジですね。
年齢制限がある場合がほとんどですが、どうしてもお金を捻出できないという方向けです。
16社を分析してわかるプログラミングスクールの相場
ここまで料金体系の仕組みについて見てきましたが、16社を分析した上でわかるプログラミングスクールの料金相場について見ていきましょう。
各スクールで期間が異なるので、一つの目安として3~4か月のプラン、ないものは近い期間のプランで見ると下記の料金となっています。
1.固定料金制 | |
テックアカデミー Webアプリケーションコース他 |
249,000円(3か月) |
コードキャンプ Webマスターコース他 |
278,000円(4か月) |
CodeShip 定期通学プラン |
350,000円(4か月) |
DIVE INTO CODE ベーシックプログラム |
388,910円(6か月) |
侍エンジニア塾 エキスパートコース |
389,400円(3か月) |
ランテック(RUNTEQ) Webマスターコース |
398,000円(5-9か月) |
.pro Web Expert |
399,800円(4か月) |
ポテパンキャンプ Railsキャリアコース |
400,000円(5か月) |
Aidemy Premium Plan | 480,000円(3か月) |
インターネットアカデミー プログラマーコース |
560,800円(3か月) |
2.月額制 | |
テックブースト 通学 |
359,200円(3か月) |
テックキャンプ プログラミング教養 |
237,600円(3か月) |
3.転職保証型 | |
テックアカデミー エンジニア転職保証コース |
298,000円(3か月) |
DIVE INTO CODE 就職達成プログラム |
588,910円(4か月) |
DMM WEBCAMP | 628,000円(3か月) |
テックキャンプ エンジニア転職 |
648,000円(10週間) |
4.転職成功時CB制 | |
侍エンジニア塾 転職コース |
256,000円(2か月) |
5.完全無料型 | |
プログラマカレッジ | 0円(1-3か月) |
0円スクール | 0円(1-3か月) |
色々コースがあるものに関しては、人気なコース or 僕がオススメするコースを表示しています。
上記を平均するとおおよそ下記の金額です。
397,625円
1か月当たりの費用で見ても良いですが、結局払う金額が大事ということで純粋に割りました。
なので、ざっくりいうとプログラミングスクールの相場は約40万円。
40万円より高いスクールは少し高め、40万円を下回るスクールは少し安目ということになります。
【料金形態別】プログラミングスクールの料金ランキング・相場
相場としては上記で見た通り大体40万円となりますが、料金形態別に細かく料金の相場と安い順に見ていきましょう。
1.固定料金制
まず固定料金のプログラミングスクールについて安い順で見ると下記の通りです。
- テックアカデミー
Webアプリケーションコース他:249,000円(3か月) - コードキャンプ
Webマスターコース他:278,000円(4か月) - CodeShip
定期通学プラン:350,000円(4か月) - DIVE INTO CODE
ベーシックプログラム:388,910円(6か月) - 侍エンジニア塾
エキスパートコース:389,400円(3か月) - ランテック(RUNTEQ)
Webマスターコース:398,000円(5-9か月) - .pro
Web Expert:399,800円(4か月) - ポテパンキャンプ
Railsキャリアコース:400,000円(5か月) - Aidemy Premium Plan:480,000円(3か月)
- インターネットアカデミー
プログラマーコース:560,800円(3か月)
平均すると、388,212円です。
つまり安いか高いかのボーダーラインは3のCodeShipと4のDIVE INTO CODEあたりということになります。
2.月額制
月額制に関しては、入学金と月謝がわかれているので、分けて見ると下記の通りです。
- テックキャンプ プログラミング教養:198,000円
- テックブースト:269,800円(オンラインのみは184,800円)
- テックキャンプ プログラミング教養:19,800円
- テックブースト:29,800円(通学もオンラインも同じ)
上記の通りで、入学費用も月謝もテックキャンプ プログラミング教養の方が安いです。
3.転職保証型
続いて、転職保証コースについて見ていきましょう。
転職できなかった際に全額返金してもらえるというものですが、安い順で見ると下記の通りです。
- テックアカデミー
エンジニア転職保証コース:298,000円(3か月) - DIVE INTO CODE
就職達成プログラム:588,910円(4か月) - DMM WEBCAMP:628,000円(3か月)
- テックキャンプ
エンジニア転職:648,000円(10週間)
テックアカデミーが圧倒的に安く、その他は誤差の範囲内ですね。
転職保証型は60万円くらいかかるものと思っておくのが良いでしょう。
4.転職成功時CB制
プログラミングスクールのサービスを使って転職がうまくいくと全額キャッシュバックがあるものについては下記の通りです。
- 侍エンジニア塾
転職コース:256,000円(2か月)
仮に転職がうまくいかなかったり他のサービスを使って転職したとしても、30万円弱の出費なのでコスパは非常に高いですね。
5.完全無料型
最後の完全無料型に関しては、オススメとしては下記2社です。
- プログラマカレッジ
- 0円スクール
無料のスクールについては使用する際の注意点、選び方があるので下記記事にて解説をしています。
他にも無料のプログラミングスクールを謳っているところがありますが、プログラミングが学べないものも多くあるというのが現実です。
しっかりとプログラミングが学習できるところを選ぶようにしましょう。
プログラミングスクールは料金だけで選ぶのはNG
プログラミングスクールの料金についてここまで解説してきましたが、各料金体系で一番安くてオススメなプログラミングスクールは下記5社です。
- 固定料金制:テックアカデミー Webアプリケーションコース
- 月額制:テックキャンプ プログラミング教養
- 転職保証型:テックアカデミー エンジニア転職保証コース
- 転職成功時CB制:侍エンジニア塾
- 完全無料型:プログラマカレッジ
冒頭でも書いた通りで安さだけを見て、「ここにしよう!」という考えはNGです。
選ぶ上で大事なポイントは7つ。
- 受講する目的を明確にすること
- オンライン or オフライン(通学)どちらが合っているか見極めること
- 目的に合った身につける言語を決めること
- 無理なく受講できる期間を決めること
- 就職サポートを活用するか決めること
- 有料 or 無料で受講するか決めること
- 無料体験をして決めること
詳しくは下記の記事にて解説をしてます。
かなりの文字数なので読むのが面倒という方向けに目的別でオススメのスクールを書くと下記の通りです。
- ・・・迷ったらコレ!特に副業したい方や教養を身につけたい方におすすめ!
オススメのコースについては、テックアカデミーのおすすめコース参照
- ・・・エンジニア転職が目的で転職先にこだわりたい方向け!
料金の詳細は、テックキャンプの料金参照
- ・・・講師を指名できる一番リーズナブルなスクールが良い方向け!
オススメなコースは、コードキャンプのおすすめコース参照
- ・・・30代で無料でエンジニア転職したい方に特におすすめ!
料金の詳細は、侍エンジニア塾のコース料金の最新情報参照
- ・・・Webエンジニアへ本気で転職したい方向け!
評判や料金の詳細は、ポテパンキャンプの評判参照
※各プログラミングスクールのリンクは各スクールのホームページへジャンプします。
途中で書いた通り、プログラミングスクールの相場としては大体40万円くらいですが、プログラミングスキルを身につけると受注できる仕事は下記のイメージです。
- 副業の場合:1件5万~50万円くらい
- 転職の場合:年収50万円UPも可能
- フリーランスの場合:年収1千万も狙える
現在どんな仕事をしているかは人それぞれかと思いますが、プログラミングに可能性を感じているのであれば、決してコスパは悪くないはず。
ただし、行動しない限りは何も変わらないので、今すぐ行動をしていきましょう。
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