フリーランスWebマーケターのミツキ(@ptnimz1987)です♪
SEで働いている人、これからSEになりたい人で下記のような疑問を抱えている方は多いのではないでしょうか?

- 自分ってSEに向いてるのだろうか?向いてない気がしてきた・・・
- これからSEになりたいけど自分ってSEに向いてるのかなぁ?
- SEが向いていない気がするからそろそろ転職をしようかなぁ?
僕自身も新卒の時点でSE向いていないかな?と思いつつも会社員で4年、フリーランスとして5年SEをやってからWebマーケターへ転職しました。
そもそも僕のやりたいことが別にあったのもありますし、9年働いた結果SEが向いていないと感じたことも大きな要因です。
正直9年という歳月は時間をかけ過ぎなので、長くても3年くらいで自分の適性を判断して異業種へ転職するかSEとして頑張るか決めると良いでしょう!
そこで今回はSEに向いている人の特徴と向いていない人の特徴を挙げた上で、SEに向いていないと感じる人が取るべき行動について解説していきます。

思い立ってすぐ異業種へ転職したわけでなく、副業を経て副業で自分に向いていると気づいてWebマーケターへ転職したので今は楽しい毎日を送っています。
SEに向いている人の特徴7選
まずはSEに向いている人の特徴を7つ見ていきます。
SEに向いている人の特徴①新しいものに興味があること
一つ目のSEに向いている人の特徴は新しいものに興味関心があることです。
どの業界でもそうかもしれませんが、IT業界は特にスピードの早い業界なので流れについていけないと置いていかれてしまいます。
中でも下記のようなことに流れが早いと感じますね。
- 業界全体の技術革新
- 自分が取り組む仕事・扱う製品の技術革新(バージョンアップなど)
- 会社自体の方向転換
僕は上記全て体感したことでして、会社員としてSEやっている頃はSAP社の製品を主に運用保守をしていましたが、1年目の時と4年目の時は全然方向性が変わっていました。
こういった変化があるので、新しいものに興味を持つのはとても重要になってきます。
SEに向いている人の特徴➁勉強するのが好きなこと
上記の通り、新しいことに興味持ちつつ、新しく出てきたものをしっかり勉強できる必要があります。
この勉強というのは資格を取るための勉強というよりは実務レベルでの勉強を指します。
ポイント
勉強=机に向かって参考書を読むわけではありません!
SEの場合の勉強は、新しい技術についてググったりセミナーに参加したりして新しい情報や知らない情報をとりつつ実際に使ってみることが重要です。
学校の勉強は嫌いだったけど、SEに関しての勉強は好きとか逆のケースもあり得ますね。

僕もそうなので言えることとして、プログラミングの勉強はあまり気が進まなかったけどWebマーケターに関連する勉強はメチャクチャ好きということもあります。
SEに向いている人の特徴③変化に柔軟に対応出来ること
上記2つのおさらいのような感じですが、変化に柔軟に対応できることもSEに向いている人の特徴として不可欠です。
既に出たもの以外でも様々な変化に対応する必要があり、実際に僕が対応してきた変化で言うと下記があります。
- 顧客や上司の希望による突然の仕様変更
- 現場が変わることによる働く環境の変化
- 自分が扱う製品の仕様変更やバージョンアップ
- 顧客や上司など人に関する変更
- 自分が担当する範囲のが広がる/狭まる
上記も一例なので、他にも様々な変化に対応している方は多いかと思います。
しっかり変化に対応できないとどんどん変化の波に溺れてしまいますね。
SEに向いている人の特徴④物事が解決していく過程が好きなこと
続いてSEに向いている人の特徴は物事が解決していく過程が好きなことです。
SEでなく他のことに例えるとわかりやすいと思いますが、過去に下記のようなものに没頭した機会がある人はSEに向いている傾向があります。
- ジグソーパズル
- プラモデル
- 推理小説や推理アニメ
- 料理
- 旅行などの計画
つまりは、何かを計画したり組み立てたりするのが好きな人はSEとして向いている傾向が高いです。
SEに向いている人の特徴⑤壁にぶち当たっても乗り越える気力のあること
SEをやっていると数えきれないほどの壁にぶち当たる機会があります。
僕も実際何十回、いや小さいのも入れると何百回~数千回は壁にぶち当たりつつ乗り越えながら9年間のSE生活を全うしてきました。
別にSEに限った話ではないのですが、壁にぶつかった時に乗り越える力はハイパー重要で、その時重要なのは下記のツイートの通りです。
仕事で成果出したり人生で幸せになったりするためにメンタルってめちゃくちゃ重要な要素です🤔
メンタルと一口に言っても色々とあるけど僕が一番重要だと思うのは【自分ならうまくいくと思い込むこと】です。
僕は社会人になってから何百回何千回と失敗してきたけどこれだけは持ち続けてきてると思う😌— ミツキ🤓プロテク/SEライフログ運営 (@ptnimz1987) June 5, 2019
自分がうまくいくと信じていれば大抵の壁は乗り越えられます。
SEに向いている人の特徴⑥フィジカル的に体力があること
僕は会社員でSEをやっている頃、残業時間を入れると毎月300時間は基本的に働いていました。
メンタル的にキツイというのもありましたが、体力的にも結構きつかったです。
30歳を越えて運動を全くしない今、絶対に同じ働き方はできないと思っているので、若い時の体力は大事ですね。
年齢関係なくトレーニングしたりして体力を鍛えている人がいますが、SEとして働いていく上で必要ないようで結構必要な力です。
SEに向いている人の特徴⑦協調性のあること
SEに向いている人の特徴の最後は協調性があることです。
最後にあげていますがかなり重要な要素で、協調性が欠けているとSEとして生活していくのはほぼ無理といっても過言ではありません。
現場にもよりますが、SEは下記のような人たちとコミュニケーションを取りながら仕事を進めていきます。
- 顧客
- 一緒に働く先輩後輩や上司、チームリーダー
- 他部署のチームの人
- 扱う製品のメーカーの担当者
- サポートセンター
とってもじゃないですが、協調性がないと上記のような様々な人たちと一緒に仕事をしていくのは難しいです。

良くも悪くも我が強くて我が道を通すタイプなので、譲れない部分は折れずに進んでしまうクセがありもめることがちょいちょいあって消耗していました。
SEに向いていない人の特徴
ここまではSEに向いている人の特徴を解説してきましたが、ここからはSEに向いていない人の特徴を6つ解説していきます。
SEに向いている人の反対が向いていない人ではあるのですが、ここでは別の視点から見ていきましょう!
SEに向いていない人の特徴①真面目で深く物事を考えてしまう人
最初は、まじめで深く物事を考えてしまう人はSEに向いていません!
別の記事でも書いていますが、まじめすぎるとほぼほぼSEは鬱になります(苦笑)
真面目過ぎる人の末裔
- システム障害がある or 上司に怒られる
- 原因を調べまくりつつ、原因が自分にあるのではと思いこむ
- 考えすぎで仕事が進まず上司に怒られる
- 怒られたことについて考えこむ
- ③~④の繰り返しで鬱になる
- 休職 or 退職
僕も結構真面目過ぎるのですが、不真面目な部分も持ち合わせているのでかろうじて上記のような末路をたどらずに済みました。
SEに向いていない人の特徴➁仕事に対して受け身な人
続いては仕事に対して受け身な人もSEに向いていません。
受け身な人=指示待ち人間という意味ですが、支持を待っているだけで何もしないと仕事は進みませんし、向いている人の特徴で見たような下記の特徴に欠けますよね。
- 新しいものに興味があること
- 勉強するのが好きなこと
- 変化に柔軟に対応出来ること
関係ないように見えて実は関係あります。
受け身だと成長が遅くなりますし、変化の早いIT業界で生きていくのは難しいです。
SEに向いていない人の特徴③ルーチンワークに耐えられない人
3つ目はルーチンワークに耐えられない人もSEとしては向いていません。
SEの仕事の一例として定常運用があり、基本的には同じような作業を毎日・毎週・毎月・毎年といったペースで半永久的に続きます。
僕はルーチンワークが向いていないことを学生時代にヤマ〇キパンでバイトしたことで悟ったのですが、言ってしまえばSEも同じようなことですね。

極力ルーチンワークをなくせるように努力するのも一つの手としてはありますね。
SEに向いていない人の特徴④コミュニケーションを取ろうという気持ちが足りない人
SEに向いている人の最後に挙げた協調性がある人に関連するところですが、コミュニケーションを取ることがSEとしてとても重要になってきます。
たまにSE=コミュニケーション取らなくていいと思う人がいますが、まったくもって逆ですね。
SEこそコミュニケーションが必要でその力が試される仕事です。

今は大分改善された方ではあるのですが、当時は人の気持ちを汲み取れなかったり自分の気持ちをうまく伝えられなかったりと極度のコミュ障を発揮していてSEに向いていなかったですね。
SEに向いていない人の特徴⑤疑問や危機意識を持たない人
SEとして何らかのシステムを扱っていたりタスク管理をしてこなしたりしていると重要になるのが危機管理能力です。
例えば下記のようなところに注意を払う必要があります。
- 仮に今見ているシステムに障害が起きたらどういう風に顧客へ連絡するか、普及するか
- 風邪などでメンバーに欠員が出たら代替案はあるのか
- システムに障害が起きてたまたま復旧したとしても根本原因を追究すること
上記のように常に何かあったことのことを考えて備えていく力がSEには必要不可欠です!
注意点
同時に注意すべきこととして、システムと人をしっかり分別することです。
システムに何か悪いところはないか細心の注意を払うのは重要ですが、それを人にやってしまうと人間関係のもつれに繋がります。
結構やりがちな問題なので注意しましょう!
SEに向いていない人の特徴⑥試行錯誤するのが苦手な人
SEに向いていない人の最後の特徴は、試行錯誤するのが苦手な人です。
システムの運用保守をしたりシステムの管理をしたりしているとどうしてもわからないところが出てきます。
そういった時にやるべき行動は下記の流れです。
システムの不明点発生時のフロー
step
1システムの不明点発生
step
2同じ環境がなければテスト環境を構築
step
3テスト環境全く同じ状況を作って不明点を再発
step
4テスト環境で解決手段がないか試しつつ解決策を探る
step
5解決手段が見つかったら本番環境でも同じことをやる
上記の流れで、スムーズな時は一度で終わりますが、終わらない時はSTEP03とSTEP04を繰り返し試すことになるので、試行錯誤する姿勢はとても重要な力ですね。
SEに向いていないと新卒で感じたらやるべきこと
ここまででSEに向いている人と向いていない人の特徴をそれぞれ見てきました。
SEに向いていないと感じる人の中で新卒の時点で感じる方もいますよね?
僕自身もそうだったので、ここでは新卒SEで向いていないと感じた時にやるべきことを整理して解説します。
SEに向いていない新卒のやるべきこと①向いているか確認
まずは新卒でSEに向いていないと思ったら、上記に挙げている向き不向きを見てみて実際あなたが向いているか向いていないかを見極めましょう!
もしSEについていけないと感じているという方は下記記事も参考にしてみてください。
こちらもCHECK
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SEに向いていない人は転職すればいいの?悩める問題を徹底解説します
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なお、上記を見ても自分にSEが向いているのかどうかわからないという方は、ミイダスという無料で自分の適性がわかるサービスがあるので、そちらを使ってみるのも良いですね。
SEに向いていない新卒のやるべきこと②改めて向いていないと感じたら身近な先輩に悩みを打ち明けてみる
実際に①であなたにとってSEが向いていないという結論に至ったら、一度その悩みを身近な先輩に打ち明けてみましょう。
誰でも良いわけではなく、会社の先輩や学生時代の先輩の中でも、なるべく社会人経験があってSEの仕事に対して理解のある方が良いです。
業界に理解のない人だと相談したところで愚痴で終わってしまうことがあり、何の解決にもつながらないことがあるので、業界に詳しい方の方がなおベストです!
(もし悩みを話すだけで悩みが解消するのであれば、ただの消化不良なのでそれはそれでOKですね)
SEに向いていない新卒のやるべきこと③埒が明かない場合は転職エージェントに相談する
➁で身近に相談できる人がいないのであれば、無料で使えるサービスを使うのが良いです。
具体的にいうと転職エージェントですね。業界への知識が豊富、かつ客観的な意見も言ってもらえるので、すぐ転職というわけでなくても一度相談してみるのはありですよ。
>>SE歴9年が解説!ITに強い転職エージェントおすすめ9選と選び方
SEに向いていない新卒は違う道が良ければ転職する、もしくは部署変更すればOK
上記のステップで考えながら行動してみて、あなたにとってSEが向いていない、続けていくのは辛いということであれば進路変更しましょう!
方法は下記3つです。
ポイント
- 同業種へ転職する
- 異業種へ転職する
- 同じ会社で他部署へ異動する
同業種や同じ会社であってもSEとして同じの仕事ばかりというわけではありません。
IT業界は広いので仕事によってはあなたに合う仕事が見つかるかもしれません。
どんな仕事が向いているかは正直やってみないとわからないところがあります。
僕自身もWebマーケターへ転職したのは、実際に副業でやってみて自分に合っているし楽しいと感じたからなので、現状に不満があるのであれば行動していきましょう!
SEが向いていない時に転職する効果的なパターン
上記の新卒SEで向いていないという人のところでも触れていますが、SEが向いていないというのであれば早めに転職しちゃいましょう。
SEが転職するパターンとしては3つの方法があります。
SEが向いていない時の転職パターン①異業種へ転職
一つ目は異業種へ転職してしまうパターンですね。
SEという仕事から一度離れて別の仕事をやってみると見える世界が変わるので、本当に自分に向いている仕事は何なのかを改めて振り返る機会になります。
元々SEで向いていないと思って異業種へ転職して、やっぱりSEが向いていたかもということでSEに戻る人も中にはいます。
自分に向いているかどうかすぐわかることもあれば時間がかかることもありますからね。
そういう意味で、一度IT業界から離れて自分のやりたい仕事にチャレンジしてみるのも良いでしょう!
SEが向いていない時の転職パターン➁IT業界で違う仕事へ転職
次のパターンは、IT業界の中で違う仕事へチャレンジするというパターンですね。
IT企業はSEだけで成り立っているのではなく、営業や経理、総務人事などさまざまな人によって成り立っています。
別の職種に興味あるなら別の職種へ転職してチャレンジするのもありです。
転職先のIT企業としても、IT業界でSEとして働いていた人であれば、未経験で業界について何も知らない人よりは採用しやすいですからね。
僕の最初の会社の同期の中には、転職はせずに同じ会社でSEから経理へ異動した人もいて、今は楽しく仕事しているので会社内で別の部署へ異動するのも一つの選択肢ですね。
SEが向いていない時の転職パターン③副業で力をつけて転職、もしくは独立
3つ目は副業で力をつけて転職、もしくは独立するというパターンです。
僕はこのタイプでして、SEとして9年働いていましたが、最後の1年はWebマーケターの仕事もやりながらの掛け持ちで生活をしていました。
Webマーケターとしての仕事が自分に向いていると感じて、ある程度自信もついたところで独立したので、仕事が向いていないという不安はほとんどありませんでした。
まとめ
まとめるとSEに向いている人の特徴と向いていない人の特徴はそれぞれ下記になります。
SEに向いている人
- 新しいものに興味があること
- 勉強するのが好きなこと
- 変化に柔軟に対応出来ること
- 物事が解決していく過程が好きなこと
- 壁にぶち当たっても乗り越える気力のあること
- フィジカル的に体力があること
- 協調性のあること
SEに向いていない人
- 真面目で深く物事を考えてしまう人
- 仕事に対して受け身な人
- ルーチンワークに耐えられない人
- コミュニケーションを取ろうという気持ちが足りない人
- 疑問や危機意識を持たない人
- 試行錯誤するのが苦手な人
自分に向いていないと思いながら仕事をするのは結構辛いですよね。
途中でも書いた通り、自分に向いていないかもと思ったら身近な先輩だったり転職エージェントだったりに相談することで解決することがあります。
>>SE歴9年が解説!ITに強い転職エージェントおすすめ9選と選び方
現SEの方もこれからSEになる方もまずは行動することで、自分に本当に向いている仕事を見つけることができるので行動していきましょう!