フリーランス フリーランスエンジニア

経験に基づくフリーランスエンジニアに向いている人と向いていない人の特徴

2019年11月15日

フリーランスエンジニア歴8年以上のミツキ(@ptnimz1987)です。

これからフリーランスエンジニアになろうとしている方で、下記のような疑問を持ってる方も多いかと思います。

  • どんな人がフリーランスエンジニアに向いているだろうか?
  • 逆にどんな人がフリーランスエンジニアに向いていないだろうか?
  • フリーランスエンジニアとして最低限必要な能力はあるのだろうか?

僕はよく考えずにフリーランスエンジニアに飛び込んでしまったのですが、これからチャレンジしようとしている方は上記のように疑問を感じる方もいらっしゃいますよね。

結論から言うとフリーランスエンジニアに向いている人の特徴は下記の通りです。

向いている人

  • 向上心がある人
  • スケジュール管理をしっかりする人
  • 収入を上げていきたい人
  • フットワークが軽い人
  • キャッシュフロー管理ができる人
  • 自由な人生を創りたい人
  • 臨機応変に対応できる人
  • 自ら横のつながりを作れる人
  • 約束を守れる人

逆にフリーランスエンジニアに向いていない人は下記の特徴があります。

向いていない人

  • 交渉できない人
  • 自己管理能力が低い人
  • コミュニケーション取る気ない人
  • 責任感がない人

それぞれについては本文の方で解説していきますが、正直な話で言うと僕は元々フリーランスエンジニアになる時に一つ目の向上心以外はありませんでした。

  • 対人関係苦手
  • お金管理はザル
  • 他人依存の考え
  • 迷ったらまず止まる
  • 突発的な事に対応できない

というような感じだったので、むしろフリーランスエンジニアに向いていない人間でした。

ただ現状を変えたいという気持ちでフリーランスエンジニアになって、フリーランスエンジニアに向いている人の特徴といえるものをひとつひとつ体得してきたのでその経験をもとに解説していきます。

ミツキ

僕はフリーランスエンジニア歴は8年以上、会社員で四年弱経験した後にフリーランスになりました。

会社員時代、ブラック企業で辛くてどうにか現状を変えようとしたところたまたまフリーランスになるという話があったのでその時からフリーランスに転向しました。

その時の行動が僕にとって人生変わったので、一歩踏み出そうと迷ってる方はぜひ本記事を参考にしていただければと思います。

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フリーランスエンジニアに向いている人の特徴

フリーランスエンジニアに向いている人の特徴それでは早速フリーランスエンジニアに向いている人の特徴について解説していきます。
冒頭にて書いたとおりフリーランスエンジニアに向いている人の特徴は9個あります。

1.向上心がある人

一つ目として重要な特徴が「向上心があること」です。

向上心と一口で言っても抽象的だと思いますが、要は下記に対して貪欲であることが重要になってきます。

ポイント

  • 収入を上げていくこと
  • スキルアップしていくこと
  • 仕事の質を上げていくこと
  • 新しい人脈を作っていくこと
  • 新しい技術を身につけていくこと

これら5つのようなメンタルを保つことがフリーランスエンジニアをやっていく上で重要です。

結局メンタル面じゃんと思う方もいるかと思いますが、その通りでメンタルが一番大事になってきます。

2.スケジュール管理をしっかりする人

二つ目のフリーランスエンジニアに向いている人の特徴としては、「スケジュール管理をしっかりできること」です。

スケジュール管理はフリーランスエンジニア関わらずエンジニアにとって必須のスキルとなりますが、

  • タスク管理する力
  • 先を読んで行動していく力

なども含まれます。

会社員と違ってフリーランスエンジニアになると自走する力が試されるので、しっかりと自分でスケジュール管理をしてタスクを組み立て日々の行動を決めていく必要があります。

3.収入を上げていきたい人

三つ目にフリーランスエンジニアに向いている人の特徴としては収入を上げていきたい人です。

ほとんどの人が収入を上げていきたいと思っているかと思いますが、収入を上げていくことに対して貪欲であることがとても重要になってきます。

ポイント

僕はフリーランスエンジニアになってから収入を上げること=ゲームのような感覚で楽しみながら収入を上げていくようになりました。

どのように収入を上げてきたかは下記の記事でも解説しているので併せて参考にしてみてください。

こちらもCHECK

フリーランスエンジニアの年収
フリーランスエンジニアの年収のリアル【実際のSE時代の収入公開】

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4.フットワークが軽い人

続いてあげられるのが「フットワークが軽いこと」です。

常駐でフリーランスエンジニアをやるのもリモートワークでフリーランスエンジニアをやるにしてもフットワークの軽さはなくてはならないものです。

参考

  • 常駐の場合:一つの現場に止まるとスキルアップや収入アップが止まるため、それ以上その現場で学べないと思ったらすぐに別の現場へ移動するのが賢明
  • リモートワークの場合:自分で営業するのであれば、少しでも仕事をつかめるチャンスがあると思ったらすぐに行動することが大事

働き方によって状況は違えどフットワークの軽さが将来的なことを考えると大事になってきます。

5.キャッシュフロー管理ができる人

フリーランスエンジニアに向いている人の特徴として五つ目は「キャッシュフロー管理ができること」です。

フリーランスに関わらずエンジニア、というより全ての方に必要な能力ではありますが、まずは下記をしっかりと把握してることが重要になってきます。

  • 毎月どれくらいの売上が上がっているか
  • そのうちのどれくらいが手取りとして入ってきてるか
  • 毎月どれくらい支出があるか

なお、支出に関して言うと大きく3種類の支出があります。

支出の種類

  • 浪費・・・いわゆる無駄遣い
  • 消費・・・生活に必要な支出
  • 投資・・・将来に向けた支出

消費は毎月かかる家賃代や光熱費などの固定費や食費などの変動費で、投資はスキルアップのための読書やスクールに通う費用のことを指します。

これらをしっかりと把握した上でお金の管理をしていくことが重要です。

6.自由な人生を創りたい人

フリーランスエンジニアに向いている人の特徴の6つ目は「自由な人生を作りたい願望があること」です。

会社員よりもフリーランスが優れてる点として自由な人生を作りやすいという点があります。

スキルあり気にはなりますが、

  • 働く場所を選べる
  • 働く時間を選べる
  • 働く人を選べる

というようにフリーランスエンジニアであれば働く環境を色々と選択することが可能です。

なので、会社員のように

  • 決められた時間に
  • 決められた場所で
  • 決められた人と

働きたいという気持ちがある人にとってはフリーランスエンジニアは向いていないといえます。

7.臨機応変に対応できる人

続いてあげられるのは「臨機応変に対応できること」です。

フットワークの軽さにも少し似てはいますが、起きる事象しっかりと把握した上で柔軟に対応していく必要があります。

例を挙げると、

  • 急に仕事がなくなってしまった
  • 別のスキルを身につける必要が出てきた
  • 急に重要な役割を任されるようになった

というように突発的に状況が変化することはフリーランスエンジニアであれば起こりやすいことです。

しっかりとその時々で必要な対応であったりとか、時にはしっかりと断るということも必要になってきます。

8.自ら横のつながりを作れる人

自ら横のつながりを作れること」もフリーランスエンジニアとしては重要な特徴となります。

どうしても会社員に比べるとフリーランスは横のつながりが作りづらくなってしまうという点があります。

そこで、

ポイント

  • 常駐であれば現場で横のつながりを作る努力をする
  • SNSを活用して横のつながりを作っていく
  • 交流会やセミナーに参加してつながりを作る

という感じで自分から横のつながりをしっかりと作っていく必要があります。

横のつながりをしっかり持てると新しい仕事が舞い込んできたり、他のフリーランスエンジニアの実情を知れたり色々と利点として大きいです。

9.約束を守れる人

フリーランスエンジニアに向いている人の特徴として最後が「約束を守れること」です。

当然といえば当然ではあるのですが、約束を守ること=信頼を作ることに繋がりますのでしっかりと心に留めておきましょう。

ポイント

約束というのは、他人との約束だけではありません。

自分との約束も含むので、細かいところで「今日はこのタスクをしっかりこなす」など小さい約束を積み重ねていくことが自分自身の信頼に繋がっていきます。

フリーランスエンジニアに向いていない人の特徴

フリーランスエンジニアに向いていない人の特徴ここまではフリーランスエンジニアに向いている人の特徴を解説してきました。

反対にフリーランスエンジニアに向いていない人の特徴はどんなものが挙げられるでしょうか?
向いている人の逆といえばそれまでなのですが、特に見ておきたい向いていない人の特徴は4つあります。

1.交渉できない人

フリーランスエンジニアに向いていない人の特徴の一つ目は「交渉できないこと」です。

会社員以上にフリーランスエンジニアは交渉力が重要になってきますが、

  • 対クライアントに対しての交渉
  • 対エージェントに対しての交渉(エージェントを挟んで仕事を受注している場合)
  • 現場で一緒に働く人との交渉

というように様々な人と交渉する場面が出てきます。

しっかりと交渉ができる人であれば

  • クライアントとの交渉で、受注額が多くなる&さらに受注する仕事が増える
  • エージェントとの交渉で、収入を上げれられる&働きやすい現場で働ける
  • 現場で一緒に働く人との交渉で、働きやすくなる

というような利点が出てきます。

2.自己管理能力が低い人

続いてフリーランスエンジニアに向いていない人の特徴は「自己管理能力が低いこと」です。

自己管理能力は、

  • スケジュール管理能力
  • キャッシュフロー管理能力
  • タスク管理能力

を含みます。

自己管理能力が低いと他人への信頼も自分への信頼も下がってしまい、メンタル的に良くないだけではなく仕事を失う可能性も出てきてしまうためしっかりと身につける必要があります。

3.コミュニケーション取る気ない人

三つめのフリーランスエンジニアに向いていない人の特徴は「コミュニケーションを取る気がない」ということです。

フリーランスエンジニアとして仕事を進めていくうえで、対人関係はとても重要な要素になってきます。

ポイント

  • 一緒に働く人とのコミュニケーション
  • クライアントとのコミュニケーション
  • 仕事を仲介してくれる人とのコミュニケーション

などすべてのコミュニケーションが仕事に直結してプラスにもマイナスにもなります。

円滑なコミュニケーションが取れれば、

  • 仕事がしやすくなり
  • 収入も上がりやすくなり
  • 新しい仕事も取りやすくなり
  • スキルアップもしやすくなり

利点しかありません。

ただ明らかにマイナスに繋がるような人とはコミュニケーションを取らなくても大丈夫です。

下記のツイートの通りマイナスの発言をするような方とコミュニケーションをとってもプラスにつながることはないので、基本的に最低限の会話だけで大丈夫です。

ネガティブな情報を発信するリスク

  • 一番心に刻まれるのは自分
  • ネガティブな人しか集まらなくなる
  • 対人のものだと訴えられる可能性ある
  • 巡り巡って自分にマイナスな事が返ってくる

ネガティブなことを発信したくなるようなメンタル状況の時あるけど、上記をしっかり押さえるべき!

4.責任感がない人

フリーランスエンジニアに向いていない人の特徴の最後が「責任感がない」ということです。

仕事をしていく上で最低限の責任感は必ず重要ではありますが、フリーランスエンジニアにとって責任感は更に重要になってきます。

  • 言ったことをしっかりとやり遂げる
  • 任されたことをしっかりとやり遂げる

というように一度やると決めたことをしっかりできれば大丈夫です。

もちろん状況によってできないということが発生することもありますが、その時はその時でしっかりとできないことをどういう理由でできないのかをしっかり説明することが大事です。

フリーランスエンジニアとして最低限必要な特徴は一つだけ

フリーランスエンジニアで成功する特徴ここまででフリーランスエンジニアに向いている人の特徴と向いていない人の特徴をそれぞれ見てきました。

あなたはいくつ当てはまったでしょうか?

フリーランスエンジニアに向いている人にほとんど当てはまらなかった…と意志消沈してる方もいるかもしれません。
そういう方に一つ朗報があります。

ポイント

フリーランスエンジニアに初めてなる時は向上心があれば問題ありません!

僕自身の経験として、フリーランスエンジニアになったのは26歳の時、会社員でエンジニアを四年弱やった頃でしたが、正直向上心以外のものを持ち合わせていなかったというのがあります。

他のフリーランスエンジニアに向いている人の特徴に関しては後から身につけたものもあれば、今でも苦手なものがあります。

ミツキ

あくまでもフリーランスエンジニアとして成功しやすい人の特徴として挙げているので、今全て兼ね備えている必要はなく体得していこうという意志があれば問題ないわけです。

より早くフリーランスエンジニアに向いている人になるために

いきなりフリーランスエンジニアに飛び込むのが怖いと感じてしまった人向けに僕の経験ベースでよかったことも共有させてもらいます。

ポイント

それは、不安なまま・フリーランスがよくわからないという状況ですぐにフリーランスエンジニアになってしまうことです。

本記事を読んでくださってる方は少なからずフリーランスエンジニアに興味がある方、すでにフリーランスエンジニアの方が多いかと思いますが、まずやってみることが最重要です。

フリーランスエンジニアになってみたら、知らず知らずのうちに出来るようになったことも僕はありましたし、正直やってみないと分からないことでした。
なので、フリーランス向けのエージェントを活用して、情報収集からでもよいので一歩を踏み出すようにしましょう。

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    平均年収920万円と単価も高く、年々人気が高まっているエージェント。

詳細は、オススメのフリーランスエージェントを参考にどうぞ。

まとめ

今回はフリーランスエンジニアに向いている人の特徴について解説してきました。

最後に書いている通り、まだフリーランスエンジニアになってないという方に関しては、最初にあげた向上心があればひとまずは問題ありません。

おさらいとしてフリーランスエンジニアに向いている人と向いていない人の特徴を改めて挙げると下記の通りになっています。

向いている人の特徴

  • 向上心がある人
  • スケジュール管理をしっかりする人
  • 収入を上げていきたい人
  • フットワークが軽い人
  • キャッシュフロー管理ができる人
  • 自由な人生を創りたい人
  • 臨機応変に対応できる人
  • 自ら横のつながりを作れる人
  • 約束を守れる人

向いていない人の特徴

  • 交渉できない人
  • 自己管理能力が低い人
  • コミュニケーション取る気ない人
  • 責任感がない人

収入を上げていきたいとか本当に自分のキャリアを積み重ねていきたいという方は、フリーランスエンジニアに向いている人の特徴を体得していく必要があります。

ただ、現時点で向いていないという風に感じてる方は、今すぐフリーランスエンジニアになって体得するように努めねば問題ありません。

行動しないことにはフリーランスエンジニアとしてうまくいくことは不可能なのでまずは行動していきましょう!

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  • この記事を書いた人

ミツキ

フリーランスエンジニア兼Webディレクター【信念】『周りの人と自分が生きたい人生を生きる』【経歴】学習院大学経営学科→独立系SIerでSE4年→フリーランスエンジニア5年→現職。>>お仕事のご依頼 >>プロフィールの詳細

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