
- テックブーストってどんなコースがあるんだろう?
- 受講可能なカリキュラムはどのようなことが学べるのだろう?
これからテックブーストを受講しようか迷っていて、カリキュラムでどのようなことが学べるのか?料金はどれくらいか?と気になっている方もいるかと思います。
そして、果たして他のプログラミングスクールと比較して受講する価値があるものなのか?と気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は次のテーマについて解説をしていきます。
ポイント
- テックブーストのコース・カリキュラム内容
- 料金と安く受講するためにできること
- テックブーストを受講するのが向いている人の特徴

というわけでこんにちは、ミツキです。
本記事はSE歴9年の経験を元にテックブーストのコース内容や料金、そしてその内容が受講するに値するものなのか?という観点で解説をしていきます。
先に言っておくと先日無作為に選んだプログラミング受講生99名にアンケートを取ったところ、テックブーストを受講した方はいませんでした(詳細は下記記事に記載)
これまで人材事業をメインでサービスを運営してきたこともあり、知名度がそれほど高いとは言えないのが理由の一つです。
と、これだけを見ると「テックブーストを受けるのは微妙なのかな…」と思ってしまう方もいるかと思います。
ただ、テックブーストは下記の観点でうまく差別化ができたサービスと言えます。
ポイント
- オーダーメイドカリキュラム
- 教室でもオンラインでも受講できる
- 卒業してからも教材が見放題
もちろんすべての方へ「テックブーストがおすすめ!」というつもりはないので、どのような方であれば受講すべきかしっかりと見ていきましょう!

- 僕はSE歴9年(会社員4年/フリーランス5年)
- 現在はフリーランスWebマーケターとして活動しつつ、仕事の幅を広げるためにプログラミングスキルも磨いている最中
- エンジニアの実体験や体験談のアンケートを元に本ブログを運営中
前提:テックブーストはコースという概念が存在しない
プログラミングスクールを少し調べたことがある方なら、各スクールで様々なコースが用意されていると思っている方もいるのではないでしょうか?
ただ、テックブーストはコースという概念が存在しません。
「えっ?じゃあどうやって学習を進めていくの?」と疑問を持ってしまいますよね。
オーダーメイドカリキュラムであなたの目的と目標に合わせて学習を進める
テックブーストでは、オーダーメイドカリキュラムの仕組みを取っています。
なので、決められた学習カリキュラムというものはなく、あなたの目的と目標に合わせて学習を進めることが可能です。
- ある人は、プログラミングに触れたことがなくゼロから始める
- またある人は、HTML/CSSはできるけど次のステップで詰まってしまっている
- そして、またある人は、プログラミング学習の流れはなんとなくわかるけど副業で仕事を得るためにどうすれば良いかわからない
というような感じで人によっていろいろなステージもあれば、目的も違いますし、習熟度も変わってきます。
侍エンジニア塾でも同じオーダーメイドカリキュラムのシステムを取っていますが、テックブーストでも同じように受講生に合わせた学習を考えてくれます。
厳密にいうと、侍エンジニア塾のシステムをテックブーストが参考にしたという形です。
ただ、オーダーメイドカリキュラムといってもまったくの真っ白な状態から作るのではなく、大きく2つのコースに分かれます。
ポイント
- Web開発コース
- イノベーティブコース
プログラミングの基礎から学びたい方向けのWeb開発コース
テックブーストのWeb開発コースとして、未経験の方がプログラミングスキルを学ぶために効果的なものとして下記二つが用意されています。
- Ruby / Ruby on Rails
- PHP / Laravel
本ブログで何度も書いていますが、RubyやPHPといったスキルは未経験がスキルを身につけるのに最適な言語と言えます。
理由としては、
ポイント
- Web系のスキルなので自社サービス開発の会社へ就職しやすい
→スキルアップしやすいような会社に入れる - 今後も需要があるスキルである
という点からです。
実際に需要があるというのはIT転職エージェント最大手のレバテックキャリアの求人情報を見て頂ければわかります。
参考
- Java:1796件
- PHP:1399件
- JavaScript:1222件
- Ruby:795件
- Python:707件
PHPやRubyのベースとしてHTMLやCSSがあるので、まだ経験ない方や自信のない方はHTML/CSSから学ぶことができます。
AIなどの最新技術の基礎を学びたい方はイノベーティブコース
2つ目のイノベーティブコースは主に下記のような最先端の技術を学ぶことができます。
ポイント
- AI
- データサイエンティスト
- ブロックチェーン
- IoT
数多くのプログラミングスクールを今まで見てきましたが、これらの最先端技術を学べるスクールはまだまだ少ないです。
上記のスキルを身に付けることによって下記のような効果が期待できます。
- 世の中から重宝される人材になる
- 収入が上がりやすくなる
- 自分でサービスを開発すれば起業することも可能
ただちょっと注意点として、後述する料金の通り、Web開発コースと料金が変わらないということがあり、少し安すぎという感覚です。
なので、受講するとどのレベルまで達することができるかはしっかりと確認した上で受講することをおすすめします。
※ついてくれるメンターによってもレベルの差が出やすいです。
テックブーストのカリキュラムの具体例と取得できる言語
テックブーストの公式ホームページにも書かれていますが、カリキュラムの例として3つ紹介されています。
1.ベーシックターム
ベーシックタームはWebサイトを作る上で基本的なスキルとなるマークアップ言語(HTML・CSS)からRuby・Ruby on Rails・PHP/Laravel・データベースを学ぶことができます。
プログラミング未経験の方は基礎が大事なのでしっかりとレーシックタームから学ぶといいですね。
基礎作りを怠ってしまうと後々つまずきやすくなってしまうというのがあるのでしっかりと学ぶようにしましょう。
2.ディベロップターム
ディベロップタームはあなたのオリジナルのアプリケーションを開発することで業務スキルを身につけるものです。
プログラミングスキルは教養のように正解を聞いてそれを覚えるというわけではなく、あなた自身がコードを書いて新たなサービスを作り出すことが最も重要になってきます。
逆に言うとオリジナルサービスを作れないスクールがあるのであれば受講しない方がいいです。
3.イノベーティブターム
イノベーティブタームは上記でも解説した最先端技術の基礎知識を得るためのカリキュラムです。
ブロックチェーンやAIといったスキルを身につけることができると他のスキルに比べれば格段と収入が上がりやすくなります。
上記は実際にテックブーストが運営している会社のMidworksの求人情報として出ているものになります。
受講することで身につけることが可能なプログラミング言語
上記でも少し見ましたが、テックブーストで主に学べる言語としては下記の3種類になります。
PHP
PHPはWebサイトやアプリケーションによく使われている言語になります。
本ブログもWordpressで作成しているので基本的にはPHPを使っています。
Webサイトを作りたいという方は必須のスキルと言えますし、フリーランスになっても仕事を受注しやすいスキルとも言えます。
Ruby
RubyもWebアプリケーションを作ることができる言語になります。
身近なものだとTwitterはRubyを使って作成されています。
PHPとRubyを比較するとPHPの方がとっつきやすく、Rubyの方が少し制約が多いものもチーム開発などではよく使われているという感じになります。
ポイント
PHPとRubyどちらを選ぶかは今後どういうスタイルで仕事をしていきたいかによって変わってくるので、無料説明会で話を聞いた上で決めると良いでしょう。
Python
Pythonは人気が急増している言語になります。
いわいる機械学習の言語なので今後も需要のあるスキルです。
現状、PHPやRubyであればリモートワーク可能な仕事も見つけやすいですが、Pythonの場合は企業で常駐型で働くケースが多いです。

オーダーメイドカリキュラムなので、上記以外のものが学びたい場合はしっかりと伝えると良いですね。
カリキュラムの中でオリジナルWebアプリを作れるので転職にも向いている
エンジニアへ転職したいという目的でテックブーストの受講を検討している方も多いと思いますが、テックブーストはカリキュラムの中にオリジナルWebアプリ開発が入っています。
かつ、専属メンターがついてくれるので転職に効果的なポートフォリオ作成のサポートをしてくれます。
その他のテックブーストが転職に強い理由については下記を参考にしてみてください。
テックブーストの料金を詳しく知ってお得に通おう
ここまでテックブーストのコースやカリキュラムについてみてきましたが、これから受講を検討している方向けにテックブーストの料金と割引で学ぶ方法を紹介していきます。
テックブーストの料金体系としては学び方によって変わってきます。
ブーストコース(オリジナルカリキュラム)の料金
テックブーストのブーストコースで学ぶ場合は下記の料金で学ぶことができます。
月額 | 32,780円 |
---|---|
入学金 | 219,780円 |
メンタリング | 4回:34,760円/月 6回:52,140円/月 8回:69,520円/月 |
教室利用 | 22,000円/月 |
スタンダードコース(基礎カリキュラム)の料金
スタンダードコースで学ぶ場合は下記の料金になります。
月額 | 32,780円 |
---|---|
入学金 | 126,500円 |
メンタリング | 4回:34,760円/月 6回:52,140円/月 8回:69,520円/月 |
教室利用 | 22,000円/月 |
※通学の場合の教室へのアクセスは下記記事参照
通学コースとオンラインコースの料金の対価を比較
通学コースとオンラインコースで上記の料金となっていますが、通学コースに含まれているものでオンラインコースに含まれないものがあります。
両方に含まれるもの
- オーダーメイドカリキュラム
- オリジナルアプリの作成
- 現役エンジニアの専属メンター
- 週1回のメンタリング
- チャットやビデオ通話によるオンラインの質問対応
- エンジニアキャリアのプロによるキャリアサポート
- オンラインコミュニティツール
- 毎月開催のミートアップ
通学コースのみに含まれるもの
- 教室でメンターに質問し放題
- おしゃれな教室を利用し放題
※テックブーストの受講料参照
個人的なオススメとしては通学する手間を考えるとその時間も学習時間に当てた方が効率的にスキルを身につけることが可能なのでオンラインコースが良いと思います。
ただ一人だと怠けてしまうと感じる方は通学コースを選択するのもありでしょう。
テックブーストを割引で受講する方法
次にテックブーストに割引で通う方法について解説していきます。
1.学生割引
上記で料金を解説した通り、学生であれば学生割引の料金で学ぶことができます。
条件としては、
- 25歳以下であること
- 学生証を提示すること
になります。
オンラインコースであれば約20%OFF、通学コースであれば約36%OFFで学べるわけです。
2.お友達割引
あなたが一人ではなく友達と一緒に二人以上で申し込むと10%オフで学ぶことができます。
ポイント
- ブーストコースの場合:
219,780円→197,802円
周りで同じようにプログラミングスキルを身につけたいという方は一緒に申し込むとお得になります。
3.紹介割引
既にテックブーストを受講した方や関係者の紹介を受けた方に関しては5%オフで学ぶことができます。
ポイント
- ブーストコースの場合:
219,780円→208,791円
多少ではありますが、関係者がいるのであれば紹介してもらうという方がいいですね。
4.当日割引
無料説明会に行って当日に申し込みをすると1万円オフで学ぶことができるという割引制度もあります。
上記で挙げた割引は周りに一緒に学べる人がいたり知人で関係者がいなければいけないという制約がありましたが、当日割引はそういった制約なしに利用することができます。
当日割引が一番現実的な方法と言えますね。
割引を受ける際の注意点
料金を割り引いてもらう際の注意点があります。
注意点
- 当日割引は他の割引と併用することができる
- お友達割引と紹介割引は併用することができない
- 学生料金の方はお友達割引と紹介割引を使うことができない
つまり、社会人であれば通学でお友達割引と当日割引を使った時が一番割引額が多いことになります。
他のスクールと比較してテックブーストの料金はどう!?
料金について、テックブーストが安いのか高いのかは他のプログラミングスクールと比較をしてもらえればわかります。
比較対象として人気で評判の高いスクールと比較すると下記の通りです。
テックブースト | 106,040円 ※月額32,780円+入学金219,780円 |
---|---|
テックキャンプ | 87,120円 ※プログラミング教養コース3か月受講 (月額21,780円+入学金217,800円) |
テックアカデミー | 94,966円 ※フロントエンドコース12週間プラン (料金249,000円) |
コードキャンプ | 77,000円 ※Webマスターコース4か月プラン (入学金33,000円+受講料275,000円) |
侍エンジニア塾 | 182,600円 ※エキスパートコース12週間プラン (入学金29,800円+受講料354,000円) |
※3か月 or 4か月受講した場合の1か月当たりの料金での比較です。
上記の通りで、決してテックブーストの料金は安いわけではありません。
なので、最初に言った通り全ての方に「テックブーストがおすすめ」と言うつもりがないわけです。
テックブーストの受講が向いている人・おすすめな人
上記の通り、テックブーストは他のプログラミングスクールと比較すると決して安い金額ではありません。
オンラインでの受講を想定して計算しているので、教室で受講する場合は更に高くなります。
それでは最後に、どんな人がテックブーストを受講するのがおすすめなのかを解説すると下記のような人です。
ポイント
- あなたに合わせたカリキュラムを作ってほしい人
- エンジニアへの転職を本気で考えている人
上記2ついずれかに当てはまる人であればテックブーストを受講して問題ないかと思います。
逆にオリジナルカリキュラムじゃなくて良くて、副業レベルで稼げるようになればいいという方であれば他のスクールの方がコスパが良いと言えます。
結局は無料説明会を受けないことにはわからない
最後に限定的な人におすすめと書きましたが、ぶっちゃけプログラミングスクールは人それぞれによって好き嫌いが分かれます。
同じような目的・同じようなステージの方がAというスクールを見て良いと思うこともあれば、ちょっと微妙と思うこともあります。
なので、あなた自身の目でしっかりと確認してみることをおすすめします。
無料説明会を受けることで下記がわかります。
ポイント
- テックブーストの雰囲気
- 実際に受講する場合のカリキュラム内容
- あなたに合ったプログラミング言語
僕も3社ほどスクールの無料体験を受講してみて、ネットで情報収集をしているだけではわからないリアルを知ることができました。
なので、テックブーストに少しでも興味を持っているのであれば一度無料説明会だけでも受講してみることをおすすめします。
その際にもし他のスクールも気になるのであれば同じように無料体験を受けてみて比較検討しましょう。
参考
ちなみにテックブーストは当日割引で無料説明会当日のみ1万円OFFになりますが、他のスクールの割引は無料体験から少し時間の猶予があります。
もし比較検討する場合は1週間以内で、テックアカデミーやコードキャンプの無料体験を先に済ませてからテックブーストの無料説明会を受けるとお得にできる可能性が高いです。
そして、これからプログラミングスキルを活用して転職や副業などで稼ぎたいと考えているのであれば行動は早い方が良いです。
その理由は職業柄、試行錯誤の連続で色々な失敗経験を積み重ねることでスキルアップして稼げるようになるからで、迷っている時間は非常に無駄と言えるから。
SEを9年やってきて迷って行動しない時間は本当に無駄でした。
僕と同じように無駄な時間を使いたくないという方は今すぐ行動していきましょう!
※まだ踏ん切りつかないという方で、実際の評判が気になる方は下記の記事も参考にしてみてください。