フリーランスエンジニアしつつWebマーケターとして生計を立ててるミツキ(@ptnimz1987)です♪
これからフリーランスエンジニアとして働こうとしている方で下記のような疑問を抱えている方もいるではないでしょうか?

- フリーランスエンジニアの一日ってどうなってるんだろう?
- 一日あたりどれくらいの労働時間があるんだろう?
- フリーランスエンジニアの生活ってどんな風になってるのかな?
フリーランスエンジニアというとノマドで自由に仕事してるというイメージがありますが、生活の仕方は働き方によって様々です。
具体的なところでいうと、
- 常駐でフリーランスエンジニアとして働く
- 労働時間を対価として在宅ワークでフリーランスエンジニアとして働く
- 納品物を対価としてフリーランスエンジニアとして働く
それぞれで生活の仕方も一日の送り方も労働時間も変わってきます。
一般的なイメージとしてあるのは3つ目かと思いますが、全体の母数でいうと1つ目の常駐型のフリーランスエンジニアとして働いてる人が多いです。
僕もこれまでほとんどが常駐での生活で下記のような1日を過ごしていました。
- 08:00 起床&出社準備
- 09:30 出社&始業開始
- 12:00 昼休憩
- 13:00 午後の仕事開始
- 18:00 仕事終了
- 18:30~ 趣味や副業
- 25:00 就寝
多分、現時点で会社員エンジニアの方はそれほど変わらないと思ったのではないでしょうか?
その通りで常駐でのフリーランスエンジニアは会社員とそれほど違いがありません。詳細について本記事で解説していくのでこれからフリーランスになりたい方は是非参考にしてみてください。

労働時間でいうとフリーランスエンジニアは月間150時間前後、1日8時間前後を20日過ごすみたいな感じになりますね。
働き方はライフスタイルを考える上で重要な要素なのでしっかり考えた上で選択すると良いですよ!
フリーランスエンジニアの一日は多種多様
冒頭でも書いている通り、フリーランスエンジニアの一日といっても、フリーランスエンジニアでも色々な働き方があるので一日の過ごし方は人それぞれです。
とはいえ大きく三つのくくりで分けることができるのでそれぞれについてどのような一日を過ごしているのか解説していきます。
- 常駐フリーランスエンジニアの1日
- 在宅フリーランスエンジニアで労働時間を対価に生きる1日
- 在宅フリーランスエンジニアで作業請負による1日
生きやすさで言うと作業請負によるフリーランスエンジニアが一番良いですが、メリットデメリットもあり何を重視するかによって変わってきます。
具体的にどのような一日を過ごすのか見ていきましょう。
常駐フリーランスエンジニアの一日を紹介
まずは常駐フリーランスエンジニアの一日について紹介していきます。
僕は基本的にフリーランスエンジニアとしてメインで働いていた時は常駐の仕事でした。
3つの案件に携わってきたのでそれぞれの1日について解説していきたいと思います。
参考
一つ目と二つ目はフリーランスエンジニアというよりは若干派遣に近いような形での働き方でした。とはいえそんなにフリーランスエンジニアと変わらないので気にせず解説していきます。
例1:銀行システム保守
一つ目は銀行のシステム保守の仕事でした。
ポイント
- 職場:大手町
- 仕事の概要:投資銀行の一部のシステムの保守作業・・・基本的に定常的な作業は少なめ。何か問題が発生したときや依頼があった時に対応するのがメイン。暇でした。。。笑
- 単価: 35万/月
一日の過ごし方
- 07:30 起床&準備
- 08:30 出社開始(お昼ご飯を買っておく)
- 09:30 勤務開始&その日の業務の確認&メールの確認
- 09:45 作業があれば作業 or ネットサーフィン
- 12:00 昼休憩(自席でご飯食べる&昼寝)
- 13:00 午後の仕事開始(午前に引き続き)
- 18:00 仕事終了
- 18:30~ 趣味
- 24:00 帰宅&睡眠
フリーランスエンジニアとして一つ目の現場は上記の通りで保守の仕事で安定したシステムを担当していたので、業務量は少なめという感じでした。
たまにシステム障害があると土日出勤ということもありましたが、基本的に毎月の業務をこなす時間は100時間はいってなかった感覚です。
例2:業務支援(Excel VBAツール開発)
二つ目の仕事は広告業界のシステム部門の業務支援という形でExcel VBAのツール開発をしていました。
ポイント
- 職場:九段下
- 仕事の概要:業務の内容的に言うとエンジニアというより事務でもできるような仕事だったのでかなり楽な仕事で下記のような一日を過ごしてました。
- 単価:40万~43万/月
一日の過ごし方
- 07:30 起床&準備
- 08:30 出社開始(お昼ご飯を買っておく)
- 09:30 勤務開始:Excel VBAツール開発
- 12:00 昼休憩(自席でご飯食べる&昼寝)
- 13:00 午後の仕事開始(午前に引き続き)
- 14:00 一通りのツール開発作業が終了してネットサーフィン(ブログも書いてました笑)
- 17:30 仕事終了
- 18:00~ 趣味
- 24:00 帰宅&睡眠
二つ目の現場も上記の通りの感じで、拘束時間は自席にいる必要があったものの業務量はたいしたことなかったので自分のことに使える時間がありました。
例3:Redmine運用保守
フリーランスエンジニアとして常駐案件の最後はRedmineの運用保守の仕事でした。
ポイント
- 職場:六本木
- 仕事の概要:Redmineにてタスク管理をしている会社のRedmineの運用周り、特にデータを抽出して処理を行うExcel VBAのツール開発がメイン
- 単価:53万~56万/月
一日の過ごし方
- 08:15 起床&準備
- 09:15 出社開始
- 10:00 勤務開始:Excel VBAツール開発
- 14:00 昼休憩(カフェでご飯食べる&Twitterいじる&昼寝)
- 15:00 午後の仕事開始(午前に引き続き)
- 16:00 一通りのツール開発作業が終了してネットサーフィン(ブログも書いてました笑)
- 19:00 仕事終了
- 20:00~ 帰宅&趣味(ほとんどブログ執筆)
- 26:00 睡眠
三つ目の現場に関しても自分のスキルからすると少し少なめのタスク量だったので、(隠れて)ブログを書いたり自分の時間に使うことができました。
少し僕の例は極端かもしれませんが、僕はエンジニアとしてスキルアップというよりは収入源を増やしたいという気持ちが強かったので安定稼働&タスクが少ない仕事を選んでました。
その結果、かなり自分のために時間を使わせてもらっていたなという感じがあります。
在宅フリーランスエンジニアの一日も大きく2つに分かれる
続いて在宅でのフリーランスエンジニアの一日についても見ていきましょう。
在宅での仕事に関しては仕事をどういう形で受けるかによって一日の過ごし方が変わってきます。
- 労働時間を対価として働く方法
- 作業請負で働く方法
それぞれについて解説していきましょう。
労働時間で対価を払う働き方
まず労働時間を対価にフリーランスエンジニアとして働く人は基本的には下記のような働き方となります。
一日の過ごし方
- 08:00 起床&準備
- 09:30 仕事開始
- 12:00 昼休憩
- 13:00 午後の仕事開始
- 18:00 仕事終了
- 18:00~ 趣味
- 24:00 睡眠
上記のような形で常駐のフリーランスエンジニアと比べると移動時間があるかどうかという違いだけになります。
あとは各時間でどのように時間を使ったかというのを事細かにクライアントへ提出する必要があるのでその辺りは少し手間になってしまうというデメリットがあります。
また、クライアントによっては日次でSkypeなどを使って打ち合わせをするということもあったりします。
作業請負による働き方
作業請負でのフリーランスエンジニアとしての働き方は納品物ベースで仕事を進めていくという働き方です。
仕事のこなし方やタスク量によってどのような一日を過ごすかは変わってくるのですが、一例でいうと下記のような生き方をされてる方がいますね。
- 7時〜8時:起床して朝食
- 8時〜9時:趣味の時間
- 9時〜12時:仕事
- 12時〜13時:昼食
- 14時〜17時:仕事
- 17時〜18時:夕食
- 18時〜18時30分:YouTubeの撮影
- 18時30分〜23時:趣味の時間
- 23時〜7時:就寝
かなり自由な生き方をされていますよね。
こういった生き方をされてる方を見てフリーランスエンジニアになろうと思う方が多いかと思いますが、当然自由だけが手に入るわけではありません。
自由には責任が伴ってくるので、それもしっかりと考えた上で生き方として選択するのが正解です。
具体的にどういうことなのかについては後述します。
フリーランスエンジニアの労働時間も働き方で多種多様
ここまで見てきた通りでフリーランスエンジニアとして生きていくと労働時間も働き方によって変わってきます。
具体的に言うと下記の通りなのですが、労働時間はあくまでもあなたの人生の中の一部にしかすぎません。
人生を広く見てどのような働き方を選択するか選ぶことが大事です。
常駐フリーランスエンジニアの労働時間
常駐型のフリーランスエンジニアの労働時間は基本的に客先に合わせるという形になります。
僕の働いていた現場での契約時間でいうと下記の通りです。
ポイント
- 一つ目の現場:150~180時間
- 二つ目の現場:130~160時間
- 三つ目の現場:140~180時間
結構まちまちですよね。上記の時間よりも減れば収入が減って増えれば収入が増えるという形です。
ポイント
ぶっちゃけた話で言うとフリーランスエンジニアで常駐して働けば席にいるだけでお金が稼げます。
最低限の仕事をこなしていく必要がありますが、タスク量をうまく調整していけば僕のように自分の時間に充てることも可能になってきます。(セキュリティ面などは注意しましょう笑)
基本的に僕は上記の現場は全て下限ギリギリで働いていたので、1日の労働時間は7時間から8時間ぐらいで月の労働時間は140時間前後でした。
在宅フリーランスエンジニアの労働時間
在宅のフリーランスエンジニアの労働時間に関しては、一日の過ごし方同様にどのような形態で仕事を受注するかによって変わってきます。
目安的なところで言うと下記のような感じですかね。
ポイント
- 労働時間を対価とした働き方:1日8時間/月で150時間前後
- 納品物を対価とした働き方:作業ボリュームによりけり
納品物を対価とした働き方の場合は労働時間の調節が可能です。
注意点
もちろんのこと労働時間をかけないと納品物も少なくなってしまうため、収入は減ってきてしまいます。がっつり稼ぐのであれば労働時間をしっかりかけて質の良いものを納品する必要があります。
自由なフリーランスエンジニア生活を送るために大事なこと
ここまで見ていただいてフリーランスエンジニアの一日の送り方がなんとなく分かったでしょうか?
納品物を対価としたフリーランスエンジニアの働き方は自由な生活と感じる方が多いと思いますが、デメリットもあります。
どのような点を踏まえてフリーランスエンジニアとして生活を送って行くのか最後に解説していきたいと思います。
1.フリーランスエンジニアとしての生活の理想をしっかり考えること
まず大事なこととして言えるのはフリーランスエンジニアとしてどのような生活を送りたいか?を考えることです。
大きなくくりでフリーランスエンジニアとしての生活は下記のように分けられるかと思います。
ポイント
- 収入の保証を求める生活
- とにかくスキルアップにこだわる生活
- 自由な時間を確保する生活
どの観点を重視するかによって生活の仕方は変わってきます。
あなたはどのような生活を送りたいと考えているでしょうか?
僕は自由な時間を確保してとにかく効率的に稼ぎたいというのがあって、現在在宅で仕事をしています。
仕事がなくなるという不安が付きまとうのでそのリスクをしっかりと取れる方でないと難しい生き方になるので、それを踏まえて決める必要があります。
2.理想の生活のためのフリーランスエンジニアとしてのスキルを見極めること
フリーランスエンジニアとして理想の生活を決めたら、そのために必要なスキルがどんなものがあるかを見極めることが大事です。
上記で挙げた三つの生活の仕方で言うと下記のようなスキルが必要となりますね。
ポイント
- 収入の保証を求める:基本的に労働時間の切り売りで仕事をするものの専門的なスキルが必要。(とはいえ最低限の仕事ができれば実務経験2年以上あればできる)
- スキルアップしたい:スキルアップしたいのであれば一つの仕事に固執するのではなく色々な仕事をこなしていくことが大事。様々なタスクをこなす力を身につけていく必要がある。
- 自由な時間を確保したい:テクニカルスキルだけでなく仕事を取るためのコミュニケーションスキルも必要になる。
フリーランスエンジニアとして生きる上で上記だけでなくしっかりと自制する力も必要になってきます。
下記の記事にてフリーランスエンジニアに向いてる人の特徴について解説しているのでそちらも参考にしてみてください。
3.とにかくフリーランスエンジニア生活を楽しんで経験を積む
フリーランスエンジニアとして生きていく上で最後に重要なことをお伝えします。
ポイント
それはとにかくフリーランスエンジニア生活を楽しむことです。
そして経験を積み重ねてスキルアップや収入アップしていくとさらに充実した生活を送れるようになります。
収入を取るか?やりがいをとるか?という疑問がよくありますが、僕はどっちも取るべきと思っています。
フリーランスエンジニアとしての生き方はあくまでも手段の一つでしかないので、あなたの人生に効果的であれば選択すると良いでしょう。
とはいえフリーランスエンジニアの生活がどんなものかは実際にやってみるのが一番です。
実務経験が2年以上あれば月収五十万ぐらい稼ぐことが可能なので下記を参考にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
まとめ
今回はフリーランスエンジニアの一日というテーマでフリーランスエンジニアの労働時間や生活についてみてきました。
おさらいすると大事なことはあなたがどのような生活を送りたいか?から逆算してフリーランスエンジニアとしての働き方を選ぶことです。
- 常駐型でフリーランスエンジニアとして働く
- 在宅ワークで労働時間を切り売りしてフリーランスエンジニアとして働く
- 場所問わず納品物を対価としてフリーランスエンジニアとして働く
と言う大きく三つの働き方があるのであなたの人生にとって効果的な働き方を選ぶと良いでしょう。
まだフリーランスエンジニアになったことがないという方はまずフリーランスエンジニアへなってみることから始めるといいですね。
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実際にフリーランスエンジニアとして働くことでさらに他の働き方での生活をイメージすることができるようになります。
一歩を踏み出さないと何も変わらないので情報をインプットするだけでなく行動することによって未来を変えていきましょう。