フリーランスエンジニアに興味があるけど、リスクもありそうで怖いなぁ…。
フリーランスに憧れを持つ方が多いですが、リスクの方に目がいって中々足が動かないということもあるかと思います。
僕は2014年くらいからフリーランスエンジニアになりましたが、冷静になって考えていたらリスクが怖くて足が動かなかったかもしれません。
というわけで、本記事はブラック企業で消耗して逃げるようにフリーランスになったミツキが解説をしていきます。
恐らくフリーランスになるとリスクとして一番大きいのは「収入が止まること」かと思います。
以前フリーランス21名にアンケートを取った結果でも、不安として大きかったのは収入面が多かったです。
フリーランスになる際に感じた不安
- 営業面でのリスク:4名
- スキル面でのリスク:2名
- 収入面でのリスク:12名
- 信用面でのリスク:1名
- 不安な面なし:1名
過半数以上が収入面でのリスクが頭をよぎったようですが、正直エンジニアとして2年以上実務経験があるならそれほど重く見なくていいかなというのが僕の感覚です。
現在では、社会的にフリーランス人口も増えてきているので、リスクを軽減するようなサービスも多く生み出されています。
なので、本記事ではフリーランスエンジニアとして直面するリスクと回避する方法についてわかりやすく解説していきます。
なるべくリスクを軽減してフリーランスエンジニアになりたい方は是非参考にして頂ければと思います。
フリーランスエンジニアに訪れる「仕事面」でのリスク
まず始めに一番気になるところの収入に関係するところで仕事面でのリスクについて見ていきます。
仕事面に関しては、3つのリスクが考えられます。
景気に左右されやすい
フリーランスエンジニアの最大のリスクは景気に左右されやすいという点です。
会社員であれば、ある程度会社が守ってくれるところがありますが、フリーランスになるとその後ろ盾がありません。
2020年は新型コロナウイルスの影響でエンジニアの仕事も減っています。
フリーランス向けの案件紹介サービスで仕事は減っていないと言っているところもありますが、日本全体的にGDPが減少しています。
内閣府が17日発表した2020年4~6月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除いた実質の季節調整値で1~3月期から7.8%、年率換算で27.8%減った。新型コロナウイルスの感染拡大で、リーマン・ショック後の09年1~3月期の年率17.8%減を超える戦後最大の落ち込みとなった。
景気が悪くなると次に挙げるように仕事がなくなる可能性もありますし、収入が減ってしまうという可能性もあります。
それなりにスキルがある方は景気が悪くても問題ないですが、スキルが低い方は職を追われてしまうリスクがつきものですね。
仕事がなくなる
景気によってもそうですし、スキルや希望条件によって仕事が途切れてしまうというリスクはつきものです。
僕も下記のような条件を元に仕事を探したところ、全然見つからなかったというのが現実としてあります。
ポイント
- 職種:WordPressエンジニア or Webマーケター
- 単価:時給換算で5,000円以上
- 働き方:フルリモート or 週一程度の出社
少し条件を緩めたことで今はWordPressエンジニアとして働いていますが、恐らく条件を緩めずに探していたら仕事がなかったかもしれません…。
独り身ならまだしも家族を守っていかないといけない立場の方にとっては仕事がなくなるというリスクは結構な問題ですよね。
取引先によってはブラック
自分で仕事を探す場合、恐らく少なくとも一回は取引先が酷い会社ということが起こりえます…。
例えば下記のような状況が起こりえます。
- 途中で契約が切られてしまう
- 働いた分の給料を払ってもらえない
- 契約以上の時間働かされる
結構つらいですよね…。
実際に僕も自分で契約した仕事に関しては、月の途中で契約が切られ契約時のお金が満額払われなかったということがありました。
何らかの法的な措置を取れば良かったかもしれないですが、時間も労力ももったいないのでそのままという感じです。
解決策はエージェントを利用すること
上記の仕事面でのリスクを解決する方法は、「フリーランス向けのエージェントを活用すること」です。
特にMidworksであれば、給与保証(仕事が途切れた際に8割払ってもらえる)やその他のサポート面もしっかりしているので、仕事面のリスクを最大限抑えることができます。
フリーランス向けのエージェントが気になるという方は下記に詳しくまとめているので参考にしてみてください。
なお、中にはエージェントを使わずに仕事を見つけたいという方もいるかと思いますが、フリーランスに慣れていないうちはエージェントを使うことをオススメします。
フリーランスエンジニアに訪れる「健康面」でのリスク
続いて健康面でのリスクについても見ていきましょう。
フリーランスエンジニアが華なのは40代まで
まずエージェントに登録するとわかるのですが、基本的にエージェントで扱っている案件は50歳未満までという制限があります。
なので、50歳以上の方が仕事を獲得するのが難しいわけです。
フリーランスエージェントをオススメする記事でも紹介していますが、対策としては下記となります。
ポイント
- 20~40代のうちにガッツリ稼いで、50歳超えたらセミリタイアする
- 若いうちに営業力をつけて、エージェントを使わずに仕事を受注できるようにする
- スキルをしっかりと磨いた上で、30~40代のうちに会社員へ戻る
- コネクションを作っておいて、困ったら頼れる環境を作っておく
ただし、フリーランスエンジニア向けエージェントの【Pe-BANK】であれば50代以上でも受注可能な案件を多く扱っています。
若いよりも案件が受注しづらいものの、上記のような方法で解決することが可能です。
長期休みがとりづらい
続いて2つ目として長期休みがとりづらいという点があります。
基本的にフリーランスエンジニアは時間の切り売りでお金を稼いでいくので、「世界一周旅行のために1か月休みます!」という感じだと1か月分の収入が止まってしまいます。
仮に体を壊してしまって入院となった場合に関しても収入が止まることになるので、辛いと思う方もいるかと思います。
ここに関しては、もしものためにしっかり貯金をしておくことが大事ですが、あとできることとしては労働対価収入だけでなく権利収入(ストック収入)も作っておくことです。
権利収入は代表的なものだと下記のようなものがあります。
ポイント
- ブログ
- YouTube
- コンテンツ販売
- 資産運用
収入源を増やしておくことに越したことはないので、興味があるものがあればチャレンジするのが良いですね。
フリーランスエンジニアに訪れる「社会面」でのリスク
最後のリスクとしては、社会面でのリスクがあります。
フリーランスであることで下記の審査が通りづらくなると言われがちです。
ポイント
- 賃貸契約
- クレジットカード
- ローン
賃貸契約の審査が通りづらい
まず一つ目の審査は賃貸契約です。
引越しをするとか、事務所用に新たに部屋を借りる際に審査の段階で落とされてしまう可能性が高くなります。
ただし、しっかりと収入を証明できるものとして所得証明書を提示できれば賃貸の契約も可能です。
エージェントを使う場合はエージェントで出してもらうこともできますし、所得税納税証明書を税務署に請求することで手に入れることができます。
税務署に請求する場合は確定申告して所得税を納付していることが前提となるので、フリーランスになった直後は難しいです。
なので、もし直近で引越しや新しい部屋を借りる予定の場合は会社員のうちに借りると良いでしょう。
審査が通りづらいクレジットカードがある
フリーランスだとクレジットカードの審査が通りづらいというのもよく言われる話です。
ですが、現在でいうとクレジットカードはフリーランスであっても審査が通るところが多くあります。
僕も楽天カードをフリーランスになって作りましたが、特に苦労することなくネットで30分足らずで作ることができました。
なので、クレジットカードの面では特に気にする必要ないですね。
ローンの審査が通りづらい
ローンの審査が通りづらいという点に関しても、フリーランスだからといってそこまで気にする必要がありません。
下記の点をしっかりおさえておけばローンを組むこともできます。
ポイント
- クレジットカードなどの支払い遅延がないこと
- キャッシングなどで無計画に借り入れを行っていないこと
- 定期的に貯金を貯めていくこと
ローンを組むことを検討している方は上記をしっかりとおさえておきましょう。
リスクを回避する簡単な方法はフリーランス向けのエージェントに登録すること
ここまでフリーランスエンジニアのリスクについて紹介してきましたが、途中で書いた通りでリスクを回避する一番簡単な方法はフリーランス向けのエージェントに登録することです。
フリーランス向けのエージェントは無料で使うことができて、実際に使わなくとも登録しておくだけでもありです。
詳しく知りたいという方向けに下記の記事にて解説をしています。
上記の記事でも解説していますが、下記の3社はサポートもしっかりしているので、リスクを軽減するための力強い味方になってくれます。
ポイント
- レバテックフリーランス・・・知名度と登録者数ともに業界TOPクラス!
- ギークスジョブ・・・高額報酬×サポートが厚いエンジニア専門エージェント!
- Midworks・・・サポートの厚さが業界TOPクラスで給与保証もあり!
フリーランスエンジニアになるか迷っている方も、どれくらいの単価を受注できるか市場価値を確認するために登録するでも問題ありません。
なので、まずはエージェントに登録をしてみて、単価の見込みとリスクを天秤にかけてフリーランスになるか決めるようにしましょう!