SAPフリーランスバンクの評判はどう？SAP経験者のフリーランスが徹底解説

• SAPフリーランスバンクって実際のところどうなんだろう？
• SAPエンジニア・コンサルタントがフリーランス案件を獲得するのに有効なのかな？

SAP専門でフリーランス向けの案件を紹介してくれるSAPフリーランスバンク。
2024年にリリースされたサービスのため、上記のように利用価値があるか気になる方もいるかと思います。

そもそもフリーランス向けのエージェントは小さいものも含めれば数えきれないほどあり、どのエージェントを使うかによって収入やキャリアに影響するといっても過言ではありません。
実際、僕はエージェントを使って酸いも甘いも経験しました。

そして、もうひとつカギになるのがSAP専門であることです。
僕自身、キャリアスタートはSAPエンジニアから始まり、1年弱ABAP・3年間Basisを経験しました。

ミツキ

というわけでこんにちは。
この記事はSAPエンジニアの経験があり、現在はフリーランスで活動しているミツキが解説していきます。

※SAPは、某SIer時代に会社員で4年間（ABAP1年、Basis3年）やっていました。

SAPのことを知っている人はほんの一握りということももあり、エージェントによっては案件自体扱っていないこともあります。

そこでSAP案件探しのお供にオススメなのがSAPフリーランスバンクというわけです。
SAPフリーランスバンクは特に以下のような方にオススメです。

それでは、SAPフリーランスバンクの真実について一緒に見ていきましょう。

そもそもSAPフリーランスバンクとは

SAPフリーランスバンクは、株式会社スプラッシュエンジニアリングのSAPキャリアが運営するSAP専門のエージェントです。
SAPキャリアは、SAPフリーランスバンクの他にも以下のようなサービスを運営しています。

同社の経営メンバーである佐藤さんと窪田さんはいずれもSAP経験者。
要するに、SAPエンジニアやSAPコンサルタントの気持ちをしっかり理解した上で案件探し・キャリア相談に乗ってくれます。

それでは、具体的にSAPフリーランスバンクにはどのような強みがあるでしょうか？
その前に、SAP従事者がフリーランス案件を探す際に直面する問題について見ていきましょう。

SAPエンジニア・SAPコンサルタントがSAPフリーランス案件を探す際の懸念事項

冒頭でも書いた通り、フリーランス向けのエージェントは数多くあります。
有名どころだとレバテックフリーランスやギークスジョブ、Midworksなどがあります。

しかし、それらのエージェントを使うと次に挙げるような課題に直面する方も多いでしょう。

自身のキャリアについて、コンサルタントが理解してくれない

まず、自身のキャリアをコンサルタントが理解してくれないという問題に直面する方も多いかと思います。
というのも、SAPは知る人は知っていますが、IT業界にいる人でも畑違いの場合は知らない人も多いです。

そのため、案件探しをしてくれるコンサルタントでもあなたの経験をしっかり理解してくれる方は多くないと思います。
そこで発生するのが以下のような問題です。

上記のような問題により、あなたの市場価値を安く見積もられ、単価の低い案件を受けてしまうことにもなりかねません。

表面上のマッチ度だけで案件を薦めてくる

上記でも触れている通り、コンサルタントがあなたの経験・希望を十分理解できないために、マッチ度の低い案件を薦めてくる可能性があります。

具体例を挙げるのは難しいですが、例えば中辛のカレーを食べたいのに甘口や辛口のカレーを薦めてくるというようなニアミスをされるイメージです。
要するに、核をついていない案件を薦めてくるので、心の底から求める案件に出会える可能性が低くなってしまいます。

そのため、長期案件であっても途中で終わらせたくなるという状況にもなってしまうでしょう。

希望条件にマッチする案件が少ない

上記でも挙げたレバテックフリーランスなどは、全体的な案件数は非常に多いです。
しかし、様々なスキルに網羅している形なので、SAP関連の案件が少ないことも多いです。

実際、レバテックフリーランスの案件検索で募集中の案件を見てみると、全体の約3%ほどしかSAP関連の案件がありません。
ギークスジョブに至っては、SAP案件は全体の1%もありません。

そして、単価も低めに設定されているような印象を受けます。
そのため、本当にあなたが希望する案件を見つけるのは難しいでしょう。

実際、SAPのフリーランス案件を探そうと思った際に、上記のような課題に直面したことがある方もいるでしょう。
そのような時にあなたの力になってくれるのがSAPフリーランスバンクです。

SAPフリーランスバンクを利用する3つのメリット

それでは、SAPフリーランスバンクは上記のような課題を解決するために、どのようなメリットがあるでしょうか？
ここでは、主に挙げられるメリット3つを紹介していきます。

コンサルタントが現役のSAPプロジェクト従事者

SAPフリーランスバンクは、佐藤皓紀さんと窪田将志さんがキャリアコンサルタントをされています。
お二方ともSAP案件に従事した経験があり、2025年2月現在でもSAP案件に参画されています。

そのため、以下の点で非常に強いといえるでしょう。

フリーランスになると第三者から意見をもらうことも少なくなるので、SAPの熟練した方から意見もらえるのはありがたいですよね。

鮮度の高い案件が多い

フリーランス向けのエージェントによっては、サイトで案件検索ができるにも関わらず、いつ更新されたかわからない古い案件が掲載されていることがあります。
もちろん更新するには時間も労力もかかるので大変なものです。

しかし、鮮度の低い案件しか掲載していない＝サービスに対する熱意の低さとも受け取れてしまいます。
そんな中、SAPフリーランスバンクのサイトで、案件検索すると直近に更新された案件も多く、鮮度の高い案件が多いことがわかります。

実際に検索してみると、2週間以内に掲載されている「New！」となっている案件も多く、直近で開始する案件もあるので鮮度が高いことがうかがえるでしょう。

SAPに特化したエージェントなのでムダがない

何度もお伝えしているのとサービス名の通り、SAPフリーランスバンクはSAPに特化したフリーランス向けのエージェントです。
そのため、扱っている案件はSAP関連のもののみです。

これは、SAP案件を探している方にとって以下のようなメリットがあります。

もちろん、SAPに特化せず様々な案件を紹介してくれるエージェントにも強みがあります。
ですが、無関係な案件を見ている時間があったら別のことに時間を割いた方が絶対よいので、このムダが省けるのは強いと思います。

ミツキ

例えば、SAP案件を探そうとSAP専門ではないサイトで「SAP」と検索すると、以下のような案件も出てきてしまいます。

• JavaScript（GSAP）の案件
• 求める資格：AWS認定 Certified Solutions Architect - Professional（SAP）の案件

数はそれほど多くないと思いますが、上記のような案件は見る必要ないはずなので、その時間・労力を使う必要ないのはメリットといえるでしょう。

上記のようなメリットがあるものの、一方でSAPフリーランスバンクを利用する際に注意するべきポイントもあります。
合わせて見ていきましょう。

SAPフリーランスバンクを利用する際に注意しておきたいこと

SAPフリーランスバンクを利用する際に注意するべきは、以下の2点です。

それぞれ見ていきましょう。

案件のほとんどは週5日勤務＆都内近郊のものが多い

SAPフリーランスバンクで扱っている案件は以下の特徴があります。

上記から外れる、例えば地方の案件についてはあまり取り扱いがありません。
必ずしも0件というわけではありませんが、次に挙げるポイントも考慮するとよいでしょう。
※フルリモートでもよければ、フルリモートの案件は一定数あります。

エージェントは複数社を活用するのがオススメ

SAPフリーランスバンクに限らず、フリーランスで成功したいならエージェントを1社に絞るのはオススメできません。
理由は以下によるものです。

レバテックフリーランスなどの大手もよいですが、個人的には以下のようなエージェントがオススメです。

SAPフリーランス案件を探すならSAPフリーランスバンクに登録しておこう！

今回は、SAPフリーランスバンクの実態について解説をしてきました。
おさらいすると、SAPフリーランスバンクは以下の点に強みがあるエージェントです。

もしあなたが、SAPのフリーランス案件を探している、もしくはSAPフリーランスとしてのキャリアに迷っているのであれば、必須で登録するべきサービスといえるでしょう。

案件探しやキャリア相談など完全無料で行ってもらえるので、まずは気軽に相談してみましょう。