SEの仕事力向上

SEが辛い・大変と感じることと打開する方法【簡単に実践できます】

2019年7月2日

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フリーランスWebマーケターのミツキ(@ptnimz1987)です♪

SEをやっている方で下記のように感じている方いらっしゃるのではないでしょうか?

  • SEやってるけどなんか大変だなぁ
  • 仕事が辛いのはSEやってるせいなのかなぁ?
  • SEが辛い・大変と感じたらどうすればいいんだろう?

僕もSE9年やっていたので上記のような疑問に常に悩まされていたと言っても過言ではありません。

とは言え、僕は会社員4年やってフリーランスになったときにかなり軽減されましたし、年々大変・辛いと思う気持ちはなくなってました。

なぜ解放されたかは明白でポイントは下記2つです。

ポイント

  1. 辛い・大変と思う現場には長くいない
  2. 自分で稼いでいく力を身につけたこと

「逃げ」と「攻め」の両刀使いで僕は年々自分の理想を築いていけるようになり、今はSEを卒業してWebマーケターとしてノマド生活しています。

それでは大変だったことや辛いと感じたことを振り返りつつ、そこから解放される方法を解説していきます。

SEで大変だったことはあえて挙げると5つ

僕がSEをやってて大変だと感じたことは色々とありましたが、大変と感じたのは下記5つです。

SEで大変だったこと

  1. システムの運用保守は終わりがない
  2. 複数システムの構成把握が必要
  3. 色々な人との調整が必要
  4. チームを組んで色々な人と働く
  5. 目標設定がしづらい

それぞれ見ていきましょう!

SEで大変だったこと①システムの運用保守は終わりがない

僕が最も大変だったのが「システムの運用保守に終わりがない」ということです。

特に僕は会社員時代、多い時は約10社を相手にしながら20システムくらいの運用保守をしていました。
運用保守という特質上・・・終わりがありません。

システム構築やプログラミング組んでアプリケーションを作るという仕事であれば、基本完成すればそれでOKなので終わりがあります。(正確にはバグ対応もあり)

その反面、システムの運用保守は顧客がシステムを使い続ける限りは基本的に半永久的に続いていきます。

安定しているシステムであれば運用保守の仕事は大してないので楽だったりするのですが、安定していないとトラブルが続いていくので大変です。

ミツキ
ミツキ
僕が扱ってるシステムは安定とは程遠く、週一か二週に一回くらいトラブルがあったのでかなり大変でしたね。

SEで大変だったこと②複数システムの構成把握が必要

上記でも書いた通り、僕は多い時で20システムくらい見ていました。

20システム見ているのがどういうことかというと、システム毎に特性があるのでそれぞれをしっかり把握していく必要があります。

どれくらいしっかり把握する必要があるかというと例を挙げるなら下記のような要素ですね。

  • 物理サーバー or 仮想サーバー?
  • OSのバージョンはいくつ?
  • データベースは何使っている?冗長化している?
  • アプリケーションの何使ってる?
  • アプリケーションのバージョンは?
  • メモリはどれくらい入ってる?
  • バックアップはしっかり取ってる?

上記はホントに一握りで挙げると無限と呼べるくらいシステム毎に把握することがあります。
言うならば学校でクラス全員分の身長や体重・血液型や趣味などすべてを把握するみたいな感じですね。

ミツキ
ミツキ
会社員辞めてフリーランスになったときは、20システム→1システムになってかなりほっとしたのを今でも覚えています。

SEで大変だったこと③色々な人との調整が必要

SEの仕事はシステムの運用保守や管理だけではなく、調整役という側面もあります。

僕が実際にそう感じたのは、下記のような人間関係だったからです。

調整役としてやり取りする人

  • 顧客
  • 上司
  • 他チームのメンバー
  • サポートチーム
  • メーカー

見てもらえればわかるように登場人物がたくさんいて、色々な情報を取りまとめたり対応を決めるのがSEの仕事です。

そこまで複雑に見えないかもですが、顧客と一言で言っても顧客でやり取りしているのが複数人だとその分調整の手間が増えます。

この調整に時間がかかって大変だったというのは大きいです。

SEで大変だったこと④チームを組んで色々な人と働く

上記の図では載せてないですが、上司と僕は同じチーム、更に他にもチームメンバーがいて何人かで力を合わせて仕事を進めていくのが基本です。

何が大変かというと一番は「人間関係」ですね。

会社だとどうしても自分が仲良い人、相性がいい人だけと仕事をするのは難しいです。
そつなくこなせるタイプならそれほど大変じゃないかもですが、相性合わない人と一緒のチームだと結構大変に感じます。

ミツキ
ミツキ

僕も会社員時代はかなり人間関係が大変でした。パワハラ受けてたというのもありますが、話を合わせるためにPSP買ってモンハンやったり・・・大変でしたね。

SEで大変だったこと⑤目標設定がしづらい

最初で挙げたSEの仕事は終わりがないというのに関連して、目標設定がしづらいという大変さもあります。

ちょっと単純に考えると、システム開発の仕事なら5年間で10個システムを作る!みたいな目標を掲げられるかもですが、運用保守の場合はそういった基準を持ちづらいです。

実際に僕が掲げてた目標は「チームリーダーになる」という何ともあいまいな目標でした。
立派な目標と思うかもですが、チーム100人でもチーム、チーム2人でもチームですよね?

具体的にどれくらいのチームのリーダーになるかなんてイメージなかったですし、何となく他に目標が見当たらなかったからとりあえずで掲げてただけなので意味のない目標でした。

ミツキ
ミツキ
会社員とフリーランスやって思うのが会社員だと目標が達成できるかどうか会社に左右されることがあります。

例えば30歳までに年収1千万!という目標掲げても自分のいる会社で30歳の最高年収が600万とかだったらかなり無謀な目標ですよね。

SEが辛いところは大きく5つ

ここまでSEで大変と感じたことを振り返りながら解説してきましたが、ここからは大変を通り越して辛いと感じたことについて振り返りながら解説していきます。

SEが辛いところ①労働環境がきつい

SEとして辛いと感じた一番は間違いなく労働環境ですね。
システムエンジニア(SE)がきついのは迷信という記事でも触れていますが、下記のような感じですね。

  • 残業は月100時間以上
  • 残業代なしで手取り20万そこそこ
  • 残業以外にも自宅待機の時間があったり、言葉のきつい上司にメンタルがやられてた
  • 直接仕事で関わる人以外はほぼ付き合いを作ることができずに狭い世界で生きていた

僕だけでなくSEとして働いていると労働環境に苦しめられて辛いと感じる人が多いかと思います。

SEが辛いところ②将来が見えない

続いては将来が見えないという点ですね。

労働環境が辛いと感じやすいと思うのですが、「いつまでこの状況が続くんだ?」という感じでお先真っ暗なんてことがあります。
僕もそうでしたし、SEの友達は結構感じていることでした。

新卒でSEになって他の世界を知らない人は特に感じやすいですが、視野が狭いがゆえに自分にSEがあっているのかわからず続けてしまうということもあり得ます。

将来が見えないのは結構つらいですよね。

SEが辛いところ③体力的にしんどい

日々残業しまくって夜遅くに家に帰る、朝は普通に出社、昼休憩もまともに取れない・・・みたいになると結構体力的にしんどいですよね。

僕は会社員で社畜していた時は20代前半で、学生時代に野球やってて体力があったのもあって大丈夫でしたが、多分今同じ働き方しろって言われたら1か月もたないと思います。

努力はいつまでたっても必要ですが、年齢に合わせた働き方ってありますよね。

SEが辛いところ④仕事がよく分からない

僕は文系出身でSIerに就職してSEになったので、最初は本当にわからないことだらけでした。
とにかくシステムのことが全く分からないので、てんやわんやで結構つらかったです。

分からないことがあると辛いと感じて諦めるか、分からないのが嫌で分かるように努力するかの2択ですよね。
僕は幸い社会人1年目の時はやる気にみなぎっていたので後者を選びました。

でも会社の同期には一年目で辞めてしまう人もいたくらいです。

SEが辛いところ⑤仕事が楽しいと感じられない

最後は極論ですが、SEの仕事が楽しいと感じられないと辛いですよね。

僕も会社員時代とフリーランスになって間もない時は本当に感じていたことです。

  • 会社員時代→とにかく将来が見えなくて楽しくない
  • フリーランス当初→システムが複雑に組み込み過ぎてわからなくて楽しくない

こんな感じでした。
フリーランスとして2つ目の現場に入ってからはそれまで努力して力を付けた経験が活きてきてタスクをさばくのがうまくなって楽しさを感じるようになりました。

SEが大変・辛いと思った時の対処法【簡単にできる】

SEの大変さや辛いと感じたことを振り返ってきましたが、正直僕はよく耐えてきたなと思います(笑)

今なお大変と感じている方が本記事を読んでいると思うので申し訳ないのですが、僕は30歳手前くらいからかなり仕事をするのが楽になりました。

要因としては2つあるので解説していきますね。

SEが大変・辛いと思った時の対処法①逃げる(転職・フリーランスになる)

大変・辛いと思ったらまずは逃げましょう!

冗談なようで結構本気です。
『逃げるは恥だが役に立つ』通称逃げ恥というドラマが2016年にやっていましたが、ぶっちゃけ逃げるは勝ちです。

先日、残業が多くて大変というケースに関して下記ツイートをしました。

上記ツイートの通り、自分を変えるのは早いですが、会社を変えるのはかなり大変というか経営層であってもすぐには無理です。

なので、今の職場が大変すぎるとか、辛いと感じたら転職やフリーランスになるという手段を使って逃げましょう。コツは「今すぐ」行動することです。

僕もミスった経験として今は残業多くて動くのが大変だから落ち着いたら・・・と思っているとどんどん大変になって動くタイミングを失います。なのですぐが良いです。

SEが大変・辛いと思った時の対処法②攻める(力をつける)

2つ目の手段は力をつけるという攻めのパターンです。

僕はそこまで意識したわけではないですが、会社員で4年間社畜している間、結構力をつけることができました。
20システムくらいを丸三年くらい対応してたらそれは力つきますよね。

特に磨けたのは「タスクをさばく」という力で、これはSEに限らずどんな仕事でも通用する力ですし、実はプライベートでも活用できます。

料理とか片付けとかあげればきりがないくらい色々ありますね。
力をつけるという面については下記記事にまとめてありますので参考にしてみてください。

こちらもCHECK

SEに必要なスキルとスキルアップする方法を9年の経験から解説

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まとめ:SEが大変・辛いなら手段は2つ

まとめるとSEで大変と感じること、辛いと感じることは僕の体験から言うとそれぞれ下記5つずつです。

SEで大変だったこと

  1. システムの運用保守は終わりがない
  2. 複数システムの構成把握が必要
  3. 色々な人との調整が必要
  4. チームを組んで色々な人と働く
  5. 目標設定がしづらい

SEでつらいところ

  1. 労働環境がきつい
  2. 将来が見えない
  3. 体力的にしんどい
  4. 仕事がよく分からない
  5. 仕事が楽しいと感じられない

どれか一つが当てはまる人もいれば、いくつか当てはまる、すべて当てはまると人それぞれかと思います。
実際僕の経験から書いているので僕は全て当てはまってます(笑)

ただ解決手段は2つしかないので、シンプルですぐに実践可能です。

SEが大変/辛いから抜け出す方法

  • 逃げる(転職・フリーランスへ転身)
  • 攻める(力をつける)

どちらを優先すべきかというと圧倒的に「逃げる」ですね。
状況によっては攻めるからやっても良いですが、基本大変だったり辛いと感じてたりする人はそこまで余裕はないはず。(僕がそうでした)

まずは逃げて環境を整えてから攻めていくと自分の理想の人生に向かいやすいです。

ちなみにもうひとつ言っておくと、逃げずに小手先で変えようとするといずれ同じような大変さや辛さが確実に訪れます。
根本的なところから変えて自分の理想の人生を見つけていきましょう!

※もし一歩を踏み出す勇気が出ない人がいれば気軽に僕まで連絡頂ければ相談乗ります。

>>ミツキのTwitter:@ptnimz1987

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  • この記事を書いた人

ミツキ

フリーランスエンジニア兼Webディレクター【信念】『周りの人と自分が生きたい人生を生きる』【経歴】学習院大学経営学科→独立系SIerでSE4年→フリーランスエンジニア5年→現職。>>お仕事のご依頼 >>プロフィールの詳細

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