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クラウドソーシングが稼げない理由と稼げない人の特徴【対処法あり】

2022年7月17日

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クラウドソーシングが稼げない理由と稼げない人の特徴

  • クラウドソーシングが稼げないというのは本当?
  • どのような人が稼げないのか知りたい…。

駆け出しフリーランスや副業として活用する方の多いクラウドソーシング。
しかし、よく以下のようなことが言われます。

クラウドソーシングは稼げないからやめておいた方がよい。

本当にそうなのでしょうか?

僕はクラウドソーシングも活用しつつフリーランスをしているので、真相について徹底解説してきます。

ミツキ
ミツキ

というわけでこんにちは、フリーランス歴9年目のミツキ(@ptnimz1987)です。
クラウドソーシングは主にランサーズを活用しており、2022/7/16時点で認定ランサーとして評価されています。

認定ランサーの証拠

クラウドソーシングで稼げない方がいるのは、以下の2つの要素からです。

  • クラウドソーシングというプラットフォームが稼げない人を創り出している
  • クラウドソーシング利用者がうまく活用できていない

それぞれについて、「クラウドソーシングが稼げない理由」「クラウドソーシングで稼げない人の特徴」として、詳しく見ていきます。

フリーランスや副業で稼ぎたい方はぜひ参考にしてみてください。

参考

フリーランスや副業で稼ぐなら、以下のようなエージェントサービスもオススメです(探したい職種で1年以上の実務経験がある方限定)。

クラウドソーシングが稼げない5つの理由

それでは、まずクラウドソーシングが稼げない理由について見ていきましょう。

競合が多すぎる

まず、クラウドソーシングはいろいろな人が登録しています。
総務省のホームページにある通り、クラウドソーシングに登録しているワーカーは150万人を超えています。

全員が全員競合になるわけではありません。
ですが、実際の依頼を見てみると案件に応募している方が多いことがわかります。

具体的な例として、ランサーズでいくつか応募している人数を見てみました。

提案数が多いものだけ抜粋しましたが、Webサイト制作は基本40件くらいは応募あるのが通常です。

40人競合がいると考えると、競合が多いというのは明瞭かと思います。

受注できる可能性が低い

競合が多いことに関連して、クラウドソーシングは受注できる可能性が低いです。
その理由として、以下の点が挙げられます。

  • 競合に仕事が取られてしまう
  • 募集している=必ず発注するとは限らない
  • 複数のプラットフォームで募集しており、他のプラットフォームで発注者を決めることもある

上記のような理由から、提案したにも関わらず受注できずに稼げないことはよくあります。

基本的に単価が低い

残念ながら、クラウドソーシングで募集されている仕事の単価は低めです。

わかりやすくWebサイト制作を例にすると、クラウドソーシングの相場は大体以下のようなイメージです。

  • コーポレートサイト:10万~30万円
  • サービスサイト:10万~30万円
  • LP:10万~20万円

ですが、コーポレートサイトはしっかり作ろうと思ったら、少なくとも20万円はかかります。
デザインや機能にこだわるなら、100万円超えることも少なくありません。

そのため、他のプラットフォームよりも安価になってしまうことが多いです。

システム手数料がかかる

当然クラウドソーシングというプラットフォームを使う以上、システム手数料がかかります。
大手のランサーズやクラウドワークスのシステム手数料は、以下の通りです。

  • 「10万円以下」の部分:契約金額の20%
  • 「10万円超20万円以下」の部分:契約金額の10%
  • 「20万円超」の部分:契約金額の5%

マイルストーンの設定がない依頼の場合は、単純に計算すればよいです。

一方、マイルストーンの設定がある場合、以下のような計算となります。

  • 依頼総額:50万円
  • 手数料合計:47,500円
    • マイルストーンA:15万円→15万円×10%=手数料15,000円
    • マイルストーンB:5万円→5万円×20%=手数料10,000円
    • マイルストーンC:25万円→25万円×5%=手数料12,500円
    • マイルストーンD:5万円→5万円×20%=手数料10,000円

上記の通りで5%~20%ほどが手数料として取られてしまいます。

提案ばかりで実際の業務時間が削られてしまう

クラウドソーシングで受注するためには、提案の数を増やす必要があります。
提案1件当たり30分かかるとすると、20件提案したら10時間です。

それで案件が受注できればまだよいですが、そうならないこともあり得ます。
時間換算で考えてみるとわかりやすいです。

  • 20件提案して1件受注→かかった時間10時間
  • 受注した案件の報酬は20,000円、かかった時間は10時間
  • 報酬総額:20,000円
  • かかった時間の合計:20時間
  • 時間換算の報酬:1,000円

上記のように、時間換算で考えると時給1,000円です。

それならアルバイトした方がよい…と思ってしまう方もいるでしょう。


クラウドソーシングが稼げない理由を5つ紹介しました。
さらに、人によって稼ぎにくい特徴があるので、続いて紹介していきます。

クラウドソーシングで稼げない人の5つの特徴

クラウドソーシングで稼げない人の特徴についても、5つ見ていきましょう。

実績が少ない

まず、実績が少ない人は、クラウドソーシングに関わらず稼ぐのは難しいです。
依頼する側の目線で考えると、以下どちらの方を信頼できるでしょうか?

  • 実績が1件しかない人
  • 実績が10件ある人

言うまでもなく後者かと思います。

なので、実績が少ない人はまず実績を作ることが先決です。

プラットフォームをうまく活用していない

クラウドソーシングサービスはいろいろあるものの、各サービスでできることが違います。
たとえば、ランサーズやクラウドワークスで共通の仕事受注方法は、以下の3つです。

  • 募集している案件に応募する
  • クライアントから直接依頼が来る
  • クライアントへ直接提案営業をする

上記は共通でできることです。

しかし、ランサーズの場合は加えてパッケージの出品が可能です。
パッケージは、自分ができることをパッケージ化することで、どのようなサービスをどれくらいの価格でできるかをわかりやすくアピールできます。

僕もいくつかパッケージを公開しており、パッケージ経由でクライアントから依頼があることもあります。

>>ミツキのパッケージ一覧

上記のように、各プラットフォームで違いがあるので、それぞれの特徴を理解して使う必要があります。

提案する母数が少なすぎる

クラウドソーシングが稼げない理由として、競合が多いことをひとつで挙げました。
競合が多いにも関わらず、提案数が少ないと基本的に仕事は受注できません。

数打てば当たるわけではありませんが、ある程度の提案数は必要です。
僕の例で言うと、Webサイト制作とSEOコンサルの仕事で、案件が受注できる可能性は以下のような感じです。

  • Webサイト制作:25件提案したうち1件受注できる程度
  • SEOコンサル:2件提案したうち1件受注できる程度

SEOコンサルの方は受注率が高いですが、そもそも案件の母数が少なく応募者もWebサイト制作の10%~20%ほどのためです。

応募する案件や人によって受注率は変わりますが、提案して100%受注できる人はいません。
なので、案件を受注したかったら、提案する母数を増やす必要があります。

プロフィールが充実していない

もうひとつ論外なこととして、プロフィールがテキトーな人です。
プロフィールがテキトーな人の例は、以下のようなイメージです。

  • アイコンがない or フリー素材など個人がわからない
  • 名前がわかりにくい(例:user123)
  • 自己紹介が魅力的ではない
  • 実績を公開していない
  • できることがわからない

一例なので、挙げようと思ったらほかにもあります。

要するに、クラウドソーシングで稼ごうと思ったら、プロフィールを充実することは不可欠です。

提案内容がありきたり・コピペしまくり

最後に、提案する際の注意点についてです。

提案する母数が大事とお伝えしましたが、だからと言ってテキトーな提案では案件が受注できません。
僕もクラウドソーシングで何度か発注もした経験があり、ダメな人の提案の特徴は以下のようなイメージです。

  • 明らかに同じような提案をいろいろな依頼にしている
  • クライアントのことをしっかり考えていない
  • その人の強みがよくわからない

上記のような提案は、僕であればほぼスルーします。

なので、次のポイント内で解説する内容を踏まえて、しっかり提案する必要があります。

クラウドソーシングで稼ぐために重要な3つのポイント

それでは、対処法としてクラウドソーシングで稼ぐために重要なポイントを3つ紹介します。

小さいところから実績を積み重ねる

まず、実績を積み重ねることが不可欠です。

クラウドソーシングに関わらず、以下のように実績を作るようにしましょう。

  • 実績は受注したい仕事に関連するものに絞る
  • 単価が低めの案件も積極的に案件に応募・仕事をこなす
  • 知り合いにも仕事がないか聞いてみる
  • アンケートなどタスクの仕事は不要

最後のポイントですが、よく実績を作るためにタスクの仕事をやりましょうと言っているのを見ます。
しかし、タスクの仕事をいくらこなしたところで、ほとんど意味ありません。

そのため、受注しようと思っている仕事に関連する仕事をして、実績を積み重ねるようにしましょう。

提案内容をしっかりと練る

上記で、提案内容がありきたり・コピペだと受注しにくいとお伝えしました。

それではどのような提案内容がよいでしょうか?
提案する際のポイントをまとめると、以下の通りです。

  • クライアントの依頼内容や目的をしっかりと汲み取る
  • 各募集でオリジナルの提案を考える
  • 自分の強みをしっかりとアピールする
  • 同ジャンルで実績があるならはじめの方でアピールする

そして、提案は一度ではなく何度も行います。
なので、都度ブラシュアップしていき、よりよい提案をするようにしましょう。

指名で依頼されるようにする

クラウドソーシングの案件受注の基本は以下の3つとお伝えしました。

  • 募集している案件に応募する
  • クライアントから直接依頼が来る
  • クライアントへ直接提案営業をする

なかでも、受注率が高く単価を上げやすいのは、クライアントから直接依頼されることです。

直接の依頼は、今までにお付き合いがあったクライアントから来ることもあれば、はじめてのクライアントから来ることもあります。
指名で依頼されるようになるためには、以下が必要です。

  • 一つひとつの依頼を丁寧に対応する
  • 連絡はこまめに速めに行う
  • できることをわかりやすくアピールする
  • 他者と差別化した強みを持つ

上記をしっかりおさえて仕事を進めるようにしましょう。

稼ぎたいならクラウドソーシング以外も活用しよう!

冒頭でも少し触れましたが、クラウドソーシング以外でもフリーランス・副業案件は受注できます。
ほかの方法として、以下のようなものがあります。

  • エージェントサービスを活用する
  • クラウドソーシング以外のビジネスマッチングサービスを使う(例:Wantedly、CODEAL、複業クラウドetc)
  • SNSやブログで発信する
  • 知り合いから仕事をもらう

なかでも、僕が最も活用していてオススメなのが、エージェントサービスです。
エージェントは、希望条件や今までの実績を伝えることで、マッチした案件を紹介してもらえます。
また、案件の紹介だけでなく面倒な契約周りのことや交渉もしてもらえて、非常に効果的なサービスです。

一例として、以下のようなエージェントがありますが、実務経験が1年以上ある職種で案件を探している方は、一度登録してみるとよいでしょう。

ポイント

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数多くのエージェントがあるので、実際に使った経験や客観的な感想をもとにオススメのエージェントをまとめています。

  • この記事を書いた人

ミツキ

フリーランスエンジニア兼Webディレクター【信念】『周りの人と自分が生きたい人生を生きる』【経歴】学習院大学経営学科→独立系SIerでSE4年→フリーランスエンジニア5年→現職。>>お仕事のご依頼 >>プロフィールの詳細

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