
- フリーランス向けエージェントのフリコンって実際どうなんだろう?
- 使用するのにどのようなメリットがあるのか知りたいな。
フリーランスのためのコンシェルジュサービス「フリコン」。
2020年12月に株式会社ヘルスベイシスよりサービスリリースされた、フリーランス向けのエージェントです。
いろいろなエージェントがあるので、実際に登録すべきか迷って本記事にたどり着いた方も多いのではないでしょうか?
エージェントは基本的にフリーランスの強い力になってくれます。
しかし、一方でエージェント選びを失敗すると以下のようなデメリットがあり、エージェント選びに迷ってしまうのも当然ですよね。
エージェント選びで失敗する弊害
- 希望に合う条件の案件を見つけられない
- エージェントとのやり取りで時間を消耗してしまう
僕もエージェントは15社以上に登録してきて、実際にエージェントのよい面も悪い面も見てきました。

というわけでこんにちは。
フリーランス歴8年目で、エンジニア歴も10年を超えているミツキです。
>>プロフィール詳細
現在、僕はWebディレクターとしてフリコンに携わっています(フリコンでのプロフィール参照)。
正直なところ、フリコンにWebディレクターとして携わる前、別にフリコン経由で案件に参画したこともなければ接点もありませんでした。
しかし、COOの座間様を通じてフリコンのことを知り、会社の理念に強い感銘を受けたのがきっかけでお手伝いをするようになりました。
・・・と言うと、本記事もえこひいきした内容では?と思う方もいるかもしれません。
ですが、SEライフログの運営方針でも書いている通り、本ブログを運営する想いは「Win-Win-Winの関係を築くこと」です。
なので、読者の方に不利益になるようなことは一切書きません。
事実に基づき、よい面も悪い面も包み隠さず書いていくので、ぜひ参考にしていただければと思います。
それでは、フリコンのサービス概要から一つひとつ見ていきましょう。
\完全無料で利用できる/
フリコンのサービス概要を簡潔に紹介
まず、フリコンの概要を表でまとめると以下の通りです。
運営会社 | 株式会社ヘルスベイシス |
---|---|
所在地 |
|
取り扱い案件 |
|
案件数の多い職種 |
|
サポート | あなた専属コンシェルジュが案件探しから参画後までしっかりサポート |
対応エリア | 東京がメイン |
それでは、具体的にフリコンはどのような特徴があるのかお伝えしていきたいと思います。
ですが、その前にひとつ見ておかなければいけないことがあります。
フリーランスエージェントを使う上で知っておきたいこと
フリコンのメリットとデメリットを見る前にひとつ知っておきたいことがあります。
エージェントは、担当者によってサービスの良し悪しが非常に分かれるという共通点があります。
そして、とくに厄介なのは担当者がコロコロと変わってしまうところです。
たとえば、エージェントによっては以下のように担当者が変わってしまいます。
- エージェントへ登録後に面談してくれるのはAさん
- 面談後に案件を探してくれるのはBさん
- 案件参画後にサポートをしてくれるのはCさん
というような感じです。
上記の例でいうAさんとBさんとCさん、全員が完全に意思疎通が取れていれば問題ありません。
しかし、意思疎通が取れていないために出てくる弊害があります。
担当者が変わることによる弊害
- 何度も同じ説明をする手間が発生する
- 希望条件に合わない案件を提案される
- 最悪な場合、案件を紹介してほしいのに忘れられる
正直な話、僕は上記すべてを経験してきました。
イメージすればわかると思いますが、煩わしい以外のなにものでもないですよね。
だって、エージェントを活用するメリットのひとつが案件探しを効率化できる点なのですから。
このような煩わしさなくエージェントを使いたい方にフリコンはオススメです。
その点を踏まえてフリコンのメリットを見ていきましょう。
15社以上登録したからわかる!フリコンを使用する5つのメリット
フリーランス向けエージェントとして、フリコンを使用するメリットを5点紹介していきます。
メリット1.エージェントに振り回される心配が低い
上記で挙げた通り、複数の担当者とやり取りする必要があるエージェントがあります。
しかし、フリコンは専属のコンシェルジュがあなたの担当となってくれるため、やり取りするのは基本一人です。
そのため、上記で挙げた担当者が変わることによる弊害が発生する可能性が低いです。
要するにエージェントに振り回される心配が低くなると言えます。
メリット2.案件参画までスピーディに対応してもらえる
フリコンは案件探しから2週間~1ヶ月程度で案件参画可能です。
そのため、スピーディに案件に参画できると言えるでしょう。
フリーランスにとって、怖いもののひとつが「仕事のない暇な時間」です。
なので、スピーディに案件参画できるのはメリットと言えます。
なお、はじめてフリーランスになる方は案件に参画する前に以下をやっておきましょう。
- 国民健康保険への切り替え
- 国民年金への切り替え
- 開業届の提出
- 青色申告承認申請書の提出
※詳しくは、「フリーランスエンジニアに必要な準備と手続き」参照
メリット3.高単価や柔軟な働き方ができる案件を扱っている
次のメリットは、幅広くいろいろな案件を扱っている点です。
フリーランスとして、以下のような働き方をしたい方も多くいるかと思います。
ポイント
- エンドユーザー直請けの案件で高単価を実現したい
- 週3や4日など稼働日数を抑え目で働きたい
- リモートワークがしたい
フリコンであれば、高単価や柔軟な働き方の可能な案件を扱っているので、上記のような希望を叶えてくれる可能性があります。
メリット4.幅広い職種に対応している
フリーランス向けのエージェントの多くは、エンジニアに特化しています。
フリコンも例外ではなくエンジニア案件に強いですが、以下のような職種の案件も扱っています。
ポイント
- デザイナー
- マーケター
- 営業
- 事務職
そのため、エンジニア以外の方にもフリコンはオススメです。
メリット5.実務経験が少なくても参画できる案件がある
メリットの最後は、実務経験が少なくても参画できる案件があることです。
フリーランスの案件を受注しようと思ったら、実務経験が3年以上必要な案件も多くあります。
しかし、フリコンの一部の案件は実務経験が1年程度あれば受注できるものも。
実務経験が少ない方には嬉しいですよね。
ここが残念!フリコンに感じる2つのデメリット
続いてデメリットについても見ておきましょう。
とくに言えるデメリットは以下の2つです。
デメリット1.サービスがはじまってからまだ間もない
フリコンは2020年に前身である「フリサポ」としてはじまったサービスです。
そのため、本記事を書いている2022年3月時点では、サービスリリースして2年ほどしか経っていません。
30年以上の実績があるエージェントもあるので、比較すると新しいサービスです。
つまりサービスとして、粗削りな部分があることは否めません。
しかし、利用者が少ないがゆえに、一人ひとりへのサポートが充実しているとも言えます。
デメリット2.福利厚生などのサポートがない
フリーランスになるデメリットのひとつに、福利厚生がない点があります。
しかし、エージェントの中には福利厚生を提供しているものが存在します。
例としては、以下のエージェントです。
一方、フリコンは福利厚生などのサービスはありません。
なので、福利厚生サービスを受けたい場合は他エージェントを利用するか、ご自身で福利厚生サービスに入る必要があります。
-
-
フリーランスエンジニアにオススメな福利厚生サービスまとめ!
続きを見る
フリコンを使って、フリーランスで失敗しないために覚えておくべきこと
最後に、フリーランスとして生きていく上で失敗しないために大事なことを紹介しておきます。
フリーランスを7年以上やってきて、大事なポイントは以下の5つです。
ポイント
- エージェントを利用する際は複数のエージェントに登録すること
(参考:複数エージェント登録すべき理由) - 逐次自身の市場価値を確認すること
- 仕事を選択する上での優先順位を明確にすること
- 希望の働き方・生き方から逆算した仕事選びをすること
- 迷うよりも、なるべく早く行動を起こすこと
なるべく失敗せずにフリーランスとして生活をしていきたい方は、ぜひ参考にしてもらえればと思います。
\完全無料で利用できる/