- クラウドソーシングのランサーズって評判どうなんだろう?
- 副業でランサーズ使おうと思っているけど、稼ぐためにどうすればよいだろう?
- ランサーズで仕事を依頼するのはありかな?
副業やフリーランスの方にとっても、仕事を依頼したい企業・個人にとっても、強い味方となるクラウドソーシング。
中でもランサーズ(Lancers)は、クラウドソーシングで日本最大級のサービスです。
しかし、いざ初めて使おうと思うと、評判はどうなのか気になってしまうかと思います。
そこで本記事では、ランサーズの基本情報から評判まで詳しく解説していきます。
というわけでこんにちは、フリーランス歴8年目のミツキです。
ランサーズも2年以上使っており、2022年8月31日時点で認定ランサーとなっています。
また、発注者としてもトータル10万円以上依頼した経験があります。
僕は、収入の軸は別であるので、副業でランサーズを活用することが多いですが、中にはランサーズメインで稼いでいる方がいます。
ただし、正直言うと効率が悪いと感じる部分もあるので、その辺も踏まえて詳しく解説をしていきます。
副業・フリーランス案件を探している方も、仕事を依頼しようと考えている企業・個人の方もぜひ参考にしてみてください。
※以後仕事をする人のことは「ランサー」と呼びます。
1年以上実務経験がある方必見
実務経験が1年以上あるなら、フリーランス向けのエージェントを活用することで大幅に収入を増やせる可能性あり!
とくにオススメのフリーランスエージェントは以下の3つです。
- レバテックフリーランス(>>レバテックフリーランスの評判を見る)
主にフリーランスエンジニアでしっかり稼ぎたい方向け。 - ITプロパートナーズ(>>ITプロパートナーズの評判を見る)
週2日~稼働可能なリモート案件を豊富に扱っている。 - HiPro Tech(>>HiPro Techの評判を見る)
パーソルキャリアが運営する、週3日~稼働可能な兼業できる案件を扱っている。
クラウドソーシングのランサーズの基本情報
まずは、ランサーズの基本情報から見ていきましょう。
ランサーズは、既知の通りクラウドソーシングで最大級のサービスです。
仕事を依頼したい方と仕事したい人をマッチングするサービスとして、主に次に挙げる仕事がやり取りされています。
ランサーズでやり取りされている仕事内容
2022年7月31日時点で、カテゴリーとして以下のものがあります。
ランサーズの仕事カテゴリー
- システム開発・運用(4,345件)
- Web制作・Webデザイン(4,805件)
- デザイン制作(643件)
- ライティング・ネーミング(1,013件)
- タスク・作業(626件)
- 写真・動画・ナレーション(214件)
- 翻訳・通訳サービス(85件)
- 事務・コンサル・専門職・その他(856件)
- 営業・マーケティング・企画・広報(62件)
※()内は、2022年7月31日に確認した時点での登録されている案件数。
上記の通り、システム開発やWeb制作・ライティングに関する仕事が多いことがわかります。
そして、仕事の多くが出社の必要がなく、リモートで仕事ができるものです。
また、仕事のスタイルとしては以下4つに分かれます。
ランサーズの仕事スタイル
- コンペ・・・ロゴやデザインなどの案を募集して、気に入った提案に対して報酬の支払いが行われる
- タスク・・・1つの依頼に対して多人数のランサーが同時に作業を行える
- プロジェクト・・・見積もりを募集して(この時点でデザイン案の提示は不可)、気に入った見積もりのランサーに対して仕事が依頼される
- 求人・・・業務委託契約などで契約を結んで、毎月決められた仕事を遂行する
ランサーズでの働き方
上記を見れば少しわかる通り、ランサーズでの働き方は次の通りです。
ランサーズでの働き方
- 基本リモートワークの仕事が多い
- 「求人」を除いて、請負型の仕事が基本(納品するものが決まっていて、納品物に対して報酬が支払われる)
- 数分で済む仕事から数か月かかる仕事まで期間はマチマチ
上記のような働き方のため、副業で隙間時間に取り組むことも可能ですし、フリーランスでしっかり稼ぎたい人にも取り組めます。
ランサーズの手数料
基本情報の最後として、手数料について触れておきましょう。
ランサーズに登録するのは、発注者とランサーともに無料でできます。
しかし、システム手数料としてランサーに以下の金額が請求されます。
システム手数料
- 20万円~:5%
- 10万~20万円:10%
- ~10万円:20%
注意点として、マイルストーンを定めた場合は、各マイルストーンに対して手数料が決まるので次の通りとなります。
マイルストーンのイメージ
- 依頼総額:50万円
- 手数料合計:47,500円
- マイルストーンA:15万円→15万円×10%=手数料15,000円
- マイルストーンB:5万円→5万円×20%=手数料10,000円
- マイルストーンC:25万円→25万円×5%=手数料12,500円
- マイルストーンD:5万円→5万円×20%=手数料10,000円
ランサーズの基本情報は以上として、次にランサーと発注者目線それぞれでメリットとデメリットを見ていきましょう。
認定ランサーだからわかるランサーズのメリット・よい評判【ランサー目線】
まずは、ランサーの目線でのメリットを解説していきます。
メリットとして次の5つがあるので、それぞれについて見ていきましょう。
ランサー目線のメリット
- 副業初心者でも参画しやすい
- 未経験でも案件を受注できる可能性がある
- 実績作りにちょうどよい案件もある
- パッケージを出品できる
- アナリティクスが充実している
※クライアント目線でのメリットから見たい方は、こちらからご覧ください。
副業初心者でも参画しやすい
まず、ランサーズに関わらずクラウドソーシングは副業初心者でも参画しやすいです。
おそらく、以下のようにランサーズで仕事を探している方も多いかと思います。
- 初めて副業案件を受注しようと思っている
- 隙間時間で少しでもお小遣いを稼ぎたい
仕事を受注できるかは他の要素もありますが、上記のような方も利用できます。
そのため、ランサーズは副業を始めたい方にオススメです。
※ランサーズで稼ぐコツについては後述します。
未経験でも案件を受注できる可能性がある
副業でもフリーランスでも、実務経験がないと案件を受注できないことがよくあります。
とくに、フリーランス向けのエージェントは、実務経験が1年以上ないと基本案件を紹介してもらえません。
ですが、ランサーズは実務経験がない方でも案件を受注できる可能性があります。
ただし、実務経験が豊富な方と比較すると案件の受注率は下がるので、未経験の方はとくに以下をこだわることがさらに重要です。
- 練習したものだけでもよいので、ポートフォリオを充実させる
- 強みを明確にして、プロフィールを充実させる
- 実績作りの期間は安価であっても積極的に仕事を受注する(実績作りのためという理由で割引するのも効果的)
僕も、SEOコンサルやWebサイト制作の経験が少ないときは、実績作りでよくクラウドソーシングを活用していました。
実績作りにちょうどよい案件もある
ふたつ目のメリットに関連しますが、ランサーズは幅広い案件があります。
そのため、中には実績作りにちょうどよい案件も見つけられます。
具体的には、ほかの依頼よりも単価が低めの案件です。
イメージとして、いくつか仕事内容に応じた例を挙げると以下の通りです。
実績作りにちょうどよい案件の例
- Webサイト制作:10万円以下
- Webライター:文字単価1円以下
- Webデザイン:5万円以下
基本的にランサーは、経験を重ねていくと単価が平均以上のものしか見なくなります。
そのため、必然的に単価が低い案件に提案するのは経験が少ない方が多くなります。
その中でクライアントの希望に合う提案ができれば受注できるので、実績作りにつなげることが可能です。
パッケージを出品できる
ランサーズの強みとして、ランサーがパッケージを出品できる点があります。
最近導入された機能で、ランサーズとしても力を入れているものです。
僕もいくつかパッケージを出品しています。
パッケージを出品するメリットとして、以下の点があります。
パッケージ出品のメリット
- 待ちの姿勢で仕事を受注できる可能性がある
- 事前に予算感をクライアントに知らせることが可能
ランサーズを活用するのであれば、いったんパッケージを登録しておくとよいでしょう。
アナリティクスが充実している
ランサーズはアナリティクスの機能が充実しています。
日々の行動に関して、以下を確認することが可能です。
アナリティクスで確認できること
- プロジェクトに提案した件数
- 直接依頼で受注した件数
- プロフィールを閲覧された回数
- パッケージが検索などで表示された回数
- パッケージが閲覧された回数/お気に入り登録された回数/相談された回数/注文数
なんでもそうですが、改善するためにアナリティクスなどで過去を分析することは有効です。
アナリティクスを元に仮説を立てながら、より案件受注につなげることも可能です。
そのため、アナリティクスが充実しているのは強い味方となります。
次に、ランサー目線で見るランサーズのデメリットについても見ていきましょう。
認定ランサーだからわかるランサーズのデメリット・悪い評判【ランサー目線】
デメリットについては、次の3つについて詳しく解説していきます。
ランサー目線のデメリット
- 単価が低い案件もかなり多い
- キャンセルされるプロジェクトも多い
- 一部常識のない依頼者もいる
単価が低い案件もかなり多い
すでに少し触れた通り、ランサーズは単価が低い案件も多くあります。
実績を作るためには打ってつけと言えます。
しかし、ある程度実績を重ねてくると、単価が低い案件が多いと感じる方もいるでしょう。
ただ、ここに関しては単価が低い案件を見なければよいだけです。
以下のように操作すると、検索条件の保存ができます。
検索条件の保存方法
- 「仕事を探す」から希望条件で検索する(単価が低い案件を省きたいなら「報酬で絞る」の最低金額を入れる)
- 「現在の検索条件を保存する」にて、任意の保存名を入力して保存をクリックする
単価を条件にフィルタリングしたい方は、検索条件を保存して対象の案件だけを見るようにしましょう。
キャンセルされるプロジェクトも多い
ランサーズで募集されている案件は、コンペを除いてすべてが実際に依頼されるわけではありません。
中には見積もり・提案が100件以上集まったにも関わらず、キャンセルされる案件もあります。
提案内容が悪い可能性もありますが、以下のような理由でキャンセルされることもあります。
- クラウドワークスなどほかのプラットフォームで依頼先が決まってしまった
- なんとなくどのような提案が来るか見てみたくて依頼しただけだった
- 見積もりと予算が一致しなかった
- ランサーズで依頼したこと自体忘れてしまった
仕事内容や運などによる部分もありますが、僕の場合で言うと直近提案した100件のうち、ちょうど半数の50件がキャンセルでした。
※僕が提案したのは、Webサイト制作やSEOに関する案件です。
要するに、時間をかけて提案したにも関わらず仕事にもならない可能性があるため、効率は少し悪いといえます。
一部常識のない依頼者もいる
ランサーズに登録している依頼者もランサーも多数います。
公式サイトによると、導入企業数は40万社以上です。
性善説で考えれば優良クライアントがたくさんいることになります。
しかし、現実そうではありません。
以下のように常識がない依頼者も一定数います。
常識ない依頼者の例
- すでに終了した案件をコピペで依頼する(依頼の意図は不明…)
- 提案する前に依頼内容の不明点をメッセージで質問しても返信がない
- ランサーズの規約に違反した依頼をする
- 相場から逸脱した金額の依頼をする(知識ないので仕方がない部分もあり)
正直、ある程度常識のないクライアントは取り締まってほしい気持ちもあります。。
ですが、ランサーズを使っているとある程度見極められるようになるので、経験を積んで見極めていきましょう。
続いては、発注者目線でのメリットデメリットの解説に移ります。
発注者の部分は興味ない方は、次の「ランサーズを使うのがオススメな人」へジャンプしてください。
豊富な依頼経験からわかるランサーズのメリット・よい評判【発注者目線】
僕はランサーズでランサーとして仕事をしているだけでなく、クライアントとして仕事を発注することもあります。
ライティングやアンケート・Webサイト制作の依頼をした経験があるので、その経験を元に解説していきます。
発注者・クライアント目線で見るメリットは、以下の4つです。
クライアント目線のメリット
- 数多くのランサーから見積もりを提案してもらえる
- 普通に企業へ依頼するよりも安価で依頼できる
- システム手数料の負担がない
- アンケートで定量調査ができる
一つひとつ見ていきましょう。
数多くのランサーから見積もりを提案してもらえる
ランサーズでプロジェクトの依頼を出すと、数多くのランサーから見積もりを提案してもらえます。
普通に作業をしてもらう方を選ぶ場合、以下のようなステップを踏むかと思います。
作業を発注する基本の流れ
- 見積もりを出してもらう業者を探す(SNSやGoogle検索などさまざまなところから探す)
- 1の中から厳選して見積もりを作成してもらうよう依頼する
- 見積もりの中から、一番よいと感じた方に実際の作業を依頼する
ランサーズを使用する場合、1つ目のステップが不要となります。
1つのステップのみなので少ないと感じるかもしれません。
しかし、さまざまな検索方法があり、数多くの業者・個人がいる中で希望に合うところを選ぶのはかなり大変です。
そのため、ランサーズを使えば非常に効率よく見積もりの提案をしてもらうことができます。
普通に企業へ依頼するよりも安価で依頼できる
ランサーズは、普通に企業へ依頼するよりも安価で依頼できます。
Webサイト制作を例にすると、よくあるようなコーポレートサイトを作ろうとすると50万円以上かかります。
ブランディングや集客を考えて、こだわって作ろうと思ったら100万円以上かかることも少なくありません。
参考までに、僕もWordPressでのサイト制作は基本的に以下のような金額で対応しています。
メニュー名 | 基本料金 |
---|---|
既存WordPressテーマによるWebサイト制作 | 300,000円~ |
オリジナルWordPressテーマによるWebサイト制作 | 500,000円~ |
オリジナルWordPressテーマによるWebサイト制作+コンテンツ制作 | 800,000円~ |
※詳細は、Webサイト制作|cotrot参照
ある程度の規模の企業であれば、企業のさまざまな理由によりさらに高くなるのが基本です。
そのため、なるべく安価で対応できる企業・個人を探したい場合には打ってつけと言えます。
システム手数料の負担がない
基本情報の部分で解説をした通り、発注者であるクライアントはシステム手数料の負担がありません。
そのため、基本的にランサーズを利用する上での使用料は無料です。
ランサー目線で見ると少し微妙ですが、以下のような感じでも使えます。
- ほかで見積もりを出してもらう
- 妥当なのか、さらに安くできないかランサーズで依頼を出してみる
- 1と2を考慮の上、依頼先を決める
アンケートで定量調査ができる
ランサーズには、タスクとしてアンケートを依頼することも可能です。
そのため、以下のような使い方ができます。
アンケートの活用方法
- サービスの率直な意見についてのアンケートを取る → サービス品質向上につなげられる
- 記事制作のためのアンケートを取る → 良質な記事の作成ができる
定量調査により、集客やブランディングの強化にもつなげられるので、非常に効果的です。
僕も記事作成時によくアンケートを活用しており、以下の記事で取ったアンケートはランサーズなどの機能を使ったものです。
次にデメリットの面についても見ていきましょう。
豊富な依頼経験からわかるランサーズのデメリット・悪い評判【発注者目線】
発注者目線のデメリットとして以下の点があるので、一つひとつ解説していきます。
クライアント目線のデメリット
- 初心者だとランサーの選定をどうするか悩んでしまう
- 依頼内容を具体的にしないと良質な提案が集まらない
- コピペの提案をしてくるランサーがいて、時間を消耗することがある
- 常識のないランサーが一定数いる
初心者だとランサーの選定をどうするか悩んでしまう
数多くのランサーから見積もりを提案してくれるメリットに付随したデメリットがあります。
ランサーズを初めて使う場合、たくさんの提案からどの提案を選ぶか悩んでしまうことが多いです。
とくにWebサイト制作を依頼すると、少なくとも30件くらいは提案が来ます。
一つひとつ見ているだけでかなりの時間がかかってしまうでしょう。
何度か依頼をした経験から、選定するポイントを挙げると以下の通りです。
ポイント
- ベストは、同じジャンルで同じような依頼に対応経験がある方を選ぶ
- 明らかにコピペでの提案は省く(これだけで半数以上は除外されます)
- 日本語や提案内容が明らかにおかしいものは省く
- ある程度絞ったら、メッセージやWeb会議で話をしてみて、価値観が合う中から選ぶ
依頼内容を具体的にしないと良質な提案が集まらない
さまざまな依頼を見ていると、依頼内容がわかりにくいものも多くあります。
依頼内容がわかりにくいと、ランサーも提案内容をするのが困難です。
その結果、質の低い提案ばかり集まり、希望に合うランサーが見つけられないことにつながってしまいます。
もし良質な提案を集めたいのであれば、依頼の中で以下を載せておくのがオススメです。
ポイント
- 依頼の背景
- 依頼の目的(名刺代わりのホームページが作りたい、Web集客につなげたい、、、など)
- 具体的な依頼内容
- 求める人材
- 依頼の作業範疇
- 予算感
- 求めるクオリティ(Webサイト制作なら参考URL)
テキトーに依頼をすると、質の低い提案ばかり集まって時間のムダになりかねないので、注意しましょう。
コピペの提案をしてくるランサーがいて、時間を消耗することがある
上記で少し触れましたが、ランサーの中にはコピペで提案をしてくる方がいます。
なぜそのような事態になるかというと以下の理由からです。
コピペの提案がある理由
- 基本テンプレートを用意して提案する方が多く、金額だけ変えて提案する方がいる
- 質より量を意識して、なるべくコピペで効率よくたくさんの提案をしようとしている
- とくにランサー初心者は上記の2つの傾向にある
コピペは見れば大体わかるのでその時点で省けばいいですが、一つひとつ見ているとそれだけで時間がかかってしまいます。
常識のないランサーが一定数いる
仕事をしてくれるランサーの中には、常識のない方が一定数います。
常識のない例としては以下の通りです。
常識ないランサーの例
- 連絡をしてもなかなか連絡が返ってこない
- コミュニケーションが通じない(質問にきちんとした答えが返ってこない)
- 納期を守らない
- 中途半端なところで依頼した仕事を投げ出す
- Webサイト制作の依頼の場合、バグがたくさんある
提案やメッセージ・Web会議でのやり取りである程度フィルタリングできます。
しかし、フィルタリングするために時間を消耗したり、フィルタリングしてもゼロにはできないというのがデメリットです。
ランサーズを使うのがオススメな人
上記の点も考慮の上、ランサーズを使うのがオススメな人を見ていきましょう。
こちらも、ランサーと依頼者それぞれで解説していきます。
ランサーとして使うのがオススメな人
まずはランサーとして使うのがオススメな人は、以下いずれかに該当する方です。
ランサーがオススメな人
- これからフリーランス or 副業を始める
- 副業やフリーランスの実績を作りたい
- 隙間時間を有効活用したい
- 自分の力が通用するか試したい
- 準委任契約でなく請負契約の仕事を探したい
ざっと挙げると上記の通りです。
もし実務経験が1年以上あって、準委任契約でもよい方はフリーランス向けのエージェントがオススメです。
以前よりリモートワークや稼働率の案件を扱っているエージェントも増えており、オススメは以下の記事にて解説をしています。
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1年以上実務経験がある方必見
実務経験が1年以上あるなら、フリーランス向けのエージェントを活用することで大幅に収入を増やせる可能性あり!
とくにオススメのフリーランスエージェントは以下の3つです。
- レバテックフリーランス(>>レバテックフリーランスの評判を見る)
主にフリーランスエンジニアでしっかり稼ぎたい方向け。 - ITプロパートナーズ(>>ITプロパートナーズの評判を見る)
週2日~稼働可能なリモート案件を豊富に扱っている。 - HiPro Tech(>>HiPro Techの評判を見る)
パーソルキャリアが運営する、週3日~稼働可能な兼業できる案件を扱っている。
なお、ランサーズはエージェントサービスもやっており、週3日~稼働可能な案件を紹介してもらえます。
依頼者として使うのがオススメな企業・人
続いて、依頼者として使うのにオススメな企業や個人の特徴は以下の通りです。
依頼者としての利用がオススメな人
- なるべく外注費用をおさえたい
- 依頼先を探すのに苦戦している
- 想定している作業内容や予算でどの程度のものができるか知りたい
- アンケートを取ってサービスの質や記事の質を上げたい
上記に該当する方は、メリットやデメリットも考慮の上で利用するようにしましょう。
ランサーズで稼ぐためのポイント
ランサーズで仕事を始めるからには稼ぎたい方がほとんどかと思います。
しかし、以下の記事でも解説をしている通り、クラウドソーシングは稼げない理由・稼げない人がいます。
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そのため、ランサーズで100万円以上稼いできた認定ランサーの僕が、稼ぐためのポイントを5つ紹介します。
プロフィールを充実させる
まず基本的なところですが、プロフィールを充実させましょう。
ランサーのランク基準として以下の5つがあります。
ランク基準
- ランクなし
- レギュラー
- ブロンズ
- シルバー
- 認定ランサー
下にいくにつれてランクが上がっていくわけですが、ブロンズであればわりかしすぐになれます。
ブロンズの条件としては下記の通りです。
ブロンズの条件
- 以下を登録すること
- 表示名
- プロフィール画像
- 自己紹介300文字以上
- スキル・スキルセット・ポートフォリオ・出品サービスいずれか1つ
- ビジネス経験
- 本人確認
- 機密保持確認
- 電話確認
- 最終ログイン1か月以内
- 仕事受注(プロジェクト or 時間報酬 or パッケージ)が1件以上
最後の仕事受注が少しハードルですが、最初は小さめの案件を受注すればOKです。
プロフィールの登録内容については、僕のプロフィールも参考にしてみてください。
公開できるポートフォリオはなるべく公開する
僕のプロフィールを見てもらえればわかりますが、過去に制作したサイトをポートフォリオとして掲載しています。
ポートフォリオを掲載することで以下のようなメリットがあります。
ポートフォリオ掲載のメリット
- 仕事への熱意が伝わる
- どのようなことができるかが伝わる
とくにランサーズ以外で実績がある場合、ポートフォリオに載せないとクライアントによってはわかってもらえないことも。
そのため、公開可能な実績があるなら載せておくようにしましょう。
パッケージを公開する
メリットでも挙げた通り、ランサーズはパッケージを公開する機能があります。
基本クラウドソーシングサービスは、自分から提案しない限り仕事を受注できる可能性は低いです。
※稀にプロフィールを見て直接依頼する方もいる
ですが、パッケージを公開しておくことで、パッケージを見た方が興味を持って依頼してくることがあります。
そのため、以下のようなポイントをおさえながらパッケージを登録するようにしましょう。
ポイント
- わかりやすいタイトルと画像をつける
- 明瞭会計でわかりやすくプランを登録する
- クライアントの悩みに寄り添って業務内容を書く
パッケージの活用方法はランサーズがYouTubeで解説している動画もあるので、こちらも参考にしてみてください(僕も見ました)。
数を重ねて提案の質を上げていく
いきなりよい提案をできる方はほとんどいません。
そのため、クライアントの反応を見ながら数を重ねて提案の質を上げていくのがオススメです。
小まめに提案の内容を変えるのもよいですが、以下のような感じでやるのもよいでしょう。
提案の質を上げる方法
- 同じような提案の仕方で5件提案してみる
- 1の反応を見て、改善すべき点を見極める
- 部分的に提案の仕方を変えて、また5件提案してみる
- 上記を繰り返す
とにかく最初のうちはうまくいかないことも多いので、早めに自分なりの提案スタイルを見つけるようにしましょう。
仕事を発注してみて、発注者の気持ちを感じてみる
上記で挙げた4つを試してうまくいかない場合、一度仕事を発注してみるのもオススメです。
仕事を自分で発注してみることで、発注者の気持ちを感じられることだけではなく、以下のようなメリットもあります。
発注することでわかるメリット
- 競合となるほかのランサーがどのような提案をしているかがわかる
- 発注の大変さや数多くの提案が来た時に見るだけで大変なのがわかる
僕も何度か発注したことがあるので、発注者の気持ちを感じられました。
仮に一見よい提案に見えなかったとしても、クライアントに刺さればよいので、発注者目線に立つようにしましょう。
ランサーズを使う上での注意点
ランサーズを使っているといくつか気になることがあります。
そこで、その中からとくに注意点として3点紹介します。
サイト外の直接取引はしない
ランサーズの規約上、サイト外の直接取引は禁止されています。
どういうことかというと、ランサーズ上で知り合った同士で、ランサーズを通さず金銭のやり取りをすることが禁止されているわけです。
この規約を破った場合、会員資格を取り消されたり損害賠償を請求されたりする可能性があります。
そのため、必要に応じて以下のようにやり取りするのがよいでしょう。
- 仮払いされるまでは、メッセージやランサーズのビデオ通話機能を使う
- 仮払い後、メッセージのやり取りや通話は直接やり取りしてもOK
- 一度取引が完了した後も、追加で仕事のやり取りをする場合、支払いはランサーズを通す
たまに、上記規約を違反する方がいるので注意するようにしましょう。
メッセージはなるべく早く返す
ランサーとクライアント双方で言えることで、メッセージはなるべく早く返すようにしましょう。
これはランサーズに限った話ではなく、ビジネスをする上でとても重要なことです。
仮にメッセージを返すのが遅いと、双方で信頼が損なわれるだけでなく以下のようなデメリットがあります。
メッセージの返信が遅いデメリット
- クライアント:
- プロジェクトが遅延する可能性がある
- よい人材がほかでリソースが埋まってしまう可能性がある
- ランサー:
- クライアントは返信が速い方を好むので、ほかの方へ依頼されてしまう可能性がある
- 認定ランサーの基準に24時間以内の返信率があるので、ほかの条件が通っていても認定ランサーになれない
上記のようなデメリットに陥らないためにも、メッセージはなるべく早く返しましょう。
成果報酬の仕事は登録できない
最後は、仕事を発注するクライアント目線での注意点です。
すでに解説をした通り、ランサーズで依頼できる仕事は以下4つのいずれかです。
依頼できる仕事のタイプ
- コンペ
- タスク
- プロジェクト
- 求人
上記に含まない、歩合となる成果報酬の仕事は登録できません。
そのため、もし成果報酬の仕事を依頼したいのであれば、ほかのプラットフォームを使用するようにしましょう。
ランサーズに関するよくある質問
最後にランサーズに関してよくある質問について解説します。
ランサーズとクラウドワークスどっちがよい?
ランサーズと並んでよく見られるものとしてクラウドワークスがあります。
そのため、ランサーズとクラウドワークスどちらがよいか気になる方もいるかと思います。
手数料や仕事カテゴリーに大きな違いはないものの、ランサーズは以下の点でクラウドワークスより使いやすいです。
クラウドワークスより使いやすい点
- パッケージの出品ができる
- アナリティクスが充実している
いずれもメリットとして挙げたもので詳細解説は不要かと思いますが、クラウドワークスには同じような機能はありません。
ただ、ランサーズをメインで使っているクライアントと、クラウドワークスをメインで使っているクライアントは分かれます。
そのため、仕事を受注したい方はどちらも登録しておくとよいでしょう。
ランサーズでの副業は会社にバレない?
副業でよくある悩みとして、会社にバレないか心配というのがあるかと思います。
しかし、ランサーズに限らず副業が会社にバレて困るようならやらない方がよいです。
仮に就業規則で副業が禁止されている場合、副業をすることで以下のようなリスクがあります。
副業禁止の会社で副業をするリスク
- 口頭で厳重注意される
- 減給される
- 数日間出勤停止になる(もちろんその期間の給料は出ない)
- 降格処分になる(役職がついている場合、降格されることも)
- 最悪、解雇される
副業禁止の会社で副業しようと思っているなら、転職した方がよいでしょう。
ランサーズ以外でオススメの案件獲得方法はある?
正直ランサーズは慣れるまで時間がかかってしまいます。
そのため、ほかの方法と併用するのがオススメです。
実務経験が1年以上あって、準委任契約でもよい場合は、途中でも挙げた通りフリーランス向けのエージェントをオススメします。
1年以上実務経験がある方必見
実務経験が1年以上あるなら、フリーランス向けのエージェントを活用することで大幅に収入を増やせる可能性あり!
とくにオススメのフリーランスエージェントは以下の3つです。
- レバテックフリーランス(>>レバテックフリーランスの評判を見る)
主にフリーランスエンジニアでしっかり稼ぎたい方向け。 - ITプロパートナーズ(>>ITプロパートナーズの評判を見る)
週2日~稼働可能なリモート案件を豊富に扱っている。 - HiPro Tech(>>HiPro Techの評判を見る)
パーソルキャリアが運営する、週3日~稼働可能な兼業できる案件を扱っている。
実務経験が少ない方や請負の仕事を探したい方は、以下のようなサービスで探してみるのもよいでしょう。
まとめ
今回は、ランサー目線とクライアント目線のそれぞれでランサーズの評判について解説をしてきました。
どのようなプラットフォームでも強みと弱みがあります。
それなので、特性をしっかり理解したうえで、賢く使っていきましょう。