
テックアカデミーでエンジニア転職するって現実的なのかな?
プログラミングスクールで大手のテックアカデミーを活用してエンジニア転職しようと思っている方もいるかと思います。
そこで今回は、
- テックアカデミーで本当にエンジニア転職できるのか?
- 悪い評判を見かけたけど実際のところどうなんだろう?
とテックアカデミーを受講するか迷っている方向けに解説をしていきます。
先に結論をいうとテックアカデミーの転職保証コースはおすすめでして、特に下記のような方は受講を検討いただくのが良いかと思います。
ポイント
- リスクをなるべく抑えてエンジニア転職したい
- 汎用的に活用可能なJavaのスキルを身につけたい
- スクールに30万円という費用を投資できる
逆にリスクをもう少しとってもいいから費用を抑えたいというのであればおすすめコースを受講してテックアカデミーキャリアを使った方が良いでしょう。
詳細に関して、転職保証コース(TechAcademy Pro)とテックアカデミーキャリアのサービス詳細や活用法についてエンジニア9年の経験を元に解説をしていきます。
エンジニア転職して、
- 今よりも年収を上げていきたい
- 手に職をつけて将来の不安から解放されたい
- 在宅ワークできるスキルが身につけたい
- 失敗せずにテックアカデミーを活用したい
という方は是非参考にしてみてください。

- 本記事を書く僕はエンジニア歴が9年強。
- 会社員4年間とフリーランス5年間で年収650万円達成。
- 現在はエンジニア経験を活かしながらWebマーケターとして活動中。
先に一つ言っておくと迷ってる時間は無駄です。
公式サイトへのリンクを貼っておくのですぐに行動したい方は無料カウンセリングの申し込みをした上で読んで頂くことをおすすめします。
テックアカデミーの転職保証コースの評判が悪い理由に反論します
プログラミングスクールに関してよく言われることとして、スクール経由でエンジニア転職するのは微妙というのがあります。
そして、テックアカデミーについても転職保証コースについて下記のように言われたりします。
- 転職先が微妙な会社が多い
- カリキュラムの中にポートフォリオ作成が入ってない
- 限られたプログラミング言語しか学べない
これらのよく言われる批判に関して、エンジニア9年やったからこそわかる観点で反論していきたいと思います。(別に回し者でもなんでもありません笑)
1.転職先が微妙な会社が多い
まず一つ目として、プログラミングスクールでよく議題にあがることとして下記のような意見があります。
プログラミングスクールからの転職先はSESばかりで成長できる会社に転職できない。
SES(客先常駐)=IT業界の悪というような考えが根底としてあるのですが、僕も5年間SESで働いていた身として言えることはSESの良し悪しは捉え方次第です。
テックアカデミーを経由した転職先については後述しますが、仮にSESだけだとすると下記のように捉えれば問題ありません。
ポイント
- 転職する時になるべく成長できそうな会社を選ぶこと(大手よりは中小の方が良い)
- 開発の実務経験を積める現場に配属してもらうこと
- 成長を望めないならすぐに転職・現場を変えること
つまりはフットワークを軽くして、しっかり成長できるか?を見極めることが大事ということになります。
また、そもそものところで仮に新卒でIT企業へ就職したところでSESやブラック企業に当たってしまうことはあります。(体験談)
それなのにプログラミングスクールに通ったせいだと言われるのは少しお門違いかなというのが僕が言いたいことです。
なので、微妙な転職先が嫌なのであれば、
- 成長できる会社・現場をしっかり見極めること
- フットワークを軽くしておくこと
というのを頭にしっかり入れておいて頂ければと思います。
SESについて詳しく知りたい方は、「SESとは?」の記事を参考にしてみてください。
2.カリキュラムの中にポートフォリオ作成が入ってない
続いて2つ目として、カリキュラムの中にポートフォリオ作成、オリジナルサービスの開発が含まれていないというのが転職保証コースが微妙と思われる一因だったりもします。
テックアカデミーブートキャンプのWebアプリケーションコースやフロントエンドコース
ではオリジナルサービス開発が含まれますが、転職保証コースにはありません。
ポイント
ここに関してはオリジナルサービス開発があるに越したことはないですが、なくても転職できるからカリキュラムに含まれていないと考えるのが良いでしょう。
また、Webアプリケーションの拡張機能の開発は行うので、それを開発実績として転職活動でアピールすることが可能です。
ほかのコースにあるのに転職保証コースには入ってないのには理由があるのでしっかりその本質を見るのが重要と言えますね。
3.限られたプログラミング言語しか学べない
テックアカデミーの転職保証コースが微妙と言われる最後の理由は限られたプログラミング言語:Javaしか学べないという点です。
ここに関しては、Javaが本当に嫌という方はしょうがないのですが、Javaは下記の観点で身につけておいて損はありません。
ポイント
- Web系でもサーバーサイドでも使えるので案件数が多い
- Javaを使いこなせればプログラミングの基礎としてばっちり
- 言語の人気ランキングで上位に入っている(参考:日経XTECH)
プログラミング言語は色々あるので何にしようか迷う方が多いかと思いますが、迷うくらいならJavaから入っておいて問題はないです。
最近はPythonが人気ではありますが、まだまだ市場が少なく案件も多くないので未経験の方がいきなり参入するには少しハードルが高いところがあります。
手堅くメジャーな言語を身につけたいということであればJavaで問題ないでしょう。
テックアカデミーの転職保証コースの詳細
ここまでテックアカデミーの転職保証コースが評判悪い要素とそれを無視しても良い理由について解説をしてきました。
ここでそもそも転職保証コースはどんなコースなのか?コースの詳細を見ていきます。
転職保証コースのカリキュラム内容
まずは転職保証コースのカリキュラムですが、詳細は公式を見て頂くとして要所をまとめると下記の表の通りとなっています。
学べる言語 | Java |
---|---|
受講形式 | オンラインでマンツーマン(自己学習中心) |
学習内容 |
|
転職活動サポート内容 |
|
学習時間の目安 | 300時間 |
料金(税別) | 12週間プラン:327,800円 |
料金については、1か月以上先の開催期分を申し込むと先割で5%:16,390円が割引となります。
転職保証コースで「保証」されていること
続いて転職「保証」コースということで、どのようなことが保証されているのか見ていきましょう。
こちらも詳細は公式ページを見て頂きたいですが、保証内容は下記となっています。
ポイント
- 転職活動のためにカウンセリングをしてくれる
- 学習修了後、内定が出るまで6カ月間面談のサポート
- 面談しても内定が出ない場合は受講料を全額返金
ただし、上記の保証を受けるには条件があります。
転職保証の条件
- 受講開始時点で32歳以下の方
- 東京での勤務が可能な方
- IT企業へエンジニアとして転職の意思がある方
- 受講期間中に転職活動をする意思のある方
- 期間中に学習時間を300時間以上確保できる方
(1〜6週目:160時間、7〜10週目:100時間、11〜12週目:40時間)- マンツーマンメンタリングを全て欠席なく実施
- 6週間までJavaコースの全課題が終了した方
- 全ての課題に合格された方
- 企業面接設定後に無断キャンセルがない方
引用元:テックアカデミー
基本的にやる気があって東京で転職する気があれば問題なしですね。
学習時間に関しては、1週間5日学習に使うとすると1日4~5時間使うことになります。(土日に各10時間、平日に1~2時間でもいけますね)
テックアカデミーからの転職先
転職保証コースのカリキュラムや保証内容は上記の通りですが、転職先はどのような企業なのか?というのが一番気になるところかと思います。
ここに関して言えることはIT業界は変化が激しく、かつコロナの影響で市場は更に変化しているので今この瞬間にどのような求人があるかをカウンセリングで聞くのが良いです。
一応、色々情報を探ってみると、
- 規模:大企業も中小企業もベンチャーもある
- 形態:自社開発も客先常駐(SES)もある
という感じでいろいろな求人があるという感じになります。
また、一つ朗報としてテックアカデミーは2020/5に求人サービスで知らない人はいないマイナビと業務提携しました。
プログラミングやアプリ開発を学べるオンラインスクール「TechAcademy(テックアカデミー)」の受講生・卒業生限定の転職サービス「TechAcademyキャリア」と、株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中川 信行 以下「マイナビ」)が運営する、「マイナビJOBシェアリング」が連携開始したことをお知らせします。本連携によりIT・Web業界での活躍を目指す方々の就業支援を強化します。
引用元:valuepress
後述するテックアカデミーキャリアとの提携とありますが、転職保証コースでも転職のサポートはテックアカデミーキャリアが母体となっているのでサポートが強化されたのは間違いなしですね。
東京へ就職することが条件とあるので東京の会社がメインとなりますが、実際にどのような企業の求人があるかカウンセリングで聞いてみると良いでしょう。
テックアカデミーの転職保証コースをおすすめできる人
ここまでテックアカデミーの転職保証コースについて解説をしてきました。
冒頭でも書いている通りですが、転職保証コースは下記のような方に向いています。
ポイント
- リスクをなるべく抑えてエンジニア転職したい
- 汎用的に活用可能なJavaのスキルを身につけたい
- スクールに30万円という費用を投資できる
将来的にフリーランスになりたいという方の場合は、いきなりフリーランスになるのではなく下記のようなステップでフリーランスになることをおすすめします。
ポイント
- テックアカデミーでスキルを身につける
- IT企業へ就職して最低2年は実務経験を積む(転職先が微妙なら転職するのもあり)
- エージェント経由でフリーランスエンジニアへ転向
プログラミングスクール経由でフリーランスになる人もいますが、実際にフリーランスになれるのはほんの少数でよっぽどの自信がない人はやめた方が良いです。
しっかりと企業で安定した給料を稼ぎつつ実績を作ってからその実績を元にフリーランスになることで月収60万、ゆくゆくは月収100万も見えてきます。
フットワーク軽くまずはエンジニア転職したいという方に転職保証コースはおすすめです。
通常コース利用でテックアカデミーキャリアを活用するのもあり
転職保証コースの対象にならない方や下記のように向いていないという方で、エンジニア転職したいという方もいる方もいるかと思います。
ポイント
- プログラミングスクールに30万円かけるのは辛い
- Java以外の言語を身につけたい
- 年齢が33歳以上である
- 東京以外でエンジニア転職したい
このような条件に当てはまるという方は通常コースを受講した上でテックアカデミーキャリアを活用すると良いでしょう。
転職支援を使わずに普通の転職エージェントを使う方法もありますが、背景をしっかり理解しているテックアカデミーのサービスを使うと効率的です。
前述した通り、マイナビと業務提携していますし、提携してるコンサルタントの中にIT業界に特化した人材サービスのレバレジーズの方もいるためIT業界の案件をほぼ網羅できているかと思います。
- プログラミングスキルを身につけてから転職への流れがスムーズになる
- 質の良い求人情報はいろいろ取り揃っている
- 転職エージェントを選ぶという手間がなくなる
といったメリットを享受したい方は通常コースを受講した上でテックアカデミーキャリアを利用してエンジニア転職するのが良いですね。
まとめ
今回はテックアカデミーを活用してエンジニア転職したい方向けに
- 転職保証コースの活用術
- テックアカデミーキャリアの活用術
について解説をしてきました。
おさらいするとエンジニア転職したい方でどちらを受講するか迷う方は下記を基準として選ぶと良いでしょう。
転職保証コース (TechAcademy Pro) |
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テックアカデミーキャリア |
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エンジニアとして生きるのは、日々新しいことを学びながら成長する実感を得られると非常に楽しいものになります。
また、特に下記のような方であれば一度無料カウンセリングを受講する価値は大いにあります。
ポイント
- 今よりも年収を上げたい(キャリアを積み上げれば年収1千万も可能)
- 手に職をつけて将来の不安を軽減していきたい
- 在宅ワークでもくいっぱぐれないスキルを身につけたい
上記の通り、転職保証コースは年齢制限がありますし、エンジニアは若い方が企業からの需要が多いため早めに動いた方が良い仕事にも巡り合いやすいです。
まだ若いと思っていると気づいたら30歳になってフットワークが更に重くなる…ということもあるので、これからの人生で一番若い今行動をしていきましょう。