フリーランスSE兼Webマーケターのミツキ(@ptnimz1987)です♪
SE(システムエンジニア)で忙しいと思いつつ下記のように感じて仕事をしている方は危険なので、変えるための行動をした方が良いです。
- 仕事忙しいけどどうせ一過性のものだし何とかなるだろう。
- 忙しいのは自分じゃなくて会社が何とかしてくれるだろう。
危険といきなり言ってしまいましたが、実際僕自身がSEとして心をなくすくらい忙しく働き鬱になりかけた経験があるからです。
SEが忙しい理由というのは大きく会社依存のものとあなた依存のものに分かれます。
具体的には7つあるので詳しく解説していきますが、忙しいと感じ始めたら回避するために下記いずれかの行動をするようにした方が良いです。
ポイント
- 仕事の手を抜く
- 仕事をする現場を変える
- 転職するかフリーランスになる
忙しいと思ってググれるうちに行動しないと最悪の場合生きる気力さえ失ってしまいます。そうならないように本記事を参考に行動していきましょう。
僕はSE歴9年強。会社員としてやってた4年間はひたすら忙しいと思っていて会社の駒として自分の意思を殺して仕事をしていました。
しっかり自分の人生を生きようとフリーランスになってから人生が変わってきたので、その経験を元に解説していきます。
SEが忙しいと感じるのは危険である理由
それでは早速SEが忙しいと感じる理由について見ていきたいと思いますが、その前に忙しいと感じることが危険であることについて解説をしていきます。
ポイント
よくいう話ではありますが、忙しいという漢字は「心を亡くす」と書きます。
なので、そもそも忙しいと感じている時点で危険信号です。
とはいえ、僕自身も最初の会社にいた頃は口癖のように一日数十回忙しいと言っていました。今思うと完全に心をなくして会社の犬として働いていたと感じます…。
もし同じように毎日忙しいと感じながら仕事をしているSEの方がいるなら今すぐ変えるべきです。
どのように忙しさから抜け出せるのか、まず忙しい理由について知った上で行動を変えていきましょう。
SEが忙しいと感じる理由は大きく7つ
それではここからSEが忙しいと感じる理由について解説をしていきます。
忙しいと感じる要素として下記7点があります。
ポイント
- 急な仕様変更が入る
- プロジェクトのマネジメントがうまくいっていない
- 人手不足で一人当たりのタスクが多すぎる
- 3月で年度末でタスクが拮抗している
- すべてのタスクを自分でやろうと意地になっている
- 人に聞かずに一人で解決しようとしている
- タスクのキャパを明らかに超えているのを無視している
1~4は会社依存の理由、5~7はどちらかと言うとあなた自身の問題です。
それぞれ詳しく見ていきます。
SEが忙しい理由1.急な仕様変更が入る
SEが忙しい理由の一つ目は急な仕様変更が入るという理由です。
仕事をしているとお客さんだったり他の部署の人から急な仕様変更の依頼がくることがあります。
立場の弱いSEの場合、基本仕様変更を鵜呑みにして全て対応する必要が出てきます。
当然ながら仕様変更に全て対応しているとどんどん仕事が増えるので忙しくなってきます。
僕が銀行でシステムの保守をしていた時は完全立場弱かったので、当初の想定の仕様から急に仕様変更が入り土日も仕事をしないと終わらないくらい忙しいという時がありました。
SEが忙しい理由2.プロジェクトのマネジメントがうまくいっていない
基本的にシステムエンジニアはプロジェクト単位で仕事を進めていくのが普通です。
プロジェクトはマネージャー層がマネジメントして仕事を配分してくれますが、そのマネジメントが下手くそだと一人当たりのタスク量が増えすぎて忙しくなってしまいます。
僕が経験したことで言うと下記のような感じです。
10社くらいのシステムの運用保守を担当していて、全ての契約時間合計すると月の稼働時間ギリギリでした。
それだけ見ると大丈夫ですが、タスクの調整や社内業務などの時間が含まれていなかったので、結局どんなに頑張っても月の稼働時間が200時間を超えるという計算になっていました。
基本的には月の稼働時間が140~160時間の間で収まらないようになっていたらマネジメントに問題があります。
SEが忙しい理由3.人手不足で一人当たりのタスクが多すぎる
三つ目の理由は二つ目の理由に関連しますが、人手不足で一人当たりのタスクが多すぎるというのも忙しい要因になります。
経済産業省でも言われているようにIT業界全般的に人手不足で、今後も人手不足が続いていくと言われています。
参考
経済産業省が平成 28 年 6 月に公表した「IT 人材の最新動向と将来推計に関する調査1」によれば、IT 需要が今後拡大する一方で、我が国の労働人口(特に若年人口)は減少が見込まれ、IT 人材の需要と供給の差(需給ギャップ)2は、需要が供給を上回り、2030年には、最大で約 79 万人に拡大する可能性があると試算されている。
引用元:経済産業省
ここで注目すべきは必ずしも全ての会社で人手不足というわけではないという点です。
ホワイトな会社だったり社員のことをしっかり考えてくれる会社だったりすると人手不足にならず適切な人材の配置がなされています。
人が足りないのに人を補填しないのは会社の問題なので改善しない会社は結構やばいですね。
SEが忙しい理由4.3月=年度末なので忙しい
3月末決算の会社の場合、3月が年度末となるので駆け込みで売上を上げようとして単純に仕事量が増えるということがあります。
僕が最初にいた会社で言うと9月末決算だったので9月末が特にバタバタしていましたが、一年間の締めとなる3月に仕事が多くなり忙しくなってしまうということもありますよね?
ただ正直な話、会社として拘るのはいいですが、あなたや社員にはそんなに関係ないことではないかなと僕は思います。
3月で忙しいからと言って給料が上がるわけでもないので、3月だからといって振り回されるのは違います。
SEが忙しい理由5.すべてのタスクを自分でやろうと意地になっている
続いて四つ目のSEが忙しい理由ですが、ここから主にあなた自身の問題になります。
上記で見た通り、物理的に他に全く人がいないなら多少しょうがなさもありますが、すへてのタスクを自分でやろうと意地になったり変にこだわったりしてないでしょうか?
自分ですべてやろうとすると悪循環で、今持ってる仕事から派生する仕事も自分の仕事になることが多いのでどんどん忙しくなってきます。
SEならチームで仕事をやっている場合がほとんどなので、一人で抱え込む必要はありません。
SEが忙しい理由6.人に聞かずに一人で解決しようとしている
なにかわからないことがあったり、判断に迷うことがあったりした時に一人で解決しようとしていませんか?
ポイント
もちろんなにも考えず、なにも調べずに聞くのはNGですが、ある程度自分で考えたり調べたりして答えが出なかったらすぐ聞く方が良いです。
考えすぎると負のループに入って、入れば入るほど更に自分で解決しようと言う思いが強くなって聞けなくなってしまいます。
もし聞いても教えてくれないような職場であればかなりヤバいです…。
SEが忙しい理由7.タスクのキャパを明らかに超えてるのを無視している
上記でも見てきましたが、そもそもタスク量が多いこともありますよね?
僕も前職で残業しまくっていたときは、どんなにうまく見積もっても250時間/月なんてことがよくありました…。
当時は他に仕事をふれる人もいなかったので、かなり忙しく日々を過ごしていましたね。
多少自分の成長に繋がった部分もあるにはありますが、本当に辛いのであればしっかりとその問題に向き合って対処する必要があります。
SEが忙しいから回避するための方法
ここまででSEが忙しい理由について解説をしてきました。
それではSEが忙しいと感じたらどのように開始していけばよいでしょうか?
主に三つの方法が効果的なのでそれぞれ解説をしていきます。
1.やるべきことだけやってあとは手を抜く
一つ目の方法はやるべきことは手を抜くという方法です。
僕がフリーランスSEとして仕事をしていた三つの現場のうちの二つに関しては、基本的に下記のような感じで仕事をしていました。
- 仕事が振られる
- その仕事がどれくらいの時間がかかるのかを見積もる
- その見積もりの時間を少し傘増ししてリーダーへ報告(例:30時間で終わるものを40時間かかると言う)
- なるべく早く仕事終わらせて空いた時間は内職やネットサーフィンに充てる
現場によっては難しかったりするかもしれませんが、正直これぐらい余裕を持って仕事をした方がパフォーマンスも上がって良いと思います 。
このような形で手が抜ける現場であれば手を抜いて仕事をしちゃいましょう。
2.社内で忙しくない部署に異動させてもらう
二つ目の方法は会社員なら忙しくない部署に異動させてもらう、フリーランスなら忙しくない現場に異動するという方法です。
僕はフリーランスになった四年目の終わり以降、副業をやりつつSEをやっていたので忙しい現場はこちらから断って基本的に忙しくない現場に配属してもらえるようにしてました。
その結果1日の使い方が下記のような感じで自分の時間をしっかり確保できているという感じでした。
- 09:00~18:00:SEの仕事
- 19:00~24:00:夕食&副業
自分の時間をしっかりと使えるようになると副業も出来ますし、趣味にも当てられるようになって人生の幸福度が上がります。
今の仕事が本当にあなたでないといけない理由がないなら異動するようにしましょう。
3.転職するかフリーランスとして現場を変える
もし部署異動させてもらえないのであれば転職するかフリーランスになっちゃうのがいいと思います。
結局忙しい会社というのはどこに行っても忙しかったりするので、正直今の会社に依存せずに転職するのがおすすめです。
僕の例で言うと元々月250時間以上働いていた会社員時代からフリーランスSEになったことで月の稼働時間が150時間前後になりました。
忙しいと思いつつ本記事を見ているという方はまだ時間に余裕があるかと思います。
ポイント
本当に忙しくなってググる余裕すらなくなる前に転職サイトや転職エージェントに登録しておいて、良い求人情報だけ取れるようにしておくといいです。
実際僕も本当に忙しいときは転職エージェントに登録する気にすらならず生きる気力すらなくなってる時がありました。
転職エージェントは5分もあれば無料で登録できるのでまずは登録しておくといいと思います。
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有名な転職エージェントでいうと総合型のリクルートエージェント、SEに強いレバテックキャリア・マイナビエージェントがあります。
僕と同じように本当に忙しくなって生きる気力すらなくなる前にまずは登録だけでもしておきましょう。
※転職エージェントは今すぐ転職する気がない人も登録できます。
まとめ
今回はSEで忙しいと感じる理由と忙しさから逃れる方法を解説してきました。
最初にも書いた通りSEで忙しいと感じているのであれば危険なので、今すぐ変えるための行動をしていった方が良いです。
具体的にできる行動としては下記3つのいずれかとなります。
ポイント
- 手を抜いて仕事をやる
- 忙しくない現場での仕事に変えてもらう
- 転職するかフリーランスになる
行動せずに本当に忙しくなりすぎると下記のような問題が出ることもあります。
- 忙しくて考える余裕すらなくなる
- うつ病になり毎日吐き気を感じる
- 生きていく気力がなくなる
- 何も行動する気がなくなってしまう
僕自身が忙しいときになって体験したことがほとんどなので、もし今行動する気力があるなら今すぐ行動するようにしましょう。
転職やフリーランスになるという逃げ道を用意しておくだけでも気が軽くなり、自分依存の忙しさから解放されることもあります。
各エージェント無料で5分ほどで登録できるので、今のうちに登録しておくのが賢明です。
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登録するとあなたの市場価値がどれくらいかわかるので合わせて登録しておくと良いでしょう。
心をなくしてしまう前に行動していきましょう。
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