フリーランスSE兼Webマーケターのミツキ(@ptnimz1987)です♪
システムエンジニア(SE)一年目の方やこれからSE一年目を迎える方で下記のような疑問を持ってる方も多いのではないでしょうか?
- どのような心得をもってSE1年目の期間を過ごしていけばいいんだろう?
- SE1年目でとるべき資格や読むべき本、やるべきことってあるかな?
- 1年目から辛いと思ったら転職しても大丈夫なのかな?
僕はSE1年目で色々な経験をさせてもらいつつ、とはいえ反省することも山のように合ったのでSE1年目の心得として下記ポイントを中心に解説をしていきます。
ポイント
- 成長できないと感じる会社はすぐに転職すべき
- 常に目標を考えて決めて動くことが大事
- 資格や本よりも実務経験やプログラミングコード書くのが大事
- 普段つるむべき相手は会社の同期ではない
それぞれについて詳しく見ていきたいと思いますので、SE1年目をどう過ごしていくか?の参考にして頂ければと思います。
僕はSE歴が9年ちょっと、現在はWebマーケティングをメインに活動しています。
SE1年目は独立系SIerで視野の狭い生活をしていました。当時から学んだ教訓を元にSE1年目の心得を解説していきましょう。
SE一年目が必須でもつべき心得5つ
それでは早速SE一年目が必須でもっておくべき心得5つを解説していきます。持つべき心得は下記です。
ポイント
- フットワークを軽くする
- 感謝の気持ちをしっかり持つ
- 常に目標を考え明確にする
- 動機よりも尊敬する先輩や上司・会社外の人とつるむ
- SEをやりつつ副業をする
それぞれどういうことなのか見ていきましょう。
1.フットワークを軽くする
システムエンジニア一年目の方が最も重要にすべきことは「フットワークの軽さ」です!
ポイント
仕事に慣れることで精一杯と言ってる人がいますが、ぶっちゃけそういう人は仕事に慣れることで人生終わります。
システムエンジニアは特に技術革新が早いので何年経験しても覚えることは尽きません。そのため慣れることを目標にしてると消耗して終わってしまいます。
重要なのはフットワークの軽さで、会社内に留まらず(正しくは会社に依存せず)会社外の研修やセミナー・交流会などに行ってみるのがおすすめです!
IT関連であれば下記のようなサイトにいろいろとイベントや勉強会など掲載されているので気になったものがあったら行ってみるのが良いです。
少し前に僕もWordpress関連のイベントに参加した時にSE一年目の方が来ていて、そういう方はこれからが期待できるなと思います。
僕は悪い例として挙げてるように仕事に慣れることに精を出していました…。
フットワーク重くほぼ会社と家の往復でした。戻れるなら行動を変えたいですね。
2.感謝の気持ちをしっかり持つ
SE1年目の必須心得の2つ目はしっかり感謝の気持ちを持つことです。
ポイント
システムエンジニアとして就職すると大体の会社は研修があるかと思います。学生時代はお金を払いながら勉強していたのに対し、会社の研修はお金をもらいながら勉強することができます。
お金をもらいつつ勉強できることにしっかり感謝しながら日々精進していくといいでしょう!感謝の気持ちはどこに言っても役に立つので、そういう気持ちを持つ訓練にもなります。
僕の場合でいうとSE1年目で一番最初に配属されたのが8月だったので、4月~7月までの4か月間は会社へ何も貢献せずにお金をもらってました(トータル約100万)
その後の残業代ゼロとかを考えると相殺されてますが、SEのスタートを切るための手助けをしてくれたことは感謝しています。
3.常に目標を考え明確にしておくこと
3つ目はしっかりと目標を考えて決めることです。
会社員であれば毎年査定面談と言うものがあります。その査定面談によって給料が左右することもありますし、自分の二年目以降の方向性も左右されることもあります。
ポイント
査定面談の有無関係なくしっかりと考えておきましょう!
査定面談があるから…というわけでなく、査定面談がない時期もしっかり考えておくことが超重要です。例を挙げると下記のような感じですね。
- 3年目の終わりまで:チームリーダーになる
- 5年目:昇進
- 7年目:ベンチャー企業へ転職して腕試し
ぶっちゃけ会社の人に目標を相談したところでその会社で収まるような目標しか出てきません。そして、あなたの幸せな人生が一つの会社で留まるということも少ないです。
つまり1つ目で書いたフットワークの軽さに繋がってくるのですが、社外の人とも交流することで視野が広がり目標が見つかりやすくなります。目標は途中で変わっても良いので常に考えておきましょう。
僕がSE1年目の時は完全ダメなパターンで会社での出世を目標にしてました…。
もう少し視野を広げていたらもっと転職に踏み切れていたと思うので、SE1年目の時は知らない世界に果敢に出ていく勇気大事ですね。
4.同期より尊敬する先輩や上司・会社外の人とつるむ
4つ目の大事なことは「同期より尊敬する先輩や上司・会社外の人とつるむこと」です。
これは例を挙げるとわかりやすいので、例を挙げると下記の通りになります。
参考
野球界で田中将大(マー君)と斎藤佑樹(ハンカチ王子)どちらが成功してるか?って聞いたら100人が100人マー君って答えると思います。
それではなぜマー君が成功したか??
原因はいろいろあるかも知れませんが、一番大きいのは高校を出てから大学に行かずにすぐにプロに行ったからです。
自分よりもレベルの高い人がどれくらいいるかで自分の成長スピードは大きく変わってきます。
これはSEでも同じでSEとして成功したいならSEとして成功している人や自分の先に行ってる人と一緒にいる方が良いです!
同期との付き合いも大事ですが、結局何年も経って仲良くしているのは一年目の時に仲良かったかよりも自分と同じような志があるかどうかです。
もちろんレベルの高い人が多すぎでメンタルが押しつぶされそうになることがあるので、そういう時はちょっと距離を置いて休憩するのも大事になります。
僕がSE1年目の時は会社の同期とばかりつるんでいたので、基本的に飲みに行っても愚痴や残業自慢がほとんどでした。全く生産性のない無駄な時間でしたね。。
社会人4年目くらいから人間関係を変えて人生変わったので本当につるむ人は大事です。
5.SEをやりつつ副業をする
副業が問題ない会社であればSEやりつつ副業をするのがSE1年目の心得の5つ目です。
というより副業がダメな会社は基本ブラックでしかないので今すぐ副業OKな会社への転職を検討した方が良いと思います。
ポイント
仮に会社が倒産したとして会社が何か保証してくれるかというと何も保証してくれないことがほとんどです。それでも良いでしょうか・・・?
副業をやって個人で稼ぐ力がついてくるとSEとしても市場価値の高い人間になってきます。僕も副業を6年以上やってきて個人で稼ぐ力がついてからはSEの仕事も円滑に進むようになりました。
SEにおすすめな副業については下記の記事で紹介しています。
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参考SEがすぐ開始できる副業!在宅可!土日からできるものを紹介
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なお、副業で一番おすすめなブログについては新卒SEがブログを始めるメリットというテーマで下記の記事で解説しています。
-
参考新人SEはブログを書け!ブログを始める5つのメリットと始め方
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SE一年目の仕事内容|働いていくイメージをつけよう
これからSE1年目を迎える方はSEがどのような仕事をするのかイメージするのが大事です。
SEの仕事内容については下記の動画でも解説をしていますが、現時点でSE1年目の方も他の会社がどんな仕事をしてるのか知ることは大事なので是非チェックしてみてください。
基本的にSE一年目の仕事内容は下記のようなものが多いです。
SE一年目のよくある仕事内容
- 研修
- 先輩SEの業務サポート
- 開発したプログラムのテスト(テスター)
- 資料作り
実際に僕がSE一年目に行っていた仕事内容でいうと下記のような感じでした。
実際にSE一年目でやっていた仕事内容
- 4月~5月中旬:全体研修
- 5月中旬~7月中旬:部署ごとの研修&資格勉強
- 7月後半:配属までひたすら勉強
- 8月~9月:テスター
- 10月~12月:基本設計~プログラミング
- 1月~3月:先輩SEの業務サポート
僕が最初の会社で唯一良かったのは一年目から色々な経験をさせてもらったことですね。
多分一年目からプログラミングでゼロから作らせてもらうってあまりないのではないでしょうか?ただ逆にいうとテスターとかサポート業務ばかりの会社は辞めるべきですね。
SE一年目は一番スキルや知識を吸収しやすい時期です。その時期を単純作業で終わらせてしまうと非常にもったいないので成長を感じない会社はすぐ辞めましょう。
SE1年目で資格を取ったり本を読んだところで基本的に役に立たない
SE1年目のうちに資格を取ろう!と考える方もいるかもしれませんが、下記の記事でも解説している通りで基本的に資格は役に立ちません。
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同様に参考書など本を読むだけというのもおすすめしないです。
ポイント
SE1年目は特に実務経験を通じて成長していくことが最も重要です。
一番成長しやすいSE1年目の時期を資格とったり本を読みまくっても意味ありません。
資格取ろうとか本読もうとか考えるよりも先にしっかりプログラミングコード書けるようになった方が良いですね。SEのスキルは手に職にならないものが多いですが、プログラミングスキルは手に職になって将来役に立つものが多いです。
ポイント
プログラミングスキルを会社で学べないならテックアカデミーなどのプログラミングスクールを活用するのが良いでしょう!
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SE1年目は正直つらいと思うことが多く転職したくなる
ここまでSE1年目の心得など色々解説をしてきましたが、正直SE1年目は辛いと思うことが多いです。そして中にはつらくて辞めたいと思う方もいるかと思います。
そういう方は下記の記事を参考にしてみてください。
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基本的にSE1年目でつらくなる要因として下記があります。
ポイント
- 仕事についていけないと感じる
- 毎日パソコンに向き合うのが辛い
- 他の仕事に興味がある
- 仕事環境が好きじゃない
- 客先常駐が嫌
- 思ったより給料が少ない
基本的につらすぎるというか自分の成長を感じなくなったら転職してしまってOKです。雇ってくれる会社はごまんとあるので変に最初に入った会社に依存する必要ありません。
こういう風に書くと上記の心得の感謝すると相反すると思われるかもしれませんが、そことは切り分けて考えるのが大事です。
ポイント
仮に仕事へのやる気が出ずに仕事をやってる場合、
- あなた:仕事がつらくてしんどい
- 会社:生産性の低いものしか出来上がらない
という感じになってあなたにも会社にもメリットはありません。
辛くて転職したいと思ったら感謝しつつ転職しちゃいましょう。
まとめ
今回はSEの一年目の心得を中心にこれからSEとして頑張っていく方向けに解説をしてきました。おさらいするとSE一年目の心得として大事なことは下記です。
ポイント
- フットワークを軽くする
- 感謝の気持ちをしっかり持つ
- 常に目標を考え明確にしておくこと
- 同期より尊敬する先輩や上司・会社外の人とつるむ
- SEをやりつつ副業をする
基本的にSEとしてくいっぱぐれることなくしっかり生きていきたいなら成長したいという気持ちは必須です。
AIやIoTが進んでいて外国人へのオフショアも進んでる中、成長意欲が乏しい日本人SEはどんどんと使われなくなってしまいます。
と同時に成長できない会社で働くことはリスクでしかないので、下記記事を参考にいち早く転職することをおすすめします。
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