
システムエンジニア(SE)の仕事ってどのような魅力ややりがいがあるのかなぁ?
フリーランスSE兼Webマーケターのミツキ(@ptnimz1987)です。
これからSEになろうか考えている方はSEにどのような魅力ややりがいがあるのか気になってるという方もいるかと思います。
先に結論をいうとSEの魅力ややりがいは下記10個です。
ポイント
- 手に職をつけることができる
- 給料が他の仕事よりも高い
- コミュニケーション能力をつけることができる
- 人のため・世のためになっている感覚がある
- ほかの仕事へも通ずるスキルを身につけられる
- クライアントから感謝される
- モノを作り上げていく喜び
- 最先端で働いていると実感する
- タスクをこなしていく達成感がある
- 自分の成長を感じやすい
それぞれどういうものか解説をしていきますが、SEと一口で言っても下記記事で解説している通り色々な仕事内容があります。
なので、一概に全ての仕事に上記が当てはまるとは言えないですが、最後にどのようにすれば上記のようなやりがいや魅力を享受できるのかも解説していきます。
これからSEになろうか検討しているという方は是非最後までお付き合い頂ければと思います。

僕はSE歴が9年ちょっと。会社員SE4年間→フリーランスSE5年間の経験を経て今はWebマーケターの仕事で月80万ほど稼いで在宅ワークしてます。
SEを9年やってくる中で色々な仕事に携わり、色々な魅力ややりがいを感じてきたのでその実体験をベースに解説していきます。
SEの仕事をやって感じた魅力5選
それでは早速SEの仕事をやってきて感じた魅力を5つ紹介していきます。
1.手に職をつけることができる
まず一つ目は手に職をつけられるという点です。
SEとして働いていると下記のようなスキルが身についてきます。
ポイント
- 基本的なパソコンの操作
- サーバーまわりの知識やスキル
- ネットワーク周りの知識やスキル
- ソフトウェア周りの知識やスキル
- 開発スキル
SEと言っても様々な仕事があるため、仕事内容によって付くスキルは異なってきますが、基本的には上記のようなスキルを身に付けることが可能です。
一度身につけたスキルはシステムのバージョンアップがあったときや他の同じようなシステムを扱うときも流用可能であることも多く、手に職をつけられるというのを実感することができます。
2.給料が他の仕事よりも高い
二つ目の魅力としては給料が他の仕事よりも高いという点です。
この点に関しては厚生労働省の統計情報を見ると明らかです。
参考
建設業 | 345.1万円 |
---|---|
製造業 | 319.5万円 |
情報通信業 | 397.0万円 |
運輸業,郵便業 | 289.0万円 |
卸売業,小売業 | 352.6万円 |
金融業,保険業 | 461.7万円 |
学術研究, 専門・技術サービス業 |
416.1万円 |
宿泊業,飲食サービス業 | 278.7万円 |
生活関連サービス業 娯楽業 |
297.7万円 |
教育,学習支援業 | 451.9万円 |
医療,福祉 | 339.3万円 |
サービス業 (他に分類されないもの) |
281.0万円 |
引用元:厚生労働省
また、実際に僕はSEとして働いている時、下記のような収入偏移できました。
参考
- 1年目:23万円
- 2年目:24.1万円
- 3年目:25万円
- 4年目:25.7万円
- 5年目:35万円 →フリーランスのような派遣社員
- 6年目:35万円
- 7年目:40万円
- 8年目:43万円
- 9年目:56万円 →完全フリーランス
途中でフリーランスになってさらに収入がありましたが、初任給で月収23万円というのも他の職業と比べたらかなり高かったという感覚です。
大学時代の同期の初任給と比べてもこれは明らかに違いました。
3.コミュニケーション能力をつけることができる
3つ目のSEの魅力はコミュニケーション能力を付けられるという点です。
SE=コミュニケーション能力が必要ないと思っている方もいるかもしれません。
ただSEとして働いていく上でコミュニケーション能力は必須です。(下記記事参照)
SEにコミュニケーション能力が必要な理由と向上する3つの方法
僕自身も元々はコミュ症でしたが、SEの仕事や副業を通じてコミュニケーション能力を鍛えてきました。
その結果、ある程度は人とコミュニケーションが取れるようになり今ではYouTubeで発信することができるようになったほどです。
参考
ミツキのチャンネル ※発信内容はWebマーケティングがメイン
仕事内容によってはコミュニケーション能力が必要ないようなものもありますが、基本的にはコミュニケーション能力は必要と思ってもらった方が良いでしょう。
コミュニケーションが必要な現場で働くことで必然的にコミュニケーション能力がついてくるということがありSEの魅力と言えます。
4.人のため・世のためになっている感覚がある
続いての魅力は人のためや世の中のためになっている感覚があるという点です。
僕はこれまで様々なお客さんを相手に仕事をしてきました。
それぞれの仕事で下記のような貢献をしてきたという実感があります。
ポイント
- 航空会社・・・飛行機が飛んでるのを裏で支えている
- タイヤメーカー・・・車やバイクが走っているのを裏で支えている
- マーケティング会社・・・しっかりとした統計が取れているのを支えている
少し大げさかもしれませんが、SEがいなかったらしっかりとお客さんの仕事が回っていないという可能性もあるので間違ってはいないかなと思います。
自分の収入が上がっていったりスキルが上がって行ったりするのも楽しいですが、人のためになっていると思うとまたさらに仕事を頑張ろうと思うので魅力と言えますよね。
5.ほかの仕事へも通ずるスキルを身につけられる
最後の魅力としては他の仕事へも通ずるスキルが身に付くという点です。
一つ目の魅力で手に職がつけられるというのを書きました。
下記の記事でもSEからの転職でSEの仕事で培ったスキルは他の仕事で活かすことができるという点について触れています。
これからSEになるという方はSEの先の人生を考えていないかもしれません。
ただ2020年に起きている新型コロナウイルスの感染拡大など様々な要因によって今ある仕事もずっとあるという保証もないです。
そんな中しっかりとSEとしてスキルを身につけて成長していくことができれば他の仕事でも活躍できるような人材になることができます。
SEの仕事をやって特に感じたやりがい
ここまでSEの仕事をやって感じた魅力についてみてきましたが、ここからはSEの仕事のやりがいについていくつ紹介をしていきます。
1.クライアントから感謝される
まず一つ目はクライアントから感謝されるという点です。
SEの仕事的に時期によっては結構大変なこともあったりしますが、大変な仕事であればあるほどお客さんから感謝の気持ちを伝えてもらうとすごい嬉しいです。
ただやって当たり前というような仕事をしていると感謝は薄くなってしまうので、+@の付加価値をつけられるようになるとさらに感謝されるようになります。
2.モノを作り上げていく喜び
二つ目のやりがいとしてはモノを作り上げていく喜びです。
運用保守の仕事の場合はそれほど感じないかもしれませんが、要件定義からシステムの納品まで携わっているとより鮮明に感じることができます。
もともと何もなかったところから様々な葛藤や苦労を乗り越えて一つのシステムが出来上がると喜びはひとしおです。

僕も社会人一年目の時は基本設計から開発、テスト~運用保守まで携わらせてもらって自分の担当している箇所の機能ができた時は非常に嬉しかったです。
学生時代に部活動をやってきた方であればそれと似たような感覚を味わうことができます。
3.最先端で働いていると実感する
三つ目のやりがいとしては最先端で働いていると実感できるという点です。
このやりがいに関しては仕事によってまちまちだったりしますが、下記のような仕事に携われると世の中でまだ流通していないようなことに携われてやりがいを感じやすいです。
- IoT
- AI
- ブロックチェーン
特に最先端と感じられるものをあげましたが、他の分野であっても新しいバージョンの製品や新しい製品が出たりした時にその構築に携われるとやりがいを感じる人も多いかと思います。
4.タスクをこなしていく達成感がある
四つ目のやりがいはいろいろのタスクをこなしていく達成感があるという点です。
僕は最初の会社でSEをやっている時、同時に10個以上のシステムを担当していました。
10個以上のシステムを担っていると当然ながらタスク量はハンパなく多いです。
記憶ベースですが、少なくとも20個、多い時は40個位のタスクが目の前にありました。
それを一つ一つ解決していく・こなしていくというのは大変ながらやりがいを感じた部分もあります。
5.自分の成長を感じやすい
最後のやりがいとしてはSEとして働いていると自分の成長を感じやすいという点です。
ただこれに関しては仕事によって異なるというのがモロに出るところでもあります。

僕はExcelのVBAだけを3年くらいやっている時もありましたが、当時はあまり成長を感じませんでした。
ただその時は副業にコミットしようと考えていたのでそれはそれで自分の選択をしたという感じです。
会社員でSEをやっている頃に関して言うと特に一年目から三年目の前半くらいまではずっと成長しているという感覚がありました。
2年目から4年目の終わりくらいまでずっと同じ仕事をしていたので、三年目の中盤くらいからは若干マンネリ化してきて成長を感じるづらかったところがあります。
ポイント
なので個人的には同じ現場で仕事をするのは最長1年くらいでいいかなと思っています。
一年でしっかり成長して、また次の仕事について一年でしっかり成長、また次の仕事という感じで繰り返していくと明らかに成長してきます。
他の仕事をディスるつもりもないですが、ルーティンワークだけの仕事の場合成長を感じないところがあり、やりがいを感じなくなってしまうと思うので成長を感じるSEは良いかと思います。
SEのやりがいや魅力を感じない人もいる【実体験】
ここまでSEのやりがいや魅力について紹介してきました。
これからSEを頑張っていこうと思う方向けに解説をしてきたのですが、所々言っているように仕事内容やご自身のやる気によってやりがいや魅力が感じないことがあります。
僕自身が特に感じたこととして下記のような点が挙げられます。
- 同じ仕事を短調にこなしているだけだと成長しない
- 残業ばかりで心の余裕がなくなると辛い
- 仕事内容によっては他の仕事へ活かしづらい
SEがつまらないと感じる原因や対処法については下記の記事でも解説をしていますが、しっかりと成長していこうという気持ちで新しいことを吸収していく姿勢が大事です。
特にSEという仕事はプログラミングができなくても任せてもらう仕事が多くあります。
ただプログラミングをやらずにSEをやっていると市場価値が上がりづらくできる仕事も限られてしまいます。
これから未経験でSEに転職するという方であればしっかりとプログラミングスキルを身につけた上で転職することをお勧めします。
参考
プログラミングスキルを身につける方法は独学でも可能ですが、9割くらいの人が挫折してしまうという統計が出ているのでプログラミングスクールを利用すると良いです。
オンラインで受講できるテックアカデミーが特におすすめであなたの身につけたいスキルを選ぶことができます。
何よりも迷っていて行動しないような人はSEとしてしっかりキャリアを築いていくというのが難しいので、まずは行動をしていきましょう。
まとめ
今回はSEの仕事をするやりがいや魅力について解説をしてきました。
おさらいするとSEのやりがいや魅力は下記の通りです。
SEの魅力
- 手に職をつけることができる
- 給料が他の仕事よりも高い
- コミュニケーション能力をつけることができる
- 人のため・世のためになっている感覚がある
- ほかの仕事へも通ずるスキルを身につけられる
SEのやりがい
- クライアントから感謝される
- モノを作り上げていく喜び
- 最先端で働いていると実感する
- タスクをこなしていく達成感がある
- 自分の成長を感じやすい
これらのやりがいや魅力を享受したいという方はSEになるのはありかと思いますが、最後にも書いている通り、下記のような気持ちでいないと多分難しいです。
- 常に成長していく意欲を持っておくこと
- できれば同じ仕事は最長1年で変える
- 新しいものを吸収していく
- プログラミングスキルを身につけること
- 迷って行動をしないのはNG
これらを考慮の上でSEになるという方はプログラミングスクールを経由するか、転職エージェントに登録して未経験でも大丈夫な仕事を見つけましょう。
おすすめのスクールとエージェント
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様々なコースがありますが、下記の記事でおすすめを紹介しています。
テックアカデミーのコースでおすすめは3つのみ【うまく使い倒そう】
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詳細は下記記事でも解説してます。
未経験からでもできるか不安に抱える方もいるかもしれませんが、今どんなにスゴイ人も元々は未経験だったので問題ありません。
この記事を閉じたらまずは一歩を踏み出していきましょう!