- SEやっててプログラミングできなくていいのかなぁ?
- プログラミングできないのにSEと名乗って良いのだろうか?
- 将来を考えたらプログラミングできた方がいいかなぁ?
SEというと様々な仕事がありプログラミングができないという方も多いと思います。
上記のように「このままプログラミングできなくて大丈夫かな?」と不安を抱えて本記事にたどり着いた方も多いのではないでしょうか?
僕自身、SIerでSEとして就職して途中フリーランスになったものの、ちゃんとプログラミングをやったと胸を張れるのは1年目の半年くらいでした。
というわけでこんにちは。
本記事はSE歴9年のミツキが解説をしていきます。
先に僕のSEとしてのスキルセットをお見せすると下記のような感じです。
ポイント
- Redmineのカスタマイズ
- Excel VBAの開発
- 色々なタスクをさばく
SIerにいた4年のうちの3年くらいはSAPの運用保守をやっていましたが、忘れっぽい性格のためほとんど覚えていることはなく、タスクをさばく力のみが残りました。
先に結論として言えることは、下記のツイートの通りでプログラミングできないまま放置は絶対NGです。
エンジニアと一言で言っても色々なタイプのエンジニアがいて、何をやればいいか迷う人も多いと思います。
個人的なおすすめはプログラム書いてください!
プログラミングできれば仕事の幅がかなり広がって働き方や生き方も選びやすいです🤓とプログラミングやらなかった元SEが言ってます😇
— ミツキ@本垢へ集約 (@MitsukiEngineer) June 28, 2020
エンジニアと一言で言っても色々なタイプのエンジニアがいて、何をやればいいか迷う人も多いと思います。
個人的なおすすめはプログラム書いてください!
プログラミングできれば仕事の幅がかなり広がって働き方や生き方も選びやすいです。
とプログラミングやらなかった元SEが言ってます。
上流工程の設計や要件定義・下流の運用保守やるならやるでしっかりとそこでキャリアを築いていけば問題ないという方もいるかもしれません。
ただ、どちらをやるにしてもプログラミングを理解していないと一定水準で成長が止まってしまいます。
特に転職やフリーランスで仕事を探すとき、決まって下記の質問をされます。
「なんのプログラミング言語ができますか?」
プログラミングができなくても、これまでに華々しい経験や実績があればそれをアピールすることは可能でしょう。
ただ、それがないSEにとっては本当に回答に困る質問となってしまいます。
その結果、下記のような未来が待ち受けている可能性があります。
- 会社の犬として使われてしまう
- 将来、仕事がなくなるという不安が付きまとう
- 仕事を獲得するのが大変
僕はSEからWebマーケターへキャリアチェンジし、傍らでプログラミングを独学で学習しています。
なので、本記事ではプログラミングができないことによるデメリットからその状況を打破するための方法まで解説をしていきます。
SEがプログラミングできないことによる最大のデメリット3つ
SEでプログラミングができないことによるデメリットは下記3つです。
デメリット
- 会社にこき使われる
- 将来的に仕事がなくなるという不安が尽きない
- 転職でもフリーランスとしての案件探しでもプログラミングスキルが問われる
それぞれについて解説していきます。
1.プログラミングができない=何ができるかわからないので会社にこき使われる(特にSIer企業)
プログラミングできないSEのデメリット一つ目は「会社にこき使われる」ということです。
僕自身もそうだったのですが、プログラミング以外のスキルって結構抽象的だったりわかりづらかったりします。
実際に僕がSEとして経験したことを羅列すると下記の通りなのですが、パッとこの人はこんな現場に活かせそうって言うものがわかるでしょうか?
ミツキのSE経験
- SAPのERPパッケージ製品のカスタマイズ:半年
- SAPのBASISでの運用保守:3年
- バックアップツールの管理:3年
- 銀行システム(VB.net)の保守(不具合対応):2年半
- Excel VBAでツール開発:2年半
- Redmineのカスタマイズ:半年
あまりわからないですよね?
正直自分でも浅く広くやっていたので詳しく説明してくれといわれても難しいところがあります。
一般的に見ても、プログラミングができないSEが任される仕事って下記のようなものとなります。
プログラミングできないSEの仕事
- 人やタスクのマネジメント
- 他部署とのやり取り
- 顧客との交渉や折衝
- システムの運用保守
- プログラマーにより開発されたアプリケーションやシステムのテスト
正直スキル的に見て、つぶしがききますしあなたでなくてもできる仕事が多いです。
つまりは、あなたが潰れたところで次の人材を探せばいい話なので、こき使ってもいいやと会社は判断するという話になります。
また、マネジメントや顧客との交渉・折衝に関しては、プログラミングができないと深いところの話ができずに円滑に仕事を進めるのが難しくなってしまいます。
参考
深いところの話ができない理由としては、クライアントから「○○はできますか?」と聞かれた時、プログラミングの理解がないと回答ができなくなってしまうからです。
自分の会社は優しい人が多いからこき使われることないという方いるかもしれませんが、若いときはまだしも30歳を越えて40歳を越えると結構悲惨な結果が待っています。
2.将来的に仕事がなくなるという不安が尽きない
SEでプログラミングができない人の中で、下記の質問に明確にYESと言える方はいるでしょうか?
10年後、20年後にあなたの仕事は変わらずに残っていますか?
僕は正直言ってフリーランスやっていてもこの質問に自信持ってYESとは言えませんでした。
下記の記事でも解説している通り、今のSEの仕事は将来的にAIにとって代わります。
将来的にSEの仕事は半分くらいなくなる【AI研究者に聞いた】
20代30代の人は特に年金もらえる保証ありませんよね?
今のままSEを続けていて、40代50代になって仕事がなくなったらどうしますか?
僕は結構ネガティブなところがあるので、良い意味で将来について悲観的に考えているかもしれませんが、この考え方はとても重要です。
あなたの人生を守ってくれるのはあなた以外のだれものでもありませんからね。
3.転職でもフリーランスとしての案件探しでもプログラミングスキルが問われる
プログラミングができない最後のデメリットは、実際に転職したりフリーランスになったりしている方はわかることですが、どこで仕事を探すにしてもSEであれどプログラミングスキルは問われます。
僕はプログラミングできないとスキルシートに書いていても、紹介される案件の条件に下記のような条件が付きまとっていました。
- C言語のプログラミング経験
- Javaのプログラミング経験
- PHPのプログラミング経験
どれも僕はできません…。
幸い僕はプログラミングスキルが必須ではない案件を見つけてもらい何とかアサインしてもらうことはできました。
ただプログラミングできない人の求人はそもそも少ないですし単価が低いというデメリットがあります。
プロジェクトマネージャーとして、バリバリやってきた実績があるならそれほど困らないかもですが、20代や30代前半でそのような経験がない人は仕事探しで結構苦労します。
「本当にそうなの?」と疑問に感じる方はIT最大手のレバテックフリーランスに登録をしてみて受注できる案件を確認してみると良いでしょう。
上記のレバテックフリーランスはフリーランスエージェントとしてはTOPクラスに案件を保有しており、市場価値を確認するために登録するのでも問題ありません。
論より証拠、平均年収862万円という額に到達できるのか、まず確認してみると良いでしょう。
SEでプログラミングできない人に待っている暗い現実
ここまでSEがプログラミングできないデメリットについて紹介してきました。
プログラミングできないままでいると結局どういう人生を歩んでいくことになるでしょうか?
僕の体験ベースでいうとプログラミングできない状態で10年後20年後まで進んだら下記のようになっていたと想定されます。
- 会社にこき使われて消耗して仕事を楽しめない
- 明日の仕事の保証がないので常に追われている感覚がある
- 転職やフリーランスとしての案件探しに苦労するのでブラックな現場で仕方なく働く
プログラミングできない方で同じような未来になりそうと感じる方もいるのではないでしょうか?
土日は自由だから楽しいんじゃないか?と思うかもですが、僕の考えとしてはそれはただの負け犬の遠吠えかなと思います。
仮に土日だけ自由だとすると人生の80%くらいは会社に捧げているってことですよね?
そんな人生で良いのでしょうか?
仕事が人生の大半を占める以上は絶対楽しめた方が人生の質としても向上していきます!
SEでプログラミングできない人が暗い未来を回避する方法
若干不安をあおるような表現をしてしまいましたが、プログラミングができない人がどうすればいいのか?対処法について下記2つを紹介していきます。
ポイント
- プログラミングスキルを身につける
- 転職や複数の案件に携わる
それぞれ解説していきますが、現状維持が良いという考えの人はこの先SEとして生きていくのは難しいのであきらめましょう。
※冷たいようですが事実なのでお伝えしておきます。
1.プログラミングスキルを身につける
まずは、今プログラミングができないならプログラミングをできるようにしましょう!
単純な話で、「ないならつける」それだけです。
僕も30歳を越えてから現場の都合でJavaを少し触ったり、独学でHTML/CSSの学習を進めたりしています。
その時感じたのは「意外に何とかなる」です。
Excel VBAをやってたのもあるかもですが、SEとして働いていると論理的思考・問題解決能力が身についていく感覚ないでしょうか?
結局プログラミングでも思考としては一緒なので結構習得が早かったりします。
HTML/CSSに関しては、2か月の独学で下記のようなポートフォリオサイトが作れます。
人によってはもっと早くできるようになったり、人によっては独学だと挫折してしまうというのはまちまちです。
なので、まずはオンライン学習サービスやYouTubeを見て独学でいけるか確認してみると良いでしょう。
独学で学ぶ人のためのサービス
ただ悲報として、独学の9割の人が挫折するという統計が出ています。
なので、挫折するのが怖い&これまでのデメリットで見た未来を回避したいという方はプログラミングスクールを活用することをおすすめします。
上記の記事は実際にプログラミングスクールを受講した67名にアンケートを取って作成した記事なので、それなりに信憑性は高いと思います。
中でも僕が無料体験を受けた下記については、今後を考える上で無料体験だけでも受講する価値が十二分にあると言えます。
ポイント
テックアカデミー
無料体験をした感想は下記の通りですが、実際にコードを書いてレビューしてもらえるので、プログラミングに触れたことがない方におすすめ。
こちらもCHECK
-
テックアカデミーの無料体験を現役エンジニアが受講してわかったこと
続きを見る
侍エンジニア塾
今後のキャリアについて親身に相談に乗ってもらえるので、プログラミングを学習すべきか?からしっかりと考えたい方におすすめ。
こちらもCHECK
-
意表をつく質の良さ!?侍エンジニア塾の無料体験の体験談
続きを見る
2.複数の仕事に携わる
1つ目の方法は、スキルを身につけることでの対策でしたが、2つ目はどちらかというとSEとして万能な人になるという方法です。
あなたの職場にいないでしょうか?「この人がいればなんだか安心できる」という人。
多分一人くらいそういう人がいると思いますが、あなたがそういう人になるというイメージです。
自分にそういう人になれるのかと疑問に持つ方いるかもですが、そういう方はとにかくいろいろな現場で経験を積んでください!
具体的にいうと、下記記事でハイキャリアの方向けの転職エージェントを紹介していますが、それらのエージェントで仕事を紹介してもらえるレベルになるくらいです。
実際に仕事もらえるかは面談に行ってみないとわからないところがありますが、積極的に現場でリーダーなどやって経験を積んでいくことが重要です。
ちなみに、仮にSEとして生きていくのが難しかったとしても、人を束ねるリーダー経験ができると色々な業界で仕事がしやすくなるので圧倒的に生きやすくなっていきます。
参考
上記でも書いた通り、フリーランス向けのエージェントに登録するとあなたの適切な市場価値がわかります。
プログラミングできなくても年収800万いくなら問題ないと思います。
※フリーランスになると決めていなくても登録可能です。
※特にフリーランス未経験者が登録するのをおすすめなのは下記2社です。
もし、今の会社で決まった仕事しかやらせてもらえず成長できないということであれば、すぐに転職するかフリーランスになって経験を積んだ方が良いですね。
成長できない会社にいる時間はホントにムダというのを僕が一番実感してるので言えるのですが、成長できない会社=あなたをこき使っているということです。
SEとして成長が止まったらそこでおしまいなので、ちょっと危ないと思った方は今すぐ行動していきましょう。
まとめ
今回はプログラミングできない人のデメリットや末路、そこからどう行動すべきかについて解説をしてきました。
おさらいするとプログラミングができないまま何となく仕事をしていると下記のような未来が待っています。
- 会社にこき使われて消耗してしまう
- 将来的に仕事がなくなるという不安が尽きない
- 仕事探しでプログラミングスキルが問われて仕事が獲得しづらい
もし上記のようになりたくないのであれば自分で行動するしかありません。
会社に依存していると本当に会社にこき使われて残業を毎月100時間以上してた僕のようになるかも…
回避する方法としては、プログラミングスキルを身につけるか様々な案件に携わって経験を積むという2つです。
プログラミングスキルを身につける
挫折するかも…という方に特におすすめな方法はプログラミングスクールで学ぶ事です。
イチオシのプログラミングスクールはテックアカデミー。
唯一無料で一週間無料体験もできるので、あなたがプログラミングができるか?という判断をする意味でも一度無料体験すると良いです。
※色々なコースがあるので、どのコースが良いか迷う方はテックアカデミーおすすめコースを参考にどうぞ。
今後のことをプロに相談したいなら侍エンジニア塾の無料体験レッスンがおすすめ。
侍エンジニア塾はネットではあまり評判よくなかったりするのですが、無料体験の質は本物ということは僕が保証します。
様々な案件で経験を積む
2つ目の様々な案件で経験を積むのは今の会社でかなわないのであれば転職するかフリーランスになるのが良いです。
すぐに転職とかする気なくてもエージェントに登録するのは無料でできるので、消耗して行動する気がなくなる前に登録だけでもしておくと良いでしょう。
SEとして生きていくなら成長は不可欠ですし、変化が早いので行動は早めが良いです。
行動=あなたの人生を豊かにしていくことに繋がるので、是非チャレンジしていきましょう!