フリーランスエンジニアになりたいけど、福利厚生がないのが心配…代替できるサービスはあるかな?
フリーランスになるに当たって不安に感じるのは保証が少ないところ。
収入をアップさせたいけど、保証が少ないことでフリーランスになることをためらっている方もいるのではないでしょうか?
そで今回はフリーランスエンジニアが利用できる福利厚生サービスの紹介をしていきます。
エンジニア向けをメインとして書いていきますが、エンジニア以外のフリーランスの方でも利用できるものを紹介していくのでフリーランスに興味ある方や現役フリーランスの方は参考にして頂ければと。
というわけでこんにちは。
本記事はフリーランス歴6年のミツキが解説をしていきます。
僕は2014年からフリーランスをやっているのですが、実はフリーランスで使える福利厚生サービスを全くと言っていいほど使わずにやってきました…。
そもそも存在自体を知らなかったので使いようがなかったという。。。
なので、これからフリーランスになる方や現役フリーランスの方で福利厚生を使っていきたいという方の参考になればと思い、客観的に見て良いサービスだけをまとめて紹介します。
会社員のような保証も会社員以上の収入も得たいフリーランスの方は是非参考にしてみてください!
ポイント
今回紹介するフリーランスエンジニアが使える福利厚生サービスは下記の観点で優れているもののみを紹介していきます。
- 無料、もしくは安価で使える
- サービスの幅が広く色々な方が使える
- 僕はエンジニア歴9年(会社員4年/フリーランス5年)
- 現在はWebマーケターとしてフリーランスで活動中
前提:企業が福利厚生に使っている費用はどれくらい?
本題に入る前に企業が福利厚生に使っている費用はどれくらいなのか見ていきましょう。
何も考えずに会社員をやっていると、額面の給料があって保険や諸々の費用が引かれて手取りとしてあなたの口座に入ってきます。
ただ、エンジニアでいうと大体が下記のようなお金の流れになっています。
ポイント
- クライアントから営業が仕事を受注
- 受注した仕事にエンジニアをアサイン
- 受注した仕事をこなして、会社がクライアントからお金を頂く
- 諸々のお金が引かれてあなたに給料として入ってくる
フリーランスをやっていればわかりますが、クライアントから仕事を受注する時の単価は60万~100万越えとかなりの金額です。
仕事やポジションにより単価は違いますが、仮に100万だとしてあなたに入ってくるのは20万そこそこ…という方も多いと思います。
実際僕も会社員時代はそうだったのですが、福利厚生の費用を始め様々な費用が差し引かれてあなたの給料として入ってくる形となっています。
それではどれくらい福利厚生に費用を使っているかというと大体10万円くらいです。
こちらは日本経済団体連合会が調査した結果で、過去3年の企業の1人にかかる1か月当たりの福利厚生費用は下記の通りになっています。
- 2016年:111,844円
- 2017年:108,335円
- 2018年:113,556円
福利厚生とだけ言っても色々な費用がありまして、主に下記のようなものがあります。
ポイント
- 健康保険・介護保険
- 厚生年金保険
- 雇用保険・労災保険
- 住宅関連
- 医療・健康
- ライフサポート
- 慶弔関係
- 文化・体育・レクリエーション
- 通勤手当
フリーランスの場合、国民健康保険・国民年金に入るので、そちらを差し引くと5万円くらいが福利厚生として使われていることになりますね。
なので、同じように福利厚生を受けたいならそれなりにお金を投資する必要があるということになります。
それでは、フリーランスエンジニアが福利厚生を受けるにはどうすればいいのか見ていきましょう。
フリーランスエンジニアが福利厚生を受ける方法
フリーランスエンジニアが福利厚生を受ける方法としては大きく3つあります。
ポイント
- 各種福利厚生サービスを自分で契約する
- 福利厚生を使えるビジネスマッチングサービスを利用する
- 福利厚生代行業者の株主となり、株主優待でサービスを受ける
3つ目の株主になるというのは少しハードルが高いと思う方も多いと思います。
実際僕も少しハードル高いなと感じるので、前者2つの各種福利厚生サービスを自分で加入する方法とビジネスマッチングサービスを使う方法について詳しく見ていきます。
まずは、自分で契約できる福利厚生サービスを見ていきましょう。
フリーランスエンジニアが自分で契約できるお得な福利厚生サービス
フリーランスが自分で契約できるお得な福利厚生サービスとして3つ紹介します。
フリーランス協会のベネフィットプラン
加入できる人 |
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年会費 | 1万円~ |
内容 |
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一般社団法人あんしん財団
加入できる人 |
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月会費 | 2,000円~ |
内容 |
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全国デジタル・オープン・ネットワーク事業協同組合(JSC福利厚生制度)
加入できる人 |
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月会費 | 2,850円~ |
内容 |
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ポイント
どれも年間1万円~3万円強くらいで加入できるので、会社員の福利厚生に比べると安すぎますね…!
フリーランスエンジニアが仕事を獲得すると共に福利厚生を受けられるサービス
上記で紹介したものは、自分でお金を払って入会するものでしたが、フリーランス向けの案件を紹介してくれるサービスを利用することで福利厚生がついているものがあります。
こちらでは、代表的なものとして5つ紹介していきます。
仕事を獲得できるだけでなく、福利厚生を無料で利用できるのでコスパ良すぎです…!
ギークスジョブのフリノベ
フリーランス向けのエージェントのギークスジョブでは独自の福利厚生プログラムとしてフリノベあります。
代表的なサポート内容として下記のようなものがあり、案件参画することで無料で利用することができます。
ポイント
- 会計ソフトの割引サービス
- 確定申告セミナー
- ヘルスケアやグルメなどの優待利用
- 各種オンライン学習サービスの割引利用
レバテックフリーランスのレバテックケア
フリーランスエージェントとして最大手のレバテックフリーランスも福利厚生パッケージがあります。
ポイント
- 安定した収入
- 税務関連の手続き
- ヘルスケア
といった3つの側面からサポートしてくれます。
具体的な内容としては下記の通りです。
安定した収入
- 営業代行
- 単価・条件交渉代行
- 専属フォロワー
- 正社員求人の紹介(レバテックキャリア)
税務関連の手続き
- 税理士紹介
- 有名クラウド会計ソフト2か月無料
- 確定申告セミナー
- マネープラン相談
ヘルスケア
- 人間ドック最大30%OFF
- がん検診5,000円OFF
- 脳ドック割引
- スポーツジム利用を特別価格で
一部のサービスは有料で利用するリロクラブなどの提供サービスをレバテックが費用負担をしてくれることで無料で利用できるようになっています。
MidworksはエージェントでTOPクラスの福利厚生
フリーランスエージェントで最も福利厚生に力を入れているところとしてMidworksがあります。
上記で挙げたレバテックフリーランスも提携しているリロクラブだけでなく、フリーランス協会のベネフィットプランもMidworks利用者は無料で使うことができます。
給与保証制度がついているのも魅力の一つで、Midworksの福利厚生としては次のような特長があります。
ポイント
- フリーランス協会のベネフィットプランが無料で利用可能
- イーウェルのWELBOXを利用可能
- 健康サポート:会員価格で検診や人間ドックの受診ができる
- 子育て両立支援
- スキルアップ支援:TOEIC対策・ビジネス法務など
- リラクゼーション優待
- 優待価格でバーチャルオフィスを利用可能
- クラウド会計ソフトfreeeの個人事業主プランを無料利用可能
- 保険代理店の紹介・案件受注中は保険料半額負担
- リロクラブを年会費無料にて受給可能
- 万が一仕事が途切れた際に月額契約単価の80%を受け取れる
クラウドワークスのフリーランスライフサポート
クラウドソーシングサービスのクラウドワークスもフリーランスライフサポートとして下記のような福利厚生があります。
ポイント
- 健康・ヘルスケア
- 育児介護サービス
- スポーツ・フィットネス
- 食事・グルメ
- 旅行優待
- レジャー
- エンタメ
- ショッピング
- 美容・ビューティ
利用する条件としては、毎月3,000円以上の報酬を獲得されている方となり、3か月連続で3,000円を越えてから翌々月より利用することができます。
なお、クラウドワークスのエージェントサービスのクラウドテックでも同じようなサポートをしてくれます。
自分で仕事を探すのが面倒な方は、幅広い案件を取り揃えているクラウドテックおすすめです。
ランサーズのフリーランストータルサポート
クラウドワークス同様、クラウドソーシングのランサーズも福利厚生があり、下記のようなサポートが受けられます。
ポイント
- 健康・ヘルスケア
- 育児介護サービス
- スポーツ・フィットネス
- 食事・グルメ
- 旅行優待
- レジャー
- エンタメ
- ショッピング
- 美容・ビューティ
クラウドワークスと同じですね。
条件としては下記のようになっています。
ポイント
ランサーズで過去3か月連続で5,000円以上の報酬を獲得されている方が対象となります。
まとめ
今回はフリーランスエンジニアが加入できる福利厚生サービスについて紹介をしてきました。
僕はフリーランスになったのが2014年2月ですが、当時はなかったもの・知らなかったサービスが盛り沢山でもっと早く知りたかったというのが本音です…。
既に仕事が決まっている方であれば自分で加入できる福利厚生サービスに加入すれば良いですが、案件が決まってない方は下記いずれかの福利厚生を使うと良いですね。
福利厚生充実度順
いずれのエージェントも高単価で案件を獲得できつつ、福利厚生の恩恵をうけることができるのでコスパ抜群過ぎます…!
特にMidworksがピカイチで福利厚生が充実していると言えますが、あなたに合った案件が見つかるかは別の話なので複数のエージェントに登録すると良いですね。
エージェントについては下記の記事でも解説をしているので参考にして頂ければと思います!