フリーランスWebマーケターのミツキ(@ptnimz1987)です♪
現在会社員(正社員)の方でフリーランスへの転身を検討されている方もいるかと思います。
そこで下記のような疑問を感じる方もいるのではないでしょうか?

- 会社員とフリーランスの違いってなんだろう?
- 会社員からフリーランスになるメリットってどんなことがあるだろう?
- 会社員とフリーランス掛け持ちでできないかなぁ?
上記のような疑問を解消する形で本記事にて解説していきます。
先に結論から書くと「フリーランスの方が圧倒的に有利」です。
理由は色々あるので詳しく解説していきますが、いきなりフリーランスになるのが怖いという方は掛け持ちもOKです。
とにかくフリーランスに興味があるという方はまず行動するという選択以外に解決手段はありません。
と言うのも、たまに僕は「フリーランスすごいね」と言われるのですが、ぶっちゃけやってみればいいじゃんって思うことが大半でみんな行動してないからです。
実は下記のツイートの通り僕も昔はそうだったのですが…。
「自分には○○できない」と口癖のように言ってたのですが(今もたまに…)、言う前にまずやってみろって話。社畜の時は基本ネガティブ思考だったので何でもできないと判断してました🤔
転職なんてできないと思ってたし独立することも無理と思ってたけど、いつしかフリーランスになり家で仕事してます😌— ミツキ🤓プロテク/SEライフログ運営 (@ptnimz1987) June 20, 2019
踏ん切りがついて行動してからは人生が大分変化してきました。
会社員で4年SEやって、常駐型フリーランスで5年SEをやって、今は家でフリーランスWebマーケターとして仕事をしています。
フリーランスとして生きる僕がフリーランスと会社員の違いやメリットなど惜しみなく解説してきます。
フリーランスと会社員の比較:違いは大きく7つ
まずはフリーランスと会社員の違いを見ていきます!
ポイント
- 収入
- 保険
- 年金
- 税金
- 社会的信用
- 働き方
- 契約・雇用形態
それぞれについて解説していきます。
フリーランスと会社員の比較:違い①収入
まずフリーランスと会社員の違いで気になるのが収入ではないでしょうか?笑
収入に関しては、下記の記事で僕の実際の年収を元に事細かに書いているので詳細は割愛しますが、断然フリーランスの方が稼ぎやすいです!
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時給換算すると、会社員よりフリーランスの方が3~4倍くらいになりました。
フリーランスと会社員の比較:違い②保険
続いては保険です。
僕も元々はIT業界の一般企業で正社員だったので関東ITソフトウェア健康保険組合の社会保険に入っていましたが、フリーランスになってからは国民健康保険に変わっています。
体感になりますが、社会保険と国民保険は大きな違いはありません。
扶養有無によって変わってくるので将来的には金額に誤差が生じるかもしれませんが、単身の方は特に気にする必要はありませんね。
ただ一つ気を付けるべき点があります。
それは「国民健康保険への切り替えのタイミング」です。
仮に社会保険抜けて病院にかかるとびっくりする金額が請求されます。
僕は経験ないのですが、通常数千円のものが数万円かかったりするのでフリーランス切り替えのタイミングは注意しましょう。
フリーランスと会社員の比較:違い③年金
年金も会社員時代は厚生年金だったところからフリーランスになって国民年金に変更されました。
厚生年金は国民年金に加算されて支払う(収入により異なる)ので、国民年金のみの方がお得です。
今20代30代の人は確実に年金がもらえないのは目に見えていることなので、出来るだけ払いたくないものですよね。
固定費を下げた方が生活は豊かになるのでフリーランスの方が良いですね!
フリーランスと会社員の比較:違い④税金
続いては税金ですが、税金に関しては考え方が大きく異なります!
わかりやすく金額例を出しながら説明していきます。
税金の例
フリーランスと会社員で収入が同じ500万円/年、所得税が10%だったとします。
会社員の方は、収入から先に所得税の10%が課せられ(50万円)、更に保険料や年金などが引かれて手元に戻ってきます。
これがフリーランスの方の場合、収入から先に保険料や年金・経費などが引かれ、残った額に所得税の10%が課せられます。
要は所得税以外の引かれる額が同じ200万だった場合、
会社員=500万 - 所得税(500万×10%=50万) - 200万 = 250万
フリーランス=(500万 - 200万) - 所得税((500万 - 200万) × 10%) = 270万
となります。
上記の例の通り、フリーランスの方が自由に使えるお金が多いことになりますね。
ちなみに上記の収入の例は2018/10時点の僕の年収でw、僕は経費として家賃や交際費などを計上してるので所得税を大分抑えられています。
2月~3月は確定申告で若干めんどいですが、自分の収支をしっかり管理出来るという面では勉強になりますし、フリーランスのエージェントを使うとこの辺もサポートしてくれるところはあります。(Midworksやギークスジョブなど)
フリーランスと会社員の比較:違い⑤社会的信用
社会的信用に関しては、今のところ会社員の方のほうが有利になります。
例えば、クレジットカードを作る場合、「○○会社の△△です」と言えば「○○会社なら大丈夫だろう!」ということで会社が担保となってくれます。
フリーランスの場合はこの○○会社がないので「△△です」とクレジットカード会社に言ったところで「誰??」となってしまいます。
僕もフリーランスになってから引っ越す時、不動産業者の方が困った顔をされていたのを今でも覚えています。
結局、エージェント経由で仕事をいただいているので、エージェントの会社を出すことで事なきを得ましたが。
そして僕はそんなに興味ないですが、不動産投資もローン組んでやるのは難しいです。
実際僕の友達が不動産投資の紹介の仕事で最近会社を興したのですが、僕がやりたいと言っても審査通らないから厳しいだろうと言われました。
(フリーランスでできるものもあることはあるらしい)
フリーランスと会社員の比較:違い⑥働き方
最近は会社員でも働き方を選べる会社も増えてきているようですが、まだまだフリーランスほどではありません。
フリーランスはスキルや条件にもよりますが、在宅での仕事があったり、週3勤務だけでいい仕事があったりと比較的自由に働き方を選ぶことができます!
ちなみに僕も2019年6月からノマドを開始しました。
職種としてはWebマーケターですが、クラウドワークスやランサーズでも仕事を受注してるので可能性は無限大ですね!
フリーランスと会社員の比較:違い⑦契約・雇用形態
周知の事実の事実かと思いますが、最後は契約・雇用形態の違いです。
基本会社員であれば会社に雇用されていますが、フリーランスは雇用されていません。
業務委託や準委任契約などの契約となるので雇用形態が異なります。
フリーランスと会社員を比較:共通する点
続いてはフリーランスと会社員で共通する点を見ていきます!
色々考えましたが共通するのは最も重要な下記1つですね。
フリーランスと会社員を比較:共通点①対人関係が大事
会社員だからとかフリーランスだからというのは抜きにしても人間関係は万人にとって大事なものですね!
ただ会社員よりフリーランスの方が対人関係はより重要になってきます。
会社員であれば周りに同じ会社の人がいて他愛もない会話がしやすかったりするかもしれませんが、フリーランスは基本一人で仕事先へ乗り込みます。
その時に試されるのが対人関係であり、コミュニケーション能力です。
とは言え、僕の体感としてあるのは、多少対人関係に苦手意識があっても、普通にコミュニケーションとれれば問題ありません。
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ちなみに僕は会社員時代に上司に怒られていたのは9割以上が対人関係によるものでした。
会社員として生きていくのもフリーランスとして生きていくのも対人関係はとても重要なので、意識してしっかりと鍛えていきましょう!
フリーランスと会社員を比較:共通点②働き方(常駐フリーランス限定)
上記のフリーランスと会社員の違いで働き方が違うと書いたので、「???」と思う方いるかと思いますが、会社員とフリーランスで働き方が同じケースもあります。
と言うのもSEであれば、企業へ常駐して働くことが多いですよね。
会社員でもフリーランスでも企業へ常駐して働くと大して違いはありません。
僕は最後に常駐してたところではフリーランスと思われてなかったくらいなので、第三者目線で見ても大きな違いはないと言えます。
フリーランスと会社員を比較:共通点③これまでの実績が見られる
フリーランスと会社員も仕事を取る時はこれまでの実績が見られます。
仕事の受注の仕方は会社員とフリーランスで異なりますが、実績の見られ方は同じです。
会社員だと若干会社の関係性で実績が弱くても許されるところはありますが、結局それだと会社に頼った人生になってしまいます。
それはそれでいいかもですが、会社に何かあったら共倒れです。
今の時代、大企業であれ会社がどう倒れるかわからないので自分の力で生きていく力は持っておくべきでしょう。
これまでの実績とあなたの想いで仕事を取ってこれるようになると人生楽しいですよ!
フリーランスと会社員を比較:それぞれのメリット/デメリット
上記に重複するところもありますが、ここからはフリーランスと会社員のメリット/デメリットを見ていきます!
詳細は下記記事にフリーランスエンジニアのメリットとデメリットとしてまとめてあります。
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正直なところ、フリーランスになることはメリットしかないのですが、しいてデメリットと言えるとしたら確定申告が面倒くさい事くらいでしょうか?
ただそれも最初はお金周りの勉強のためにやって、あとは外注しちゃうのもOKです。
フリーランスであれば確定申告など税金面の雑務を外注するのも可能になります。
フリーランスと会社員を掛け持ち・兼任は可能でメリットあり
会社員やりつつフリーランスとして働くことできないか?と疑問を持つ方もいるかと思います。
もちろん可能で、会社員やりながら副業的な感じでフリーランスとして働けます。
掛け持ちで会社員とフリーランスをやると下記のような5つのメリットがあり、まだフリーランスになるか迷ってる方にとっては良い手段と言えます!
フリーランスと会社員を掛け持ちメリット①収入が安定してチャレンジできる
フリーランスになると安定したが稼げないと感じる方もいるかと思います。
それは正解のような不正解な話で、フリーランスエージェント経由で仕事を探せば仕事が切れることは少ないのですが、それでも改定を持ってる方などは特に収入を安定させたいという気持ちがあるかと思います。
会社員をやりながらフリーランスであれば、会社員の収入という土台があって、プラスアルファでフリーランスの仕事になるので収入は安定します。
フリーランスと会社員を掛け持ちメリット②自分のスキルが磨ける
会社員からいきなりフリーランスになると今までのスキルを元手に転向となるので、基本的に業務内容は今までと同じようなスキルを使った仕事となります。
これが掛け持ちであれば、最初は単価が低かったとしてもフリーランスとしての仕事は今まで培ったスキルと違うもので勝負することも可能です。
下記のような感じでチャレンジすることが可能です。
- 正社員→システムエンジニア
- フリーランス→Webマーケター
上記は僕自身の経験に重ねているのですが、昼間はSEをやって平日夜や土日はWebマーケターとして仕事をするという感じですね。
フリーランスと会社員を掛け持ちメリット③収入をアップさせられる
会社員からフリーランスへ切り替えても収入アップすることができるというのは上記でも紹介したのですが、掛け持ちでも収入をアップさせることは可能です。
これは当然といえば当然の話で、会社員やりつつフリーランスとして掛け持ちをすることで副業的な形になるので、会社員の給料+@で収入が入ってくるようになります。
いわゆるダブルインカムで会社員の収入だけよりは確実に収入をアップさせることが可能です。
フリーランスとしての所得が年間20万円を越えたら確定申告が必要です。
確定申告しないと脱税で罰せられるので注意しましょう。
フリーランスと会社員を掛け持ちメリット④休日が有意義に使える
僕は会社員時代、特に仕事で根詰めてやっていた時は休日=休むものという感じで、今思えばムダな時間の使い方をしていました。
会社員やりつつフリーランスをやると確実に毎日やることが沢山になります。
あることが増えると当然土日の使い方も変わってくるので、ムダな時間を使うことが減ってくるでしょう。
休日の時間はあなたの未来のために貴重な時間なので有効活用できると良いですね。
フリーランスと会社員を掛け持ちメリット⑤付き合う人が良い意味で変化する
僕はフリーランスになってから人間関係が良い意味で激変しました。
会社員時代はほとんど会社の人としか一緒にいなかったので刺激もなければネガティブな人も多かったので、どんどん悪影響を受けていました。
下記ツイートの通り、付き合う人で人生変わるのでとても重要です。
僕は人生を変えようと思った時に付き合う人を変えました😌
✅社畜時代 ➡ ブラック企業の同僚のみ
✅脱社畜時期 ➡ 会社外の友達を作る
✅フリーランス時代 ➡ 起業欲や現状変えたい欲の強い人中心
✅現在 ➡ 自己実現したい、そのために行動してる人中心人は環境の生き物なので付き合う人重要😇
— ミツキ🤓プロテク/SEライフログ運営 (@ptnimz1987) June 18, 2019
会社員と掛け持ちであればフリーランスを始めることでTwitterなどSNSで関わる人も変わってくるはずです。
フリーランス始めるなら付き合う人も意識して変えると良いです。
困ったらフリーランスから会社員に戻ることは可能
ここまでフリーランスと会社員の違いなど見てきましたが(若干フリーランスひいき目でw)、フリーランスが嫌になったら会社員に戻れば良いです。
つまりフリーランスが気になるなら一度フリーランスにチャレンジしてみましょう!
仮に会社員→フリーランス→失敗と経験をしたとしても、次に会社員に戻る時、会社側としてもチャレンジした経験を買ってくれるはずです。
上記で見た通り、会社員であればフリーランスであれ実績が問われるのでチャレンジしたという実績は会社にアピールする時の強みになります!
僕自身は会社員へ戻る理由をもはや見つけられないのですが、戻ることも全然問題ないので迷ってる方は是非チャレンジしてみましょう。
まとめ:会社員からフリーランスになろう!
ここまで僕の経験に基づいて書いてきました。まとめになります!
まとめ
- フリーランスのほうが稼ぎやすい
- 保険は会社員もフリーランスも変わらない(扶養家族が増えたら会社員の方が得)
- 年金はフリーランスのほうがお得
- フリーランスは節税できる
- 社会的信用を求めるなら会社員
- 働き方を選びたいならフリーランス
- 会社員もフリーランスも対人関係が大事
圧倒的にフリーランスが有利ですが、SEでフリーランスになるにはまずフリーランスエージェントに登録すると安定して仕事を見つけることができます。
下記におすすめのエージェントをまとめているので参考にしてみてください。
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